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異世界
「手がかりはヴァンパイアです。私も血を吸われた女性の一人です」
「えっ?バレていた」
「わたしと共にヴァンパイアを倒しましょう」
シスターが不敵に笑った。
「あなたの左腕を見ればわかります」
「そうか」
確かに手首からひじが青い。
「ヴァンパイアを捕まえる以外に手段はありません」
「このままだと」
「あなたの体は血を失って全身 青くなり、そのままゾンビ化です」
「そんな」
「ゾンビ化になれば、ただ闇雲に人に襲い掛かる。もはや、人の感情は皆無です」
「なにか手はないの?」
「簡単なこと。あなたも誰かの血を吸えばよい」
「絶対にイヤ」
「もしくは」
「何か手があるのね?」
「好きな人に噛まれた傷口を吸ってもらうのです。それは消毒効果をもたらし、進行を止めます」
「それよ!」
「あまりおすすめはできませんが・・・」
「なぜ?」
「二人ともヴァンパイアになってしまうからです」
ヴァンパイアのしもべになるか、愛し合う彼とヴァンパイアになるか。二つに一つ。
「さあ、どうしよう」




