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42歳治療院経営者と18歳食いしん坊JKが送る、御朱印集め&ご当地グルメ紀行 ~美人親子に迫られるなんてあるわけない!天然の俺は気が付かない~  作者: サッサン
第2章:京都でグルメと観光と御朱印集め

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第2章 第二十三話:夜の京都の歩き方

イタリアンレストランのおいしい料理と鴨川のせせらぎを満喫した三人はお会計を済ませるとお店の外へ出てきた。


「さとしさん、この後どうしますか?まっすぐホテルに帰るますか、それともどこかに寄って行きますか?」


「せっかく浴衣まで着たんだし、それに二人と過ごせる京都での最後の夜だから、もう少し一緒に京都の町を回ってみたいかな」


「私だったらいつでもさとしさんが呼んでくれたら会いに行きますよ!」


美波がそう言うと、すかさず美鈴が割り込んでくる。


「美波、それは抜け駆けよ。私だってさとしさんが呼んでくれれば埼玉にだってすぐに行くわ。あれならさとしさんにこのままついて行っちゃおうかしら……」


「二人のお気持ちだけ受け取っておきますから。それよりも、またどこかほかの場所に一緒に行きましょう」


さとしの提案に二人が目を輝かせる。


「それは素敵ね!次はどこにしましょうか?美波は行きたい場所とかはあるにかしら?」


「どうせなら、私がまだ行ったことのない京都よりもっと東へ行ってみたいかな!」


美波の提案を受けたさとしが次の旅の行き先を提案する。


「それなら私が生まれ育った愛知県はどうですか?名古屋や岡崎なんかのお城や神社がたくさんある地域もありますし」


「私はさとしさんの生まれ育った町とかも見てみたいです!」


「それは素敵ね。是非次回は愛知県にしましょう!」


美波の提案に美鈴は即座に同意した。

これにより次回の旅行先が決定したのであった。


ーーー


旅行先を決めた三人は、四条から三条へとつながる「先斗町ぽんとちょう」を散策することにした。

先斗町は、三条から四条まで続く鴨川沿いの石畳の路地で、江戸情緒が残る街並みには、町家や赤提灯が並んでいる。夕暮れ時には芸舞妓が行き交い、京都ならではの風情を味わえる人気のスポットである。


「この先斗町には人気のかき氷屋さんがあるみたいですし、締めに食べていきませんか?」


さとしの提案に最初に美波が賛同し、続いて美鈴も賛同する。


「かき氷!やっぱり夏にはかき氷ですよね!」


「かき氷なら熱くなった体を冷ますのにもよさそうだし是非行きましょ!」


三人は意気揚々とかき氷を目指して進んで行くのであった。


ーーー


かき氷を食べられるお店『甘味処 旅氷 京都先斗町』に到着した三人は店内に入ると真剣なまなざしでメニュー表とにらめっこを始める。

『甘味処 旅氷 京都先斗町』であるが、かき氷は東京・湯島に店を構える人気店『サカノウエカフェ』に監修してもらっていて、素材の組み合わせ、氷の質感、口に入れた瞬間の温度や余韻に至るまで、細部まで丁寧に設計された一杯となっているらしい。

しばらく悩んだのちにそれぞれに選んだものを店員に注文した。

ちなみに美波が、いちごの甘酸っぱさとマスカルポーネのミルキーさが調和した王道を極めたかき氷である『いちごのマスカルポーネ』を。

美鈴は、抹茶をいろんな味わいで楽しめる大人なかき氷である『抹茶』を選んだ。

さとしは悩んだ挙句、『夏』と命名されている3種類のレモン素材に、ヨーグルトと蜂蜜で爽やかな夏を連想させる甘酸っぱいかき氷を選んだのであった。


注文した品が届くと美波は最初に写真を撮り、それから気合を入れてかき氷にスプーンを差し込んだのであった。

三人はほぼ同時に一口目を口に含んだのであった。


「「「うまい!」」」


三人の声がきれいハモって店内に響いていた。

黙々と幸せそうな顔をしながら食べていく三人。

途中でさとしが感嘆の声を上げる。


「普通のかき氷って表面にはしっかり味が付いていても、最後の方は氷の味しかなかったりがしますけど、ここのは最後までちゃんと美味しく食べられるんですね」


「ほんとね。ちゃんと手間をそれだけかけてくれている証拠ね」


美鈴も満足そうな顔をしながら話した。

心行くまでかき氷を堪能できた三人の体は、氷の冷たさで気持ちよく冷やされていたが、心は逆に幸せな暖かさに包まれていた。


かき氷を食べ終わり外に出た三人。


「かき氷のおかげで体が結構冷えましたね。二人とも風邪をひかないようにしてくださいね」


さとしが二人にそう告げると、二人は左右からさとしの腕に自分の腕を絡ませた。


「こうすれば寒くないから大丈夫でしょ!」


美波がいたずらっ子のような顔で、さとしの顔を覗き込んでいた。

こうして三人はかき氷で冷えた体を温めながら、ホテルへと帰っていったのであった。

心だけでなく、同時に体も温めながら……。その熱が、ただ体がくっついていることによる物理的なものなのか、それとも込み上げる気持ちによるものなのかは、本人たちにしかわからない。


第2章第23話をお読みいただき、ありがとうございました。


今回はかき氷のお店での一幕を書かせていただきました。

そろそろ現実世界でもかき氷がおいしい季節になってきましたね。

皆さんは何味が好きですか?ちなみに私は「メロンとイチゴ+練乳派」です。

今回はぜひ皆さんの好きなかき氷の味を教えてください。

感想欄への投稿をお待ちしております(笑)。ついでにブックマークと評価☆を入れてくれるとさらに嬉しいです(^▽^)/


明日も頑張って午前中の投稿をしていく予定ですので、よろしくお願いします。

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