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42歳治療院経営者と18歳食いしん坊JKが送る、御朱印集め&ご当地グルメ紀行 ~美人親子に迫られるなんてあるわけない!天然の俺は気が付かない~  作者: サッサン
第2章:京都でグルメと観光と御朱印集め

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第2章 第十八話:北野天満宮

一押しレビューを書いていただきました!是非ご覧ください。

https://novelcom.syosetu.com/novelreview/list/ncode/3199838/

鞍馬駅に戻ってきた三人は次なる目的地へ向かうため、一路電車で出町柳駅へと向かった。

車窓を流れる景色は、木々の緑から、出町柳駅に近づくにつれて徐々に町のものへと変わっていく。

出町柳駅に着いた三人はちょうど駅の目の前に停まっていたタクシーを見つけた。


「次の目的地にはタクシーでいきましょう」


さとしの提案にしたがう二人であった。

タクシーに乗り込むとき座席の場所で最初さとしが助手席に座ることを提案すると、二人から勢いよく否定されてしまう。


(……なぜこうなったんだ?)


座席はさとしを中心に右に美波、そしてその反対側に美鈴が座り二人ともさとしの腕をしっかりとつかんでいた。


(さとしさんは私に鞍馬でプロ―ポーズみたいなこと言ってくれたし、お母さんに負けていられないわ)

(さとしさんは私のことを大切な人って言ってくれたんだから、美波にだって負けていられないわ)


二人はお互いをライバルとして意識しており、掴む手にも力が入る。


「お客さん、どちらまで向かいますか?」


「北野天満宮までお願いします」


そのさとしの言葉を受け、タクシーが静かに走り出した。


ーーー


タクシーは約15分ほどで北野天満宮の大きな鳥居の前に到着した。

北野天満宮は、学問の神様である菅原道真公を祀る全国約12000社の天満宮、天神社の総本社であり、天神信仰の発祥の地として知られている。地元の人たちからは「北野の天神さん」として親しまれている。境内には菅原道真公ゆかりの梅が約50種類1500本、そしてお使いである牛をかたどった像もそこかしこに祀られている。菅原道真公は学問はもちろんのこと、弓や書などの貴族のたしなみもそつなくこなしたことから、技芸上達の御利益もあると言われている。

北野天満宮に着いた三人はまず最初のお参りをするため本殿へと向かった。

ここでも本殿へ続く長い道の途中でいくつかの屋台が並んでおり、さとしが「食べるならせめてお参りが終わってからにしてください」といって二人を引っ張っていった。

本殿にやってきた一行は立派な本殿を見上げた。


「凄い立派な建物なんですね……」


美波のつぶやきに、さとしが解説を加えた。


「この本殿は1607年に豊臣秀頼公が建てたもので、日本最古の八棟造として国宝に指定されているんだよ」


「国宝なんて聞くととくに御利益がありそうよね。それに施されている彫刻もすごく立派ですよ」


美鈴は桃山文化を思わせる豪華な彫刻に目を奪われていた。

三人はお参りを済ませ、社務所で御朱印を頂く。

美波が頂いた御朱印を見ながらさとしに尋ねた。


「さとしさん、この真ん中の丸を囲むように5つの丸が配置されてますけど、これって何のマークなんですか?」


「これはね菅原道真公を祀る天満宮の印で、『梅鉢』という家紋だそうだよ。おそらく昨日もらった錦天満宮の御朱印にもあるだろうから見てごらん」


美波が御朱印帳を開くと、確かに同じ模様があった。


「あ、ほんとにありました。このマークはそういうことだったんですね」


二人から尊敬のまなざしを感じ胸を張るさとしであった。


「御朱印も頂いたことだし、『一願成就のお牛様』に会いに行こうか」


「『一願成就のお牛様』ですか?どんなお牛様なんですか?」


「境内の乾の方角にあたる北西に祀られている牛の石像なんだけど、『乾の牛さん』と呼ばれていて、境内の中の多くある牛さんの中でも最古の牛像なんだそうだよ。言い伝えによると、その牛の像を撫でると願いをひとつだけ叶えてくれるんだって」


その話を聞いて色めき立つ美波と美鈴。


「「早速向かいましょう!」」


さとしの背中を押して、急いで『乾の牛さん』に会いに行くのであった。

『乾の牛さん』の元へやってきた三人。


「あそこの木の下にしめ縄で囲まれた大きな石があるでしょ。あれは亀石というらしくて、お牛さんと一緒にお参りするといいらしいよ。だからお牛さんを撫でてお願い事をした後で手を合わせておこう」


『一願成就のお牛様』の前に立ち、順番に頭を撫でてから一緒にお願い事をする三人であった。


((さとしさんと幸せな家族になれます様に))


美波と美鈴の願いはくしくも一言一句違わず、同じ願いであった。


(これからもこの三人で仲良くしていけます様に)


さとしのお願いも二人と一緒にいたいという点では同じであった。

この3人のお願いが聞き届けられるかどうかは『乾の牛さん』だけが知っている。


第2章第18話をお読みいただきありがとうございます。


ここでは北野天満宮でのお話を書かせた頂きました。

私が今年行った時には『一願成就のお牛様』について知らなかったため、お牛様に会いに行ってないんです( ;∀;)

言っていたら「小説投稿がうまくいって書籍化されます様に!」とかお願いしちゃったのかも(笑)


そんなお願いをしてこれなかった私を不憫に思われる方は、是非ブックマークと評価☆にて応援お願いします。応援いただいたら画面越しに手を合わせてお礼申し上げます(笑)


明日も7時40分に投稿していきますのでよろしくお願いします。

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サッサン先生の小説が書籍化されますように! 優月菜
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