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ヴァンパイアを追いかけろ(2)和美視点
高校3年生の三枝和美は、家に閉じこもっていた。しかし救助は来ず、ガスも電気や水道も停止した。
備蓄していた食料もそこをついた。
「このまま餓死するくらいなら・・・僕は・・・」
外の世界に飛び出した。
玄関を出たら、左右からゾンビに襲われた。
「キャー!助けて」
とっさに持っていた懐中電灯を振り回した。
その事で、ゾンビはひるんだ。
「そっかー。光に弱いんだ。それに・・・」
両耳のピアスを意識する。
それは「十字架」で、誕生日プレゼントに、と両親からもらったものだ。
「急がなきゃ」
ひるむ左右のゾンビを横目に、足を速める。




