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ヴァンパイアを追いかけろ(3)主人公視点
蒼生市へとつながるトンネルをくぐり抜けた私とシスターとヴァンパイアハンター「ライラ」。
「何よ。これ?」
街を徘徊する、ゾンビ、ゾンビ・・・ゾンビの数。
その数、無限大。
「私に任せて!」
「キュア」
シスターの魔法で、私たちの身体は暖かい光に包まれた。
「これでゾンビたちは近付いて来れないわッ」
「ありがとう、シスター。さあ、行くわよ!」
急ぎ、三枝君の家に行った。
「様子がおかしい」
「そんな?!」
ドアが開けっ放しだった。
部屋がめちゃくちゃに荒らされていた。
・・・。
・・・。
・・・。
三枝君の姿はどこにもなかった。
「そんな・・・三枝君。すでにゾンビに」
私は、その場に泣き崩れた。
「あきらめるのはまだ早い」
ライラが吠えた。シスターが後に続く。
「聖地に光を感じる。神官様が信号を発しているのです」
「信号?」
「聖なる導きです。そなたに来い、と言っておられる」
「でも?三枝君がいないんじゃ、今さら・・・」
「信号は二つある。もう一つは三枝君でしょう」
「じゃ、三枝君は?」
「ええ。生きておられる証拠です」
私の心に希望の光が満ちた。
「さあ、行きましょう。導きなるもとへ」
「待っててね。三枝君」




