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42歳治療院経営者と18歳食いしん坊JKが送る、御朱印集め&ご当地グルメ紀行 ~美人親子に迫られるなんてあるわけない!天然の俺は気が付かない~  作者: サッサン
第3章:ようこそ埼玉県へ

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第3章 第二十四話:埼玉発祥のお店『餃子の満州』

川越からさとしの家に戻ってきた三人は、リビングでくつろぎ、疲れた足を休ませていた。


「今日のお店なんですけど、埼玉県発祥の中華のチェーン店に行こうかと思うんですけどどうですか?」


美波が目を輝かせる。


「私もお母さんも中華料理大好きですよ。特に餃子だったら何個でも行ける気がします!」


「美波がそんなこと言うから、私の口が餃子仕様になっちゃったじゃない」


そう言って美鈴は苦笑いを浮かべた。


「それならちょうどよかった。今日行こうと思っていたのは『餃子の満州』ですから」


「『餃子の満州』……。広島では聞いたことないけど、その名前の響きだけでご飯が三杯はいけそうだわ……」


そう言って美波と同じように目を輝かせる美鈴であった。


ーーー


夕飯時になり、『餃子の満州』へとやってきた三人。ちなみに今回は徒歩であった。

三人は店に入ると、店員に案内されて席に座った。


「ではまずは餃子から頼みましょうか。あと飲み物はどうします?俺はせっかく歩いてきたことだしビールを頂きますけど。よかったら美鈴さんもどうですか?」


「さとしさんたら、私を酔わせてどうするつもりなのかしら?」


美鈴はそう言って妖艶に微笑んで見せた。


「な、何にもしないですよ!」


慌てて否定するさとしであった。


「それは残念だわ。それはさておいて、私もビールもらっていいですか?」


こうして大人二人はビールを注文する。ちなみに美波は未成年のためコーラを注文した。

ちなみに餃子の満州の餃子であるが、100%国産素材にこだわっており、餃子の皮に使う小麦粉をはじめ、豚肉、野菜はすべて国内産を使用している。キャベツにいたっては自社農園「満洲ファーム」を運営し、採れたての新鮮なキャベツなどを店舗へ届けているこだわりようである。

三人の前には餃子三人前と飲み物が置かれていた。

三人とも飲み物を手に取ると「今日もお疲れ様」と言ってグラスを軽くぶつけ合うのであった。

さとしと美鈴は、ジョッキに口をつけると、ぐびぐびとビールを飲み、「ぷはー」と幸せそうな息を吐いた。


「二人とも、ビールってそんなにおいしいの?」


「美波にもいつか分かる日が来るわよ……」「この美味しさがわかるようになったら大人の仲間入りだな!」


そう言って美波を子ども扱いする二人に対して「ぷくー」っと頬を可愛らしく膨らませるのであった。


「それじゃさっそくこだわりの餃子を頂きましょうか!」


さとしのその言葉で一斉に餃子へと箸を伸ばした。

焼きたての餃子を口に含んだ美波と美鈴は、ハフハフ言いながらおいしそうに食べている。


「ここのキャッチコピーは『他店より美味さ3割増し』や『うまい・安い・元気で美味しさ3割増』なんてやつなんですけど、二人が美味しそうに食べている姿を見ると、それだけで美味しさが『3割増し』じゃなくて、『3倍増し』って思えますね」


さとしの言葉に美鈴は嬉しそうな、でも少し恥ずかしそうな顔をした。


「もう、さとしさんたら……。でも私たち『赤く』ないですよ」


美鈴のその言葉を聞いて、「ぷっ」と吹き出しそうになるさとし。

それに対して、美波は「お母さん、『赤くない』って何のこと?」と首を傾げる。

そんな美波の疑問に美鈴は、


「それは若さゆえの過ちだから聞かないでおいて」


と言ってさとしと目を合わせて笑うのであった。

餃子を早々に平らげた三人は、当然のごとく更に三人前の餃子を追加する。

他にも白米に玄米を混ぜて炒め、独特のパラパラ感とプチプチを楽しめる『やみつきチャーハン』や、臭みのない新鮮な豚レバーと、たっぷりのニラ・もやしを強火でシャキッと炒めた『レバニラ炒め』など何品か注文した。そして最後の締めには自社工場で作られる自家製麺を使用した、醤油ベースの昔懐かしい『満州ラーメン』を頂いたのであった。

全て綺麗に食べ終わった三人。


「はぁー。私もうお腹いっぱいです。あと食べられるとしたら杏仁豆腐ぐらいですよ……」


(美波はまだ杏仁豆腐なら食べられるのか……)


美波の食欲に感心するさとしであった。


「美波、豆乳杏仁プリンでも食べるかい?」


「……いいんですか?」


「もちろん!美鈴さんもお口直しにいかがですか?」


「もう、そうやってまた私を太らせようとするんですから……。でもせっかくですから頂きます」


結局三人とも杏仁豆腐プリンを食べたのであった。

家までの帰り道で、元気に歩く美波に対して、さとしは大きく膨らんだお腹をさすりながらゆっくりと歩くのであった。途中、美鈴から先ほどの会話の内容を聞いた美波は夜布団に入ってから、スマホの動画配信サイトで、某ロボットアニメの全43話を一気見したのであった。


(次は私もあの会話に参加して見せるわ!)


強い決意をするポンコツ可愛い美波であった。


第3章第24話をお読みいただきありがとうございます。


今回は埼玉県川越市に本社のある『餃子の満州』でのお話を書かせていただきました。

これを書いているのは、夜中の12時過ぎだったんですが、正直お腹がすいてしまいました(-_-;)

なので明日のお昼は中華で決定です!


お願い:皆様からのブックマーク&評価☆での応援をよろしくお願いします。その応援が私の夜中の間食を我慢させ、健康に保ち、ひいては執筆活動に集中できるはずです(笑)。

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