表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
方舟物語  作者: 狛ノ上緒都
方舟物語・第十三章
PR
102/167

9


レイルはアルカナロッドで森を見渡せる高さまで飛び上がる。

上から見渡すと、ウルラが追跡している少女を見つけた。


「みっけみっけ」


少女は森をがむしゃらに走っている様子だった。

レイルは少女の近くまで飛ぶと、アルカナロッドをヘアピンに戻して走って少女を追いかけた。


「確かこのあたりに」


「誰ですの!?」


レイルががさがさと草木を掻き分けると、その音に反応したのか、フィオはブローチをハルバードに変えて、その刃をレイルに向けていた。


「どちら様ですの!フィオはもうおうちに帰らせて貰いますの!」


あの男達の仲間だと思われているのか、少女はきつい眼差しでレイルを睨み付ける。

レイルは向けられた刃に慌てた。


「誤解だぜ!オイラのおうちは二階だぜ!

この子見せたらきっとわかるんだぜ!」


レイルはわたわたと慌てると、思い出したかのように腕を掲げた、そこにふわりとウルラが降り立つ。


「そのフクロウさん……!」


少女は察したようで、気が抜けた様にハルバードをおろした。


「じゃあお兄ちゃんが助けてくれたんですのね!」


「えっ、まぁ、そうなる?」


実際には彼女が抜ける隙を作ったにすぎず、せっかく助けようとたてた作戦も、彼女の前には不要だったようで自然と疑問系になる。

それを聞いて、少女はくすりと笑いをこぼす。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ