↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第十六章
PR
131/167

8

「フィーニスッスか。最近人の出入り多いッスねー。

ほんとに何にもねぇ場所ッスのに。

この前も近く通ったら赤毛のにーちゃん?ねーちゃん?の姿もみたッスね」


フィーニスでみた赤毛の人物。

それは恐らくグレンデルの事だった。

近くまで来ているという事を実感し、ノアの心臓がどくんと早鐘を打つ。


「あと少し……」


ノアが呟く。ガリルは不思議そうにノアを見つめた。


「あ、でも馬車壊れてしまったんですよね。レイルさん、どうやって行きましょうか……」


「その事については問題無いぜ!ガッちゃんからソリとロープ借りたから、オイラが犬ソリ見たいな感じで引っ張るぜ!」


レイルはにこにこと答えた。

レイルの負担が心配だが、移動手段があるならばと、ノアはほっと息を漏らした。


「あとは、シロちゃんとクロスケが起きたら完璧なんだぜ」


レイルの耳はさみしそうに下を向いた。

まだ目を覚まさない二人の事が気がかりなのだろう。


レイルは二人のもとへ歩むと、愛しそうに頬を撫でた。

そんな中、静まりかえっていた民家に一人のベスティアが慌てて入ってくる。


「が、ガリルー!」


それは熊のベスティアだった。

大柄の男性で、不安そうになにかに怯えている。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。