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ノルジェとノヴァ  作者: 赤いか


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1/4

出会い

 とある自然豊かな山奥。人の姿が見えないような場所で一人の男が畑を耕していた。

 そこに近づいてくる一羽の鳥。鳥の口には手紙が咥えられていた。男の友人が寄越したのだった。


 「ん?なになに…?」


 小鳥は知っていた。一通は明日開催のパーティの招待状だということを。

(うん。ホントおかしい。何で前日に渡すんだ?)

 小鳥は知能があった。それこそ人の言葉が理解できるほど。

 ただもう一通はなにか知らない。...知らないがどうせあまり重要ではないことはなんとなく分かっていた。小鳥は鋭いのだ。


 「なるほど。じゃあ君が送ってってくれるのかな?」


 少し気まずい沈黙が流れた。

 (いや、俺人運べないよ?小鳥だよ?何言ってるの?こいつ)

 小鳥はそう思った。無理はない。

 

「あーちょっと待ってて」


 男はそう言ってなにかを取りに家に入っていった。

 いつまで経っても出てこないので小鳥は心配になって、玄関をくぐった。そこで見た光景は殺風景で中にはドアが四個だけ。

 (扉ありすぎでは?)

 小鳥は不思議に思った。

 (まぁ…いいか…)

 気にしてもしょうがないので流すことにした。


 少しすると、一つの扉から男が道具をいっぱい持って戻ってきた。

 

「とりあえず、喋れないと不便だろうから喋れるようにするね」

 

(…?は?こいつ何言って…?)

 男は道具の一つを小鳥の首に取り付けた。

 

 『おい、何やってるんだ…よ………?』


 小鳥は喋っていました。


 「あぁよかった。ちゃんと喋れるようになったんだね。あとそれもう外れないから外そうとしないでね。爆発するよー」


 小鳥は呆然としていた。


 『…は?』


 とても正常な反応だ。


 「よかった…爆発しないで…まだ研究段階だけどうまくいったね」


 男は小声で言った。安心していたが…言っている内容は物騒すぎる…。しかもこれ男が無断でつけたものということを忘れてはならない。


 「さて一段落したし自己紹介しようか」

 そう言って男は名乗り始めた。

 

「僕の名前はノルジェ。農家兼研究者?をしています」

 『なんで研究者の部分に(?)ついてる言い方なんだよ』


 ノルジェは、ばつが悪そうにその疑問に答えた。


 「まぁ…研究者始めてまだ二年なのに対して農家は七年くらいやってるからね」

 『…ちょっとまて。自信ないのに俺の首に道具を付けたのか?』

 「自信はあったし大丈夫っしょ!」


 小鳥は一抹の不安を覚えた。こいつは頭が大丈夫なのか、と。


 「そんなことより!君の名前を教えてくれるかな?」

 『今、そんなことよりって言った?俺どうなるか分かってなかったのに?あと情報量多すぎて理解しきれてないんだけど…』


 小鳥は混乱していた。突然喋れるようになって、しかもどうなるか分かってなかったのだからそれも仕方のないことだ。

 「まぁ…がんばれ!」


 男なりに励ました。


 『お前のせいだよ!!!』


 すると逆に怒られてしまった。


 「まぁまぁ、いいじゃないか。それよりも早く名前を教えておくれ」

 『よくねぇよ!…はぁ、ノヴァだ』


 小鳥はノヴァと名乗った。


 ノルジェとノヴァが今日、出会った。二人の冒険はここから始まる―

 

 指摘を受けたところを修正しました!

 ( )の部分も空白空けたほうが読みやすくなるのかな…


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