↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42歳治療院経営者と18歳食いしん坊JKが送る、御朱印集め&ご当地グルメ紀行 ~美人親子に迫られるなんてあるわけない!天然の俺は気が付かない~  作者: サッサン
第3章:ようこそ埼玉県へ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
79/85

第3章 第二十九話:鎮守氷川神社(川口市)

浦和駅に戻ってきた三人は、次の目的地へ向かうため、京浜東北線に乗って西川口駅にやって来ていた。

三人は駅の東口へと歩いて行った。


「わぁー、凄い沢山人や車がいますね」


美波が素直な感想を述べる。


「この川口市の人口は約60万人いると言われているからね。東京都内に入るのに川口市の横を流れている荒川を渡るだけだしね。以前お隣の戸田市に住んでいた時には、アパートが川沿いに近い場所にあったから、気分転換も兼ねて歩いて橋を渡って都内に行って、すぐに戻ってきたりしたこともあったよ」


さとしはそう言って笑っていた。


「それって楽しいんですか?」


「全然。ただ気分的に東京行ってきたぞ!ってなるぐらいかな。戸田に住んでいた時は修業時代だったからあんまりお金がなかったんだよね……」


さとしは苦笑いをする。


「さとしさんも苦労した時期があったんですね……」


「だからこそ今の自分があるんだけどね」


そう言ってさとしは美波におどけるようにウィンクした。


「ところでこれから行く神社はここから歩いて約20分ほどかかるんですけど、歩きますか?それともタクシーで行っちゃいますか?」


美鈴がこれに答えた。


「お時間に余裕があるなら、どうせなら川口の街を見ながら歩いていきたいです。美波はどう?」


「私もお母さんと同じかな。知らない町だし色々見てみたいかな」


「わかりました。それなら歩いて行きましょう!」


さとしはそう言うと二人を連れて歩き出したのであった。

三人はロータリーの正面、交番の左側を通る大きめの通り(県道110号線)を東へ向かって真っ直ぐ進み、しばらく直進すると、左手に「川口警察署」を見ながら、その先の大きな交差点(川口警察署前交差点)も、信号を渡ってさらに真っ直ぐ直進していく。警察署を越えてさらに200mほど進むと、T字路にぶつかった。ここを北東方向にあたる左斜めの道を進んで行く。そのまま住宅街の道を真っ直ぐ進むと、大きな通り(オートレース通り)に出る手前の右側に、木々に囲まれた鎮守氷川神社の鳥居が見えてきたのであった。ここまで約20分ほどの距離であった。

鎮守氷川神社は、埼玉県川口市青木にある、室町時代の初期(1400年代前半)に創建されたと伝わる歴史ある古社である。主祭神は『素戔嗚尊スサノオノミコト』と『櫛稲田姫命クシイナダヒメノミコト』。


「お疲れさまでした。ここが今度の目的地である『鎮守氷川神社』ですよ」


「ここがそうなんですね。大宮や川越の氷川神社に比べると割とこじんまりとしてるんですね」


「確かに大宮や川越の氷川神社に比べると規模は小さ目かもしれないね。でも、元旦には約5万人の参拝者が見えるみたいだよ」


それを聞いて、美波は目を大きく見開いた。


「5万人ですか。それだと三原市の人口(※)の半分以上の人が訪れているってことなんですね……」


「そう考えるとすごい人数ね。なんでそんなに人気があるんですか?」


美鈴がさとしに尋ねた。


「この神社は年間を通して多くの参拝者が来ることから『小さな大社』なんて呼ばれているんですけど、その人気の理由は、一つには季節の移り変わりに合わせて、御朱印の地紙の色がグラデーションで変化する非常に美しい御朱印があることかな。特にお正月や特別な祭事の際には『限定の特別な金文字の御朱印』なんかもあったりするらしいですよ」


「それならお参りをしたら早速御朱印をもらいに行かないといけないね!」


そう言うと美波はさとしの背中を押して拝殿の前へと進むのであった。

礼法にのっとりお参りを済ませた三人は、社務所へと向かい、御朱印を頂戴した。

ここの御朱印には『素戔嗚尊』の印が押されていた。


「さとしさん、この人って確かヤマタノオロチを倒した人でしたっけ?」


「そうだよ。『素戔嗚尊スサノオノミコト』はヤマタノオロチを倒して、体内から草薙剣という宝剣を手に入れたと言われているんだよ。このことから、思わぬところから財宝がゲットできるというご利益があるとされているね」


「なら一獲千金を狙うなら必ずお参りしないといけない神社なのね。私もお願いしておこうかしら……」


(さとしさんの心が思わぬところから手に入るかもしれないからね)


「美鈴さんは宝くじでも買うんですか?」


「宝くじよりも、私にとってはもっといいものかしらね」


そう言って「くすくす」と楽しそうに笑うのであった。


「ちなみにもう一人の御祭神である『櫛稲田姫命クシイナダヒメノミコト』は『素戔嗚尊』の妻であることから、縁結びの御利益もあるとされているんですよ」


今度はこれを聞いた美波が気合を入れていた。


「私、さとしさんとの縁結びのお願いしてきますね!」


そう言って再度、拝殿へと向かっていったのであった。

どちらの願いが叶うのか……。2柱の御祭神が三人を見守っていた。


第3章第29話をお読みいただきありがとうございます。


今回は川口市にある『鎮守氷川神社』について書かせていただきました。

私は数年前の8月に行ったのですが、とても暑い日で、神社から西川口の駅に帰る途中で熱中症になるんじゃないかというぐらいきつい体験をしたのを覚えています。

なので次に行く機会があったら、タクシーか、涼しい時期に行きたいと思います(笑)

※広島県三原市の人口は約8万3千人です


お知らせ:先日休止を検討中とのお話を書きましたが、一人の読者様から「続けてほしい」とのありがたいお言葉を頂きました。出来ましたら他の方で、どのくらいの方が継続して読みたいと感じていらっしゃるのか教えていただければと思います。継続投稿を希望の方は感想欄までよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。