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気色悪かった
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最初は、あのイカれ女に署長を殺させようとした。
でも、やっぱり復讐は自分の手でやらなければ意味がない。そう気づいて、方針を変更した。
殺人犯になって、両親を巻き添えにするわけにはいかない。俺の計画に、失敗は許されない。
だから、キスまでした。
気色悪かった。本当に嫌だった。
たとえ必要なことでも、女と口づけをするのは最低な気分になった。しかも、この先はもっと関係を深めていかなければならない。そう考えると、虫唾が走る。
——だけど、ジンのために、俺は覚悟を決めている。
署長とあのイカれ女は、俺がこの手で必ず殺す。
——必ず、この手で。




