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真空パックにつめられたイタチザメの娘は通電すると泣いて喜びすぐ堕ちる

 サメタワー。

 惑星シズオカの中心地シズオカシティにそびえ立つ、サメ次元の中継地。

 ここから発生するサメ毒電波によって、シズオカの民は全員ゾンビと化している。街には霧が立ち込め、サファリから抜け出したゾンビライオンやゾンビタイガーが闊歩する、まさに地獄絵図!

 地下に逃げ延びたわずかな住人たちは、哀れにも茶葉をかじって飢えを凌いでいる!おお、神よ!いずこにおわすのか!?


 …この地獄と化したシズオカシティに踏み込む、3人のエルフがいた。

 日本人中年童貞エルフ、ノリヒロ!どスケベメスエルフ、ポンティ!そして名前からして危険な老エルフ、デスアクメ老師!

 サメ殺し同好会からやって参りました。どうぞよろしくお願いします!!


 彼らがシズオカを救ってくれるというのか…?

 違う。彼らは、殺すのだ。

 そう、サメを殺すのだ!

 彼らの背後に積み重なるは、真空パッケージングされたサメパック!

 まさにサメ地獄。サメのための地獄だ!ヒレ伏せサメども、命乞いをしろ!!今度はお前たちが地獄へ行く番だ!!!



「ダーイ!!クソエルフ!お前のコフィンをトイレットにしてやるぜええええ!!」

 ファックサインの目潰しで襲いかかるパンクサメガールを、ノリヒロはエルブン当身で無力化!そして速やかにパッケージング。


「モゴモゴモゴー!!!」

 ブイイイーン…エルブン・バキュームがパックの空気を吸い込む。


「……!…!………」

 パンクサメガール沈黙!!口だけをパクパク動かすことだけを許された…哀れなサメパック。

 サメガールズ、サメボーイズ、ゾンビザメ、バイクザメ、フライングシャーク、サメ忍者、サメポリス…サメタワーから刺客として送られて来る、大小様々なサメたちが次々パッケージングされ、その最高の鮮度が保たれていく!

 そして山積みのサメ・パックを、ポンティが搬出用の木製エルブン・コンテナに順次収納!手慣れた一連の流れ作業、さながらエルブン・サメ輸出業者!コンテナは後にエルブン・トラックで運び出す予定!

 これぞサメ殺し同好会・禁断のサメ殺法が一つ、エルブン・シャーク・エクスポート。通称・真空サメ(おろ)し!


「このサメちゃんたちはみんなのお土産にしようねえ。みんなきっと喜ぶねえ」

 サメ輸出のための様々なエルブン・グッズは、すべてデスアクメ老師が作り出したものだ!


 ノリヒロは老師に改めて礼をする。

「あなたがいなければ…ここまで戦い抜くことはできなかった。ありがとうございます、本当に助かりました。デスアクメ老師」


 ポンティが尋ねる。

「サメ相手って…他のエルフたちも真空パックで戦うの?こうやってコンテナに入れて…」


「そんなわけないよお。真空パックは、ただ面白いからやってるだけだよねえ」


「「えっ…!?」」

 二人の作業員に明かされる、衝撃の真実!!





「こんなちんこいサメちゃんたちなら、なんとでもなるっしょ。手足を落として転がしとくとか、クスリ漬けにするとか、セメントで固めるとか」

 …真空バキュームパックの方がはるかにマシだ。


「要するに、サメちゃんの心をブチ折ることだよねえ。あっちの次元からこっちにちょっかい出して来るなら…もう二度と、こっちに来たくないと思わせればいいわけだよね?」

 終始にこやかなデスアクメ老師。が、話の内容が実にエグい!このババアエルフ、怖すぎる!まるでエルブン神話に登場するデーモンエルフ!

 …しかしその言葉には一理ある、とノリヒロは思った。不死のサメたちとの戦い、それは心を摘む戦いなのだろう。


「どうやったら殺せるかじゃあなくて、どうやってぶち殺すかなんだよねえ。ほら、想像してごらん。殺しても死なないなんて、最高のオモチャだろう?ワクワクしてこないかい?」


「ワクワク……弱卒ゆえ、そんな余裕はございません」


「例えばほら、このめんこいサメちゃんは…電気が好きなんだねえ。そうかいそうかい。あたしも好きだよねえ」

 古エルブンアイにより、真空サメ・パックと化したサンダーボルトの弱点を見抜く老師。そしておもむろに、サンダーボルト・パックを撫で始めた。


「…!………!!」

 パクパク口を動かすサンダーボルト。その瞳は言うまでもなく、恐怖に染まっている!




「アババババー!!!ゆるじッバババババー!!!」

 老師による真空サメパック拘束通電プレイ…!!他にもいくつかの拷問めいたエルブン・グッズがイタチザメガール・サンダーボルトを責め立てている!それらは全て森林由来の、環境に優しい天然素材100%で作られている!しかしサメにとっては全くもって優しくない!!


「ハハハ、嬉しそうだねえ。めんこい"エルフ"ちゃん、ちょっと自己紹介してくれるかな?」


「……いやしいメスブタイタチザメの…サンダーボルトでございましゅ……アバババー!!!」

 完全に心を摘み取られ、まるで無残な活け造りの痴態を晒すサンダーボルト!


「ごめんねえ、すっかり耳が遠くなっちゃって…サメって聞こえたけど?」


「エッ……エルフでしゅ!!いやしいメスブタサメエルフ、サンダーボルトでしゅ!!!」


「だよねえ〜、よかったよかった。悪いサメはいなかったんだねえ」


 ……イタチザメガール・サンダーボルト、サメエルフ堕ちである!!



「サメエルフ堕ち???待ってください!どういうことです!?私は一体何を見ているのですか!!?」

 激しいショックをウケるノリヒロ。エルフ面とサメ面双方のメンタルショックにより、大変危険な精神状態だ!師から受け継いだふんどしがなければ、失禁さえしていただろう。

 そしてポンティは立ったまま気絶!泡を吹き、失禁している!


「ええ?サメはいない、エルフは増える。いいことだらけじゃない?」


「アッハイ」


「最高のショウだよねえ。この子はこれからエルフとして、仲間だったサメちゃんたちと戦うんだよ。罪悪感に駆られながらも、だんだんそれに馴れていって…そのうち元カレとか殺しちゃうのかもねえ。フヒッ、よだれが出ちゃうシチュだよねえ」


「アッハイ」


「…それでメスブタサメエルフのサンダーボルトちゃん、初体験はいつ頃?週何回くらいオナニーしてるのかな?」

 デスアクメ老師のインタビューは続く!!


「はひっ…はひいいいい!!毎日してましゅ!!朝晩2回の系4アババババ!!!」

 これぞサメ殺し同好会・禁断のサメ殺法が一つ、エルブン・マインド・ブレイク。通称・即堕ちサメ顔ダブルピース!!




 ……おおむね順調と思えた惑星シズオカにおけるサメ殺し。しかしサメはサメだ。一筋縄ではいかない相手!

 地響きとともに、奇妙な音が聞こえてくる。


 ウオオオオオオーーーーーン……!


 ASS(アポカリプティック・シャーク・サウンド)だ!!


「なんだい?んほおッ!!」

 突如としてデスアクメ老師の脳天がかち割られる!!吹き飛ぶ老師!しなびた乳が風車のようにグルグルと回る!!

 即死だ!!


「老師いーーーーー!!!!」


 老師は死んだ!もういない!瞬時に切り替えてノリヒロとポンティは敵襲に身構える!


 マインドブレイク状態のサンダーボルトは、宙を見つめて両手でVの字を作っている!

「はひいっ、しゅみません…サメロードしゃま……わらし…こんなになっちゃいまひたあ…」

お読みいただきありがとうございます。

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