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(46)オレは報酬をレイズする

 一夜明けて翌日。

 ピーカン晴れの天気に恵まれ、二日酔いもなく気持ちのいい朝を迎えた。

 

 結局、昨夜の御代はピンピンの奢りというか正確には店の奢りという事になった。

 お陰で懐は痛まなかったのだが、料理も酒も結構いただいてしまったので若干心が痛んだ。

 次行く機会があれば盛大に呑み食いしてちゃんと自腹で払おう。

 

 帰り際にシンがオレやリズたちの宿を聞き出そうとしていたのが若干気持ち悪かった。

 ストーカーか、お前は。



 今朝は冒険者組合で集合という事でリズたちと申し合わせてあった。

 せっかく同じギルドになったんだから宿も一緒にしようとジュリアが誘ったのだが、リズが固辞したので別々のままなのだ。

 

 固辞した理由は不明だが、あの2人が夜な夜な他人に見られてはいけない秘め事を行っていると勝手に想像して、そりゃ邪魔しちゃ悪いよなと納得したオレはさすが大人だ。

 

 組合の建物の外には誰もおらず、中へ入るとリズたちが先に来ていた。


「おはよう。2人とも早いね」

「おはようアスカ」

「おはようございます。私たちもつい先ほど来たところです」


 ほら、つくづくマリュウは良く出来ているなぁと感心する。

 立派な営業マンになれるぞ。


 そこへ玄関から勢いよくダモネフが入って来た。

 

「おお! もう来ていたのか。いや、さすがというべきだね」


 オレたちがそれぞれ挨拶をすると、満足気に頷いて奥へ行こうと促して来た。



「早速だが、今回の依頼の報酬だ。昨日申告してもらった内容を元に計算してあるが、もし手違いなどがあればすぐに申し出てくれ給え。待たせずすぐに訂正するよ。ハハハハ」


 昨日とは違って朝からエライ陽気だな、このオッサン。

 確実にオレより年上だが、まだ衰えを感じさせない脂ぎった中年男性だ。

 まぁ、確実に女子中生女子高生からは疎まれるタイプだが。


 そして簡単な計算書と共に、組合長自ら個別に報酬が手渡された。


 今回の依頼の報酬(オレ個人)

  基本報酬:銀貨20枚

  救出手当:銀貨10枚(1名分)

  魔物討伐手当:

   ドルク(5等級)100ゼニー×3

   ドルガ(4等級)銀貨1枚×4

   ガーム(4等級)銀貨1枚×2

   コンガ(4等級)銀貨1枚×3

   ラドルガ(3等級)銀貨100枚×1

   ザリオ(2等級)金貨1枚×1

   ※死骨、顔面岩については対象外とする(計測不可のため)

 =1139300ゼニー

 

 うおッ、マジか! すげぇぞ。

 ザリオが2等級評価になったのが利いてる。

 これ、ジュリアも金貨1枚あるでしょ。


「ジュリア!?」

「信じられない……たった2日でこんな大金……」


 唖然として計算書と報酬を見詰めるジュリア。


「その金貨の半分は私のおかげなんだからね!」


 ピンピンがジュリアに恩着せがましく言っているが、声のトーンにそれほどトゲはない。

 終わった事をいつまでもグジグジ言わないのもピンピンの良い所だ。


 リズとマリュウはやはりさほどの金額にはならなかったのか、表面上は特に喜んでいる様子は見受けられない。


「ん? シン君はどうしたのかね。彼の分も用意していたんだが……」


 え、なんで?

 シンは要救助者であって依頼を受託した人間じゃないでしょ。

 そういう所はちゃんとしないとただのえこ贔屓になっちまうぞ、ダモネフ。


「それじゃ、後で伝えておきますよ」

「うむ、そうか。頼んだぞアスカ君」


 いや、ちゃんと伝えるよ。

 伝えると言っておいて全くそのつもりはない、なんてよくある会社の新人いじめじゃないから。


「それから討伐認定の申請をしたいのではないかと思って用意しておいたのだが、どうするかね」


 え、マジで? それは非常に助かる。


「お願いします、是非」

「うむ。では各自こちらへ記入してくれたまえ」


 そう言うとダモネフは予め用意しておいた申請用紙をテーブルの上に並べた。

 確かに5人分ある。

 まさか組合長本人が用意してくれたわけではないだろうが、何にしろ有難い事だ。


 全員が書き終わると、ダモネフは用紙を回収した後で懐から階位札を取りだした。


「実はもう新しい階位札を持ってきている。申請が承認されるのは決まっているからね。いやなに気にしないでくれ給え。ほんのちょっとした手続きの簡略化だよ」


 申請処理のフローを勝手に変更するのは権限を逸脱している気がするが、敢えて突っ込まないでおく。


 メンバーそれぞれの新しい階位札は以下の通り。


 ジュリア:赤札⇒紫札 3級

 アスカ:赤札⇒紫札 3級

 ピンピン:黒札⇒赤 5級

 リズ:赤札⇒青札 4級

 マリュウ:赤札⇒青札 4級


 おお、これでオレも晴れて紫札になったのか。


「私が一番低いのね……」

「ピンピン、階位なんて組合の形式的な分類なんだから、そんなに気にするなよ」

「そうよ、ピンピンならすぐ追いつけるわ」


 オレとジュリアの慰めも耳に入ってはいても、心に響かないらしい。


「ピンピン君、そうはいっても最大限の進級なのだからそこは納得してくれ給え」

「はい。ありがとうございます」


 ダモネフの言葉に対する返事に、ようやくふっ切った感が出ていた。

 良かった。


「ああ、そうだった。肝心なものを忘れるところだった」


 一旦席を立ちかけたダモネフが再度椅子に座りなおして、懐から巾着を取りだした。

 おい、それ昨日のリーベルトの巾着じゃないだろうな。

 覚えてないけど、なんか柄が似てるぞ。


「今回、カカ山を拠点に勢力を広げようとしていた山賊を討伐してくれた功績に対して、特別報酬を支払う事になった」


 はい!?

 なんだよ山賊って。

 

 こちらの反応を気にする風でもなく、ダモネフは巾着から金貨を10枚取り出してテーブルに並べた。

 

 うっそ! 金貨10枚!?

 あ、でもこれさすがに1人10枚じゃないよな。

 みんなで分けると1人1枚……余ったのをどう分配するかな。

 

 オレが配分方法を考えている間、別な事を考えていたらしいジュリアが口を開いた。


「あの、組合長。山賊っていうのは何の事?」

「ジュリア君。よく思い出してくれ給え。君たちは依頼の遂行中、カカ山で入山者や中腹の村の人たちを襲った不埒な山賊どもを偶然発見し、討伐してくれたんだ。ペピンやラシークの人々にまで危害を加えたかもしれない連中を。そうだね?」

「いえ、私たちが倒したのはシャイア教徒たちで……」

「ジュリア君! シャイア教はペピンでの不正な活動のため、昨夜のうちに滞在許可が取り消されたのだよ。そのうち何人かは山賊と通じて非合法な事に手を貸していた疑いもある。だが、カカ山にいたのはあくまでも山賊だ。どうだね、思い出してくれたかね」


 なんだよ、特別報酬とか何とか言って結局は口止め料って事じゃないか。


 ダモネフの野郎、シャイア教側に何か忖度しやがったに違いない。

 シャイア教の悪行を世に知らしめるつもりは全くないらしい。

 

 どうする?

 ダモネフの思い通りにさせるのか?

 

 ジュリアは全く納得いかない顔をしているし、このままじゃ喧嘩腰になりかねない。

 ピンピンも憤慨している表情だ。

 

 リズとマリュウは……ああ、完全に軽蔑の眼差し。

 まぁ汚い大人の典型みたいな振舞いだもんなぁ。仕方ない。


「組合長! それってもしかして……」

「待て待てジュリア。落ち着け」


 ジュリアが宣戦布告する直前に止める。

 ロビィも言ってたじゃないか。

 今はシャイア教を敵に回すのは得策ではないって。


 オレ自身全然納得はいかないが、ここでもめてもメリットがない事だけは理解できる。

 一応、リズとマリュウからは目配せで任せて貰ったし、ピンピンも理解してくれるはず。


「何よアスカ! こんなのおかしいじゃない! どうしてシャイア教に……」

「ジュリア! いいから落ち着けって。組合長の言う事をよく考えるんだ」

「アスカ……あなたまさかこんな不正……」

「やめろジュリア! 一度口に出した言葉は戻らないんだぞ」

「でも……」

「言いたい事はわかってる。でも真実がいつでも正しいわけじゃない」


 ジュリアはぷぅ~っと頬を膨らませ、目を合わせてくれない。

 

「……そんなの意味わかんない。正しいから真実なんでしょ」


 ぼそりと反論する。


「ジュリア、ほら座って。少し落ち着こう」


 ピンピンがジュリアの肩を抱いて、椅子にかけさせてくれた。

 うまくガス抜きしてあげてくれ、ピンピン。

 ただし、あまりこっちに聞こえないように頼む。

 

「すみませんでした組合長。ジュリアにはちゃんと理解してもらいます」

「そうか、うむ。まぁ若いうちは色々と壁にぶつかるものだよ。一つ一つ乗り越えて大人になっていくんだ。アスカ君はその辺、わかってくれるね」

「はい、わかります。ただ……」

「ただ何だね?」

「オレたちだけじゃなく、今回の一件に関わった人間は少なくないですから、全員に対して将来的に意思統一を図るにはもう少し何と言うか色を付けていただかないと……」

「なに? う、うむ。そうか。確かにそれは一理あるな。これは済まなかった」


 そう言うとダモネフは更に金貨を10枚取り出して並べた。

 

 おお! なかなか壮観な眺めだ!

 

 左の頬に何か突き刺さるようなモノを感じて顔を向けると、リズがめちゃくちゃ怖い顔で睨んでいた!

 ごめんなさい、許して! これもみんなのためなんだ!

 いや、お金も欲しいけど。

 

 そして隣のマリュウは半目――ジト目でオレを見据えているッ。

 やめて! オレは虫けらじゃないよッ! その目はイヤだーッ!

 

 ジュリアを懐柔しているピンピンまで若干軽蔑の眼差しになっているんですが……。

 そうですか全員敵ですか。


「これでどうだね、アスカ君」

「充分です。ご配慮に感謝します、組合長」

「いやいや、優秀な冒険者に正当な対価を支払っただけだよ。気にしないでくれ給え」

「ワンさんたちや、シンにもここから渡しておきます」

「うむ、そうしてくれ給え。よろしく頼むよ。ハハハハ」


 最後は機嫌良く笑いながら部屋を後にしたダモネフ。

 残されたオレたちは、部屋の中でものすごーく微妙な空気になっていた。


「師匠、今のはちょっとどうかと思います」

「そうよ! なんか汚い!」


 うっ、ジュリア。その言葉はちょっと厳しすぎるよ。


「よく言えば交渉上手、悪く言えば欲深い、といった所かしら」

「アスカさんがこんな事をするとは思ってもみませんでした。とても……意外です」


 リズのはともかく、マリュウは今最後の言葉を選んだだろ?

 最初何て言うつもりだったんだよ、もう!

 

「あーはいはい。どうせオレは悪人ですよ。それじゃ、この金貨はみんないらないんだね」

「師匠! それは!!」

「アスカ、そんなに拗ねなくてもいいでしょ」

「そうです。それとこれとは別です」


 結局金はいるのかよ、という3人だったが1人だけ違うようだった。


「私は……そんなお金、いらない」

「ジュリア……」


 まさかまさかの!

 そこまで正義感が強いとは思わなかった。

 いや、正義感というよりこれはもう潔癖症に近いだろ。

 

 だがちょっと待て。

 これは本当ならジュリアが正しくて、オレが圧倒的に間違っているんじゃないか。

 腐りきった大人のオレと、純真無垢なジュリアとどっちが正しいかなんてわかりきってる。

 

「とりあえずこれ、ひとり1枚ずつね」


 テーブルの金貨を回収してその場にいた4人に1枚づつ配る。


「師匠、残りはどうするんですか?」

「ワンさんたちに1枚ずつ、シンにも1枚。残りはちょっと考えがあるから任せてほしい」

「まぁ、もともとアスカが何もしなければ半分だったんだもの。好きにしていいわよ」

「リズ様がそう仰るなら私もそれで構いません」


 ピンピンも受け取ってくれたので納得したものとする。

 ジュリアだけは最後までテーブルの金貨を手にしてくれなかったので、一旦オレの方で回収。

 

 とにかく部屋を出ようという事で移動する。

 

 ロビーへ出た所にちょうどワンウーチャンがいたので、報酬の話をして金貨を1枚ずつ配った。

 ウーさんチャンさんが小躍りして喜んだため、ロビーにいた他の冒険者が何事かと色めき立って注目を集めてしまい、金貨を持っているのがバレてしまった。


 ワンウーチャンが囲まれるうちにオレたちはするっと逃げ出して外に出た。

 すまんが後は自力で何とかしてくれ。


「結局の所、組合側は公にシャイア教と事を構えるのは避けたという事ね」


 リズがまたさっきの話を持ち出してきた。

 ジュリアが興奮するから蒸し返さないでくれーと思いつつも、ちゃんとコンセンサスとっとかないとという気持ちもある。


「そう言えば昨夜の査察も、大々的なものではなくひっそりとした感じでした」

「でも一応は町から追い出されるんですよね?」

「だと思う。一応やるべき事は組合長もちゃんと手を回してくれたんだろう」

「でも山賊だなんてありもしない事をでっちあげる必要ある?」


 やっぱりジュリアはまだそこに引っかかっているのか。


「シャイア教が山中で死霊召喚の実験をしていました。それを辞めさせて教徒を皆殺しにしましたって言えばいいわけ?」

「私たちが殺したんじゃないわ!」

「少なくともヤルタはオレたちが殺しただろ」

「そうだけど……あの時はもう完全におかしくなってたじゃない」


 あ、そうだ! ジュリアと話していて思い出した。


「そう言えばあの時、どうしてヤルタは急におかしくなったんだ?」

「私もそれがずっと気になっていました。他に誰か、何か気が付いた方はいませんか?」


 マリュウもずっと気にしていたらしい。

 では少なくともマリュウにそれらしい原因は感知出来なかったって事だな。


「魔法の使い過ぎで精神的に衰弱していた可能性は?」


 リズが考えながら思った事を口にする。


「衰弱している感じじゃなかったよなぁ。むしろ急に元気になってなかったか?」

「発狂したとすれば元気になったように見えても不思議はないわ」

「発狂してても魔法って使えるものなの?」

「さぁ、どうかしら。発狂した事がないからわからないわ」

「私見ですが、精神が乱れた状態で魔法を使うのはかなり難しいのではないかと思います」


 マリュウにオレも一票。

 だから、発狂したのだとは思えない。


「ヤルタがおかしくなる直前に何か変わった事はなかったんですか?」


 ピンピンがリズとマリュウの方へ尋ねる。

 確かにあの時は2人がヤルタの傍らにいて尋問をしていたのだった。


「あの時はロビーナさんとアスカさんを見て、こっちへ来させるなといって暴れていました」

「そうよ、だからヤルタはアスカたちの方を見ていたはずよ」

「あ!」

「どうしたの、アスカ」

「何か思い出したんですか、師匠」


 思い出した。

 オレたちの方を見て叫んでいたヤルタが急に動かなくなったのだ。

 あの時、ヤルタが見ていた方向には――。


「バニーニがいたんだ……」

「え?」

「何を言ってるの、アスカ?」

「だからあの時、ヤルタがじっと見ていた方向にバニーニがいたんだって」

「バニーニってあのバニーニ?」


 なんかその顔、可愛いぞリズ。


「そう、あのバニーニ」

「どのバニーニよ!」


 ジュリアが大きな声を出す。

 おお、少しは元気になってきたか。


「あの時、ロビィもそのバニーニに気が付いてたんだ。眉間にシワを寄せて難しい顔をしてた」

「バニーニが?」

「いやロビィが。バニーニが眉間にシワ寄せてどうすんだよ!」


 そこはわかろうよ、ジュリア。


「それで?」

「いや、それだけ。その後すぐにヤルタがおかしくなったから」


 リズが何か考え込むような仕草をした後、マリュウの方を向いて言った。


「マリュウ、確か動物を利用した技があったわよね」

「はい。幾つかございます」

「ちょっと挙げてみて」


 言われてマリュウが挙げたのが5種類。

 

 ①動物の言葉を理解する技

 ②動物を操る技

 ③動物の感覚を一時的に支配する技

 ④動物を瞬時に眠らせる技

 ⑤動物に変身する技


 色々あるなぁ。


「この場合は二番目か三番目の可能性が高いわね。最後の技ならマリュウが何か気が付いたはず」

「私もそう思います、リズ様」

「え、じゃあ誰かがバニーニを使ってヤルタに何かしたって事?」


 急にそんな話になってびっくりだぞ。

 だが、もしそうならロビィも何か気が付いていたと考えるのが自然だ。

 くっそー、もっとちゃんと話しておくんだった。


「そうなるわね。おそらくユミロフ自身か、その側近じゃないかしら」

「ユミロフ意外にも厄介なヤツがいるとしたら、面倒な事になるなぁ」

「動物を操る、又は感覚を支配する技は元々は森の民に伝わる技術だと聞いた事があります」

「え!?」

「ロビーナがいないのが痛いわね。もっと早く気付いていれば……」


 ちょっと待て。

 森の民か、その技を持っている何者かがユミロフ側についている可能性があるって事か?

 それでロビィのヤツ、あんな表情をしていたのか!

 

 急に全てがカチリと嵌ったような気がした。


「やっぱりユミロフをこのまま見逃す事は出来ないな」

「私もそう思う!」

「師匠、やりましょう!」


 ジュリアとピンピンが今すぐにも出発しそうな勢いで同意してくる。


「でも闇雲にただ追いかけてもダメな気がするわ。情報が少なすぎる……」

「向こうが先手先手で来た場合に、こちらが不利になる可能性が高いです」


 冷静に分析するリズとマリュウ。

 確かにそうだ。

 ヤルタも、結局はユミロフの手で始末されてしまったようなものなのだから。

 

「でも、何もしないわけにはいかないわ。ヤツらがまだ何か企んでいる可能性だってあるんだもの!」

「そうよ。それがもし悪い事だったら、また誰かが酷い目に会うのよ!」


 ジュリアとピンピンの正義感魂に火が点いてしまった。

 ジュリアが復活したのは嬉しいが、あまり突っ走られるのも困るなぁ。


 ふと空を見上げた時に思い出した。

 今日はリー道場の昼食に招待されていたんだった。


 なんだかんだでもう昼じゃないか。

 組合内の部屋で結構な時間居座ってたからなぁ。


「ピンピン、時間!」

「え? ああ、もうこんな時間ッ!」


 キョトンとしているジュリアとリズたちに説明をしてピンピンと2人でリー道場へ移動する事に。

 

 ジュリアも一緒について来たそうにしていたが、後で宿で合流しようと言い残してダッシュ。

 みんな、話の途中で中座してすまん。

読んでいただき、ありがとうございます。

だんだんと次のステージの姿が見えてきました。

引き続き応援よろしくお願いします。

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