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「あ、その前にちぃと要件済ましてくるッスね。
にーちゃんねーちゃんは家の中で待っていてほしいッス。
リュウの民には外で立ち話はキビシーッスからね」
「お、助かるな」
ガリルは足元のハクとコクの仕留めた死体も持ち上げ、人混みの中へかけていってしまった。
ノア達はガリルに言われた通り、ガリルの家の中で家主を待つ。
「ただいまッスー!いやー、大量大量ッス」
ガリルはにこにこと清んだ笑顔を浮かべて家に戻ってくる。
手には大きなカゴがあり、中には肉が大量に入っていた。
「それ、先ほどの魔物ですか……?」
「そッスよー、キビシー環境ッスからね。魔物もユーコーに使うのがオレっち達ッスよ」
ガリルは暖炉の前に腰掛け、鉄串に肉を通していく。
「さ!晩飯にするッスよ!元気な子は手伝って欲しいッス!」
そう言ってガリルはぱんと手を打った。ガリルの言う晩飯の手伝いをしていくと、肉を焼いていき、皆は早々に食事を済ます。
──
食事が終わり、片付けの最中。
ノアは一瞬これでいいのかと迷いに囚われたが、思っていることを口にする。
「ガリルさん、傷の手当てからお食事まで、ありがとうございました。
私達はこれからフィーニスへ向かいます」




