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42歳治療院経営者と18歳食いしん坊JKが送る、御朱印集め&ご当地グルメ紀行 ~美人親子に迫られるなんてあるわけない!天然の俺は気が付かない~  作者: サッサン
第3章:ようこそ埼玉県へ

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第3章 第二十三話:川越散策(川越の締めはやっぱり氷川神社)

三芳野神社を出発した三人は川越氷川神社へとやって来ていた。

ちなみに三芳野神社から川越氷川神社への行き方は、三芳野神社のある公園を入ってきたのとは逆の北側へと抜けて行き、川越城本丸御殿の前の通り(初雁城通り)を左(西)へ曲がって行くと、すぐに川越城本丸御殿前交差点の十字路があり、そこを右(北方向)へ曲がって行く。そのまま直進すると、右手に川越市立特別支援学校が見え、そのまま進むと川(新河岸川)があり、手前を左に曲がると、大きな鳥居がある川越氷川神社の東側に到着する。

川越氷川神社には他の県から来たと思われる修学旅行の高校生たちが大変多くやって来ていた。

川越氷川神社は、埼玉県川越市にある約1500年の歴史を持つ古社で、特に「縁結びの神様」として全国から多くの参拝者が訪れる人気のパワースポットである。主祭神に二組の夫婦神が含まれていることから、家庭円満や良縁成就のご利益があるとされている。


さとしたちは最初にお参りを済ませるため、高校生たちに混じって参拝の列に並んだ。

その後すぐに順番が回ってきて、お参りを済ませると社務所へと移動するのであった。


「さとしさん、ここの神社ってやたらと女子高校生が多くないですか?」


「ああ、それはきっとこの神社が縁結びの神社として有名だからじゃないかな。この神社では月に2回『良縁祈願祭』といって、神職が良縁を祈願する御祈祷を行っているんだよ。多い時には400人もの参列者が訪れるみたいだよ」


「そんな素晴らしい行事があったんですか!是非次回はそれに参加しないと……」


美波がそう言うと、今度は美鈴も口を開く。


「そんな素晴らしい行事があるなら是非次は私とさとしさんの二人で来ないといけないわね!」


「お母さん、それずるい!私だってさとしさんと参加したい!」


そう言って譲らない二人。

それをさとしが仲裁する。


「それなら次回はまた三人でその行事に参加しましょ。その方が楽しいでしょうし!」


そういうさとしをジト目で見る二人。


(さとしさん、もしかして私たち二人を同時に口説くつもりなの……)


そんな二人に気が付かず、さらに言葉を続けるさとし。


「一人より二人、二人より三人の方が絶対に楽しいと思いますしね。それにこの『御朱印集め隊』は三人で一つのチームですからね。仲間外れはよくないです!」


そう言って胸を張るのであった。


(ああ、これは全く私達に言いたいことを理解してない感じね)


「仕方がないわね……。さとしさんがそう言うのならそうしましょ、美波」


「うん、お母さん。それにしてもどうやったらさとしさんに私たちの気持ちって伝わるんだろうね……」


二人して同じ悩みを抱えるのであった。

社務所へやってきた三人は先ほどお参りした三芳野神社と川越氷川神社の御朱印を頂く。

三芳野神社の御朱印には『通りゃんせ発祥の地』と記入されていた。また川越氷川神社の御朱印には『川越総鎮守』との記載がされていた。


「『川越総鎮守』ってありますけどこれって?」


美波がさとしに尋ねた。


「これは川越の町全体とその地域に住む人々を守る『もっとも格の高い神様』であることを意味する称号なんだよ」


「なら川越ではこの川越氷川神社の御祭神が最もえらいってことなんですね。それならさとしさんとの良縁をお願いするには川越で最も最適な神社かもしれませんね」


そう言ってさとしに笑顔を向ける美波であった。


「こんなおじさんの何がいいんだか……。いくらでも若くて素敵な男性がいるだろうに」


「いいんです!私はさとしさんがいいんです!」


「はいはい。ならせめて20歳になってから改めて言ってもらおうかな」


さとしはそう言って笑うのであった。


(これって20歳になった時になら真剣に答えてくれるってことだよね!)


「わかりました!それなら20歳になったら、……いいえ、20歳になるまでずっと言い続けますから覚悟してくださいね!」


そういって美波は笑顔の花を咲かせたのであった。

これに黙っていないのは美鈴であった。


「私はもうすでに大人だから今から言ってもいいんですよね?」


そう言って妖艶な笑みをさとしに向ける。


「もう美鈴さんまで……。それに美鈴さんは旦那さんがいるじゃないですか……。あまりアラフォー独身男をからかわないでくださいよ。本気にしちゃいますから……」 


さとしは困ったように苦笑いを浮かべた。


「さとしさんもひどい人ね。私たち夫婦がもう破綻しているのを知っているくせに……。でもいいわ。それなら私もすぐには無理だとしても、いつかちゃんとケジメ付けないとだしね」


そう言って力強く頷く美鈴であった。

川越氷川神社を後にした三人は、一路車を停めた駐車場へと向かって歩き出した。

時の鐘から始まった川越の散策はこうして川越氷川神社で幕を閉じたのである。

二人の思いがいつかさとしに届くことを、縁結びの神様である川越氷川神社の神々も、きっと温かく見守っているに違いない。


第3章第23話をお読みいただきありがとうございます。


これにて川越散策は閉幕となります。川越散策はいかがでしたでしょうか?

少しでも行ってみたくなったと思っていただけていたらうれしいです。


お願い:ぜひブックマーク&評価☆にて応援をよろしくお願いします。皆さんの応援があればきっと二人の思いもさとしに届く事でしょう(笑)。

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