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ヴァンパイアを追いかけろ(7)和美視点
仕方なく、ニンニクを食べた。
「口がくっさーい」
・・・。
・・・。
・・・。
ひるまず、近付いてくる。
「イ、イヤー!こ、来ないで。来ないでよーー!!」
抱き締められた。
「は、離してよ!!」
何で、ニンニクまで食べたのに何で近付いてこれるの?
「意外な顔だな。何で光を当てたのに。十字架を見たのに。ニンニクを食べたのに」
図星だった。
「我は、『ネオ・ヴァンパイア』。すでにヴァンパイアの弱点は克服されているのさ」
「そ、そんな・・・」
「それに」
・・・。
・・・。
・・・。
首筋に噛みつかれた。
「イ、イヤーーー!!」
ドクン。ドクン。
血を吸われていく。
「あっ、や、やめて。・・・・・・」
「楽にせい。すぐに楽になる」
意識が遠のいていく。
「それに、我の武器は、首筋への吸血。口がニンニク臭かろうが関係ないのさ。キスをするわけではないのだからな」
ドクン。ドクン。
血を吸われていく。
「ああー。あ、あと、あと、少しであの屋上から発する光にたどり着けたというのに・・・お願い助けて、誰か助けて・・・」
「これでお前も我がしもべ。フ、ハハハっ!」
ネオ・ヴァンパイアの高笑いが周囲にこだまする。
そのまま、和美は意識を失った。




