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安い鶏肉はクドく味付けするべし



 安い鶏肉の、安い部位で経済的に美味しい料理を教えてしんぜよう。

 ズバリ、カチャトーラだ。

 俺の好みとしてはオリーブ、ケーパー、アンチョビを入れる、トスカーナ風になるのか?が好み。


 鶏肉の安い部位。

 手羽元。ドラムスティックとも言う。

 この部位、定番としては煮込みがあるが、個人的に好みではない。

 皮がズルリとしていてね…中華風に一度揚げてからならまだいいんだけど。

 さて、この安い部位を濃い味付けで美味しくいただいてしまう訳だ。

 まず手羽元に塩少々と小麦粉を薄く叩いて焼いてしまう。

 皮目がバリっといい色になればよい。

 その間に他の食材を切ってしまう。

 玉ねぎをクシに、オリーブやケーパー、ニンニクを粗みじんに。

 アンチョビもなんとなくザクっと切ってしまい、準備しておく。

 トマトソースが無ければトマト缶で良い。

 それすらなくても、まぁ良い。

 トマトソース無しのローマ風もそれはそれで旨い。

 アマトリチャーナもトマト抜きのグリーチャがある、あれみたいなもんだ。

 ただ、ニンニクとオリーブはマストかな、個人的に。

 結構幅の広い料理で、人によりけりではある。

 器が広いと言うのだろうか、様々な調理法を受け入れてくれるナイスガイだ。

 さて、良い色に肉が焼ければ、玉ねぎを入れて、それが透き通る程度に火を入れる。

 オリーブ、ケーパー、ニンニク、アンチョビを入れてこれもなんとなく炒める。

 最低ニンニクに火が通れば良い。

 アンチョビは適当に鍋を弄ってれば溶けるからヨシ。

 具合を見て白ワイン、適当にデグラッセしてトマトソースかトマト缶。

 トマト缶なら煮詰める時間が余計にかかるが、その程度。

 良い具合に煮えたら味の塩梅を見る。

 アンチョビなどで味はついていると思うが、塩加減を見てやる。

 これで完成。

 お供にバゲットでも。

 濃いめに味付けたら案外白飯でも食える。

 ここまでコテコテに味付けしてしまえば安いブロイラーの匂いなんて気にならん。

 正直ソースがウマすぎるのでそれだけでバゲットが進む。

 勿論正肉でやっても美味しいし、骨付きの半身でやれば上等な仕上がりだろう。

 しかし上等な肉なら他にも食べ方あるしな、と思ってしまう貧乏性なのだ。

 さて、如何だったろうか。

 塩漬けケーパーは少々手に入りづらいかと思うが、上記通り懐の広い料理、適当でも美味しく仕上がるものです。

 鶏肉料理のレパートリーに入れてみるに一考の余地アリ、ですよ。

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