表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/36

引き抜けあの子の尻子玉!黒ギャルエルフの生配信

 ハチオウジシティ。

 古今東西、宇宙中のあらゆる生物の尻子玉が集まる違法都市。界隈では、ここで手に入らない尻子玉は無いと言われている。

 尻子玉テニスや尻子玉ピンポン。そして競技者自身の尻子玉を賭けた大相撲などの競技…そして違法賭博が開催されている。


 この宇宙の外れに隠された都市で、エルブン尻子玉の反応があった。

 エルフの尻子玉は森林の塊のようなものだ。芳しい香りと強力なリラクゼーション効果もあり、トイレに設置するのにうってつけだという。闇尻子玉オークションで、取引でもされているのだろうか?



 ハチオウジの人口の九割が河童だ。念の為付け加えておくと、河童が宇宙人の一種であるというのは周知の事実である。

 ノリヒロらが降り立った市場は、行き交う河童たちで賑わっており、水揚げされたばかりの尻子玉がセリにかけられていた。

 商店では色や大きさ形の異なる尻子玉がずらりと並んでいるため、何が尻子玉で、何がそうではないのか分からなくなる。

 尻子玉!尻子玉のような風船羊羹!これはアーモンド!こちらはアーモンド型尻子玉!ややこしい。


「どれか適当に買って帰って、あのエルフたちにはめたらいいかな?」

 きゅうり味の風船羊羹を手にとって、エクストラバージンは言った。きゅうりの他にも生尻子、焼尻子、ベーコン味などの様々なフレーバーがあるようだ。


「言い出しっぺが適当な仕事をしないでよ。ちゃんとエルフのものを探して。エルフの尻子玉は特別だから、その辺で投げ売りにはされないはず」

 パフィニップルからの通信。

 エルフの尻から盗まれた尻子玉を探しに、ノリヒロとエクストラバージン、二人のエルフはわざわざ遠い星系までやって来たのだ。


「この広い都市から、エルフの尻子玉を100人分探し出すのか?面倒だな…」


「近くの森に、エルブン尻子玉の強い反応があります。ノリヒロさん、まずはそちらに向かってください」




 二人はスペーススギが立ち並ぶ、実質的高尾の森にやってきた。移動方法は電車をひとつ乗り継ぎしただけだ。

「気をつけて。尻子玉レーダーに反応が…囲まれてる」


「どすこい!エルブン生尻子玉!いただきでごわす!!」

 突然に襲いかかる野良河童力士のぶちかまし!


「チェストッ!!」


「ぐほおっ!!」

 ノリヒロの森林正拳突きで吹き飛ぶ河童!樹齢50年のスペーススギに激突!


「グ、グーパンは反則でごわす…」


「貴様らのローカルルールなんぞ知るか!エルフの戦いは殺すか死ぬかだ!!」


「…わかり申した。負けは負け!我が尻子玉を持っていけ!」

 野良河童力士は尻の穴をさらけ出す!完全降伏の姿勢だ。


「そんなものいらん!尻の穴をこちらに向けるな!!…ん?」


「どすこい!エルブン生尻子玉いただきですわ!!」

 突然に襲いかかるメスの野良河童力士のぶちかまし!


「チェストッ!!」


「んほおっ!!…負けました。どうぞ尻子玉を持って行ってくださいまし」

 メスの野良河童力士は尻の穴をさらけ出す!完全降伏の姿勢だ。


「メスでもそれをやるのか…」

 カルチャーショック!異星の異文化体験だ。



 次々襲いかかる野良河童力士!


 どすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこい!

 チェストチェストチェストチェストチェストチェスト!


 次々露わになる河童の尻穴。



 ノリヒロがふと気がつくと、エクストラバージンの姿が見えなくなっていた。

 周りには肛門を晒す河童たちと…鏡張りのトラックがあるだけだ。


 鏡張りのトラック。


「…野糞か?野生の河童がはびこる、危険な森だというのに」





「クックック…このタマタマが欲しいんだよね?じゃあまずは、いくつか質問に答えてくれるかな?」

 エルブン尻子玉を手のひらで弄ぶコアラ。


「ええ〜?まあいいけど。ちゃんとちょうだいよね?」


「まずは名前と年齢教えてくれるかな」


「えーとぉ…エクストラバージン。117歳、エルフです」


 エクストラバージンは、ラグジュアリールームでコアラのインタビューを受けている。エルブン尻子玉をあげるという文言にホイホイ付いて来て、怪しげなトラックに乗り込んでいたのだ。

 なぜトラックの中にラグジュアリールームが?

 しかも一面がガラス張りの、奇妙な作りだ。ノリヒロが野生の河童と戦っている様が見える。


「学生さんなの?おっぱい大きいけど」


「はあ?んもう!……忙しくて全然行けてないけど、いちお高校生。100年くらい留年してる」


「趣味は?なんかスポーツとかやってるのかな?おっぱい大きいよね」


「ええ〜?最近ダイエットしててえ、森林拳っていうの習ってます。まだはじめて3日くらいだけど。あとちっちゃい頃にバレエとか習ってた」


「今まで何人くらい付き合ったの?」


「えっ……」


「どうしたの?」


「えーとぉ……500人くらい、かな?」

 嘘である。

 これは精神的イニシアチブを取られまいとするエルブン防衛本能によるものである。つまり見栄を張っているのだ!


「へー、すごいねえ。…エッチ好きなの?」


「ふぁっ……ふ、普通かな!?同時に5人までならヨユーって感じ??」

 アダルト・エルブンコミックス由来のにわか知識だ。改めて説明すると、彼女はバージンである!


「…多い時で30人くらい、かな?」


「30人?それってもう、そういう企画の撮影だよね?」

 墓穴を掘ったエクストラバージン!

 エルフの戦いにおいて、精神的アドバンテージを取られることは自殺行為に等しい。黒ギャルエルブン防衛本能が警笛を鳴らす!


 しかし黒ギャルエルフは精神的アドバンテージを取り戻すため、さらに嘘を上塗りする!

「はあ!?撮影とか…全然平気なんですけど?」


「そりゃ良かった。実はこれも撮影なんだ。生配信中だよ」


「へ??」


 インタビューコアラの他に、カメラコアラ!他にもコアラが二匹!しかもみなマッシブだ!


「そ、そうなんだ?まあ平気だし。撮影なんて慣れてるし?もう100回くらいやってる」

 本当に大丈夫なのかエクストラバージン!?



「いやあ…おっぱいも大きいし、少しぽっちゃりしてて男ウケしそうだよねえ。

とってもカワイイよ。カワイイカワイイ。

その程度の情報で…精神的アドバンテージを取れると思っているところもなあ!!!」



 メキメキメキー!!



 コアラの皮が破れ…中から現れるサメ!?


「ギャアアア!!!なにこれ!!?ノリヒロー!!助けてえ!!」


 助けを呼ぶエクストラバージン!しかし…ノリヒロはこちらを見向きもしない!?

 ひたすら野良河童の尻穴を開帳させている!

 そう、今まで彼女が窓だと思っていたのはマジックミラー!!ノリヒロからは単なる鏡張りのトラックにしか見えない!!


 コアラの一匹が後ろ手で入り口に鍵をかけ、完全防音の密室の完成だ!

 愚かな黒ギャルエルフは、サメのフィールドに囚われたのだ!!



「Hello bitch!!俺は男優サメのスリーハーフラブ!!

そして俺のマジックミラー・サメフィールドへようこそ!俺が物理的に食ってきたエルフは99人だ!!」


「ヒイ!!…た、た、たったそんだけ?あたしの方が全然食べてるし!」

 エルフを食べたらダメだ、エクストラバージン!戦闘に不慣れな彼女は、すでに平常心を失っている!!


「はいはい、それでは撮影を再開します。

お前の尻子玉摘出生配信!!および、黒ギャルエルフのスナッフフィルムをなああ!!!」


「ふふふ、ふざけんな!あたしの森林拳、見せてやるっつーの!!(助けてノリヒロ!!?)」

お読みいただきありがとうございます。

気になりましたらご評価orブックマークをよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ