第3章 第四話:埼玉県のスーパーへお買い物と爆弾ハンバーグ
最近ぶくマークがなかなか増えず、悩んでいます(-_-;)。誰かいい案があったら伝授してくださいませ!
十万石饅頭を堪能した三人は、明日の夕飯の材料を買うためにさとしの家から車で5分ほどのところにあるスーパー「生鮮市場TOP」へやって来ていた。
TOPは埼玉を代表するスーパーで、「料理好きが週に1度は通いたくなる」をコンセプトにした、圧倒的な生鮮食品の強さとアミューズメント感のある売場づくりが売りである。
「ここは埼玉県を代表するのスーパーのひとつなんですよ。ほかにもヤオコーやベルクなんかも埼玉県を中心にしたスーパーですね」
「そうなのね。やっぱり人口が多いとスーパーの数も多いのね」
「特にこのスーパーは、私個人の感覚になりますけど、生鮮食品やお惣菜がとてもおいしいんですよ」
「さとしさんのおすすめのお店ってことね。何か食べたいものはあるかしら?」
美鈴がさとしに尋ねた。
「定番なんですけど、『肉じゃが』が食べたいです。なかなか自分では作りませんから……」
それを聞いた美波が美鈴の代わりに答えた。
「さとしさん、お母さんの肉じゃがは絶品だから期待していいよ!」
「美波、あんまりハードルを上げないで頂戴。……美味しくできるかわかりませんけど、精一杯作らせてもらいますね」
「はい、よろしくお願いします」
満面の笑みで返事をするさとしであった。
肉じゃがの材料以外にも様々な食材をカゴへ入れていった。
ーーー
買い物を終えた三人は自宅へ戻ると食材を冷蔵庫へと仕舞っていった。
「ところで夕飯なんですが、何か希望はありますか?」
「どうせなら広島で食べられない埼玉県もしくは関東ならではのお店とか行ってみたいです」
美波が目を輝かせて言った。
「それなら、①焼肉、②うどん、③ハンバーグ、④ピザやパスタ。どれがいいかな?」
「うーん、お昼は麺類だったから夜はご飯がいいかな。だから③のハンバーグがいいです!」
美波の意見に美鈴も賛同した。
「それなら、『フライングガーデン』と『ステーキのどん』があるけど、どちらもお勧めなんだけど、今日は『フライングガーデン』の『爆弾ハンバーグ』を食べに行こうか」
「『爆弾ハンバーグ』……。名前の響きだけでよだれが出てきそうです」
そう言いながらじゅるるとよだれをすする美波であった。
「夕飯までは時間もあるし、ゆっくりしてくださいね。ちなみに美鈴さんは体は疲れてませんか?」
「しいて言うならずっと座っていたから少し足がむくみ気味かしら……」
そこでさとしは美波に提案する。
「美波、よかったら今から美鈴さんの足のマッサージを一緒にやってみないか?家族にやるなら安心してできるだろ?」
「はい。お母さんにやるなら怖くないです」
さとしは美鈴の方に向いて尋ねる。
「娘さんのために実験台になってもらってもいいですか?」
さとしはそう言って美鈴に笑いかけたのであった。
「そんな風に言われたら断れないじゃないですか。実験台に喜んでならせてもらいますね」
美鈴はそう言って快く引き受けてくれた。
こうして美波は美鈴の体を使って、さとしより足のマッサージの施術方法を教わるのであった。
1時間ほど練習をした美波は、覚えが良く、プロとまではいかないが、気持ちよく押すことが出来るようになっていた。
「美波はこっちの才能があるかもな。仕上げに俺の足をやってみてもらっていいか」
そう言ってさとし自身の体を使って最終試験を行うのであった。
その結果は「家族や友達と言った知り合いであればやっても良し」というものであった。
(明日来るのは自分の友人ばかりにしたからこれなら体験施術を行うことも可能かもな)
その後、美波とさとしが交代し、美波がさとしの施術を受けるのであった。
(ああ、やっぱりさとしさんに押してもらうの気持ちいい……。眠っちゃいそう……)
さとしのプロの技にウトウトとまどろむ美波であった。
ーーー
時間も夕方6時を過ぎ、よい時間になったので三人は夕飯を食べに車を10分ほど走らせたところにあるフライングガーデンへと向かった。
フライングガーデンは北関東を中心に展開する、大人気ハンバーグ特化型のファミリーレストランチェーンで、群馬県桐生市で誕生し、現在は栃木県小山市に本社を置き、栃木・群馬・茨城・埼玉・千葉の5県に約60店舗を展開している。地元民からは「フラガ」などの愛称で親しまれていたりもする。看板メニューは『爆弾ハンバーグ』。
店内に入った3人は看板メニューである爆弾ハンバーグを注文する。
「このお店では『マイスター認定試験』に合格した選ばれたスタッフが目の前で最後の仕上げの調理をしてくれるのが特徴なんだよ」
「それはさらに食欲を刺激されちゃいますね!」
美波が目をらんらんとさせていた。
しばらくして注文した牛肉100%のラグビーボール型ハンバーグが、熱々の鉄板に乗せられて運ばれてきた。そして、匠バッジを着用したスタッフが目の前で半分にカットし、鉄板にジューッと押し付け、ソースをかけた瞬間に肉汁がパチパチと爆弾のように飛び跳ねる様子は三人の胃袋をこれ以上ないぐらいに刺激したのであった。
ちなみにハンバーグのサイズであるが標準が200g、大きめサイズ(キング)が250g、さらに食べたい方の400g(200g×2個)があり、美波はダブル、さとしと美鈴はキングを選んだのであった。
美波は熱々のハンバーグを口にほおばり、ハフハフしながら満足そうな笑顔を見せていた。
「このハンバーグ最高です!ご飯がいくらでも進んじゃいます」
「ここはご飯のおかわりが自由だから、存分に食べるといいよ」
そう言って美波を苦笑しながら眺めるさとしであった。
「ホントにおいしいわ。特にこの和風ソースがハンバーグにあっていて、ご飯もおいしく食べられちゃう。太っちゃいそうで困るわ……」
美鈴が幸せそうにハンバーグを食べながらつぶやいた。
「美鈴さんも美波も全然太ってないですから大丈夫ですよ。それに魅力的な二人がおいしそうにハンバーグを食べてる姿は見ているだけで癒されますし」
さとしのその言葉を聞いて二人は恥ずかしそうにはにかんでいた。
和やかな雰囲気の中、美味しいご飯に舌つづみを打つ三人であった。
第3章第4話をお読みいただきありがとうございます。
今回は埼玉県のスーパー事情から始まり、フライングガーデンでの夕飯にいたりまでを書かせていただきました。
ちなみに『ステーキのどん』ではなく『フライングガーデン』を選んだ理由は単純に、久しぶりに食べたいと思ったからです。ステーキのどんもランチタイムによく行くんですけどね。お得においしくいただけるからいいですよね(^▽^)/
また次回の投稿でお会いしましょう!
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