第3章 第十四話:八枝神社
何とか日付変わる前に間に合いました(-_-;)
鷲宮神社を後にした一行は、上尾市にある『八枝神社』へとやって来ていた。
八枝神社は、上尾市の西端、川越へと続く開平橋の近くにあり、素戔嗚尊を御祭神とし、厄除招福・疫病退散の神様として、広く親しまれている。創建は不詳ですが、元禄年間(1688年~1704年)に「牛頭天王社」という名の社が既にあったと言われている。獅子頭がご神体として祀られており、その獅子頭の正式名称は狛狗大神で、地元では親しみをこめて「平方のおししさま」と呼ばれ、悪疫退散のご利益があるとされている。
「この『八枝神社』は、京都で訪れた八坂神社の枝社という意味らしいです。もともとは境内に茂る大ケヤキの根元に祭神を祀る石の祠があって、かたわらに獅子頭を納めたお堂があっただけみたいです」
「じゃあ、当時は今みたいな立派な神社ではなかったんですね。こうなったのっていつからなんですか?」
美波が尋ねる。
「現在のような姿になったのは1919年(大正年)だそうだよ。ちなみに拝殿の前に2本の大きなケヤキがはえているだろ。そこの間を通るとパワーをもらえるらしいよ」
「なら、お参りした後でみんなで一緒に通りましょうよ!」
「そうだね。ならまずはちゃんとお参りを済ませないとね」
三人は拝殿にてお参りを済ませると2本のケヤキの元へとやってきた。
「ここを三人で同時に通るのは幅的に難しいから1人ずつ通るかい?」
さとしが2本の大きなケヤキを見上げた。
「それならさとしさんを真ん中にして、三人手をつないで一人ずつ通っていきましょうよ!」
結局美波の提案通り、美波を先頭にさとし、美鈴の順に手をつないだまま通り抜けたのであった。
「これでみんなパワーがもらえましたね」
「そうね。私もなんだかいつも以上に元気になった気がするわ」
(元気になったのは、さとしさんと手をつないだからかな)
(元気になったのは、さとしさんと手をつないだからかしら)
美波と美鈴が楽しそうに笑っていた
そしてそれを見ているさとし。
(この二人の元気な姿が俺にパワーを与えてくれてる気がするよ)
楽しそうに二人を見ているさとしに気が付いた美波。
「さとしさん、楽しそうに私たちを見てますけど、どうかしたんですか?」
「いや、実は二人を見ているとそれだけで力が湧いてくる気がするなって思ってね。……二人が俺のパワースポットだったりして、……なんてね」
恥ずかしそうにさとしがそう言うと、美鈴が答える。
「それなら私達も同じですよ。さとしさんが楽しそうにしていると私達も元気になれますから。ね、美波」
「うん。私もそうですよ。だからこれからも一緒にいてくださいね」
そう言ってさとしを恥ずかしそうに見つめる美波であった。
その後三人は社務所に行き、御朱印を頂く。
八枝神社の御朱印には獅子頭の印が大きく押されていた。
「これが獅子頭なんですね。なんだかちょっと可愛いですね」
「地元では『平方のおししさま』なんて呼ばれて親しまれているみたいだよ。ちなみに悪疫退散のご利益があるみたいだね」
それを聞いた美波が美鈴と顔を見合わせてからさとしに向き直った。
「それだったら、私たちがいない間に他の悪い虫(女性)がさとしさんにつかないようにちゃんとお願いしておかないとですね!」
美波がそう言うと、隣で美鈴が大きく何度もうなずいていた。
そんな二人に苦笑いを浮かべるさとしであったが、その表情はどこか楽しそうであった。
「それじゃあ、そろそろ川越へ向かいましょうか!」
さとしの掛け声で車へと移動する三人。
この先、川越でどんな出来事や出会いがあるのか、そして何より川越の名物とお菓子横丁に期待を膨らませる美波と美鈴であった。
第3章第14話をお読みいただきありがとうございます。
何とか日付が変わる1時間前にこの話を書きあげることが出来ました。よかったら皆さん、仕事終わってから頑張った私を誉めてください(笑)。ブックマークや★をくれてもいいんですよ!
今回は八枝神社のお話を書かせていただきました。ちょうど患者さんから御朱印をもらってこられた話を聞いたので、気になって調べていたものを使わせてもらいました。
是非今度の行ってみようと思います。
明日も間に合うようでしたら頑張って投稿しますので、更新通知が届いたら読みに来てやってください(^▽^)/




