第1章エピローグ
本話を持って第1章は終わりとなります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
今後もこの話を続けるかどうかは皆様の反応を見てき見ていこうかと考えておりますので、先の話も読みたいと思われる方は、ブックマーク及び評価★での応援をよろしくお願いします!
メインで投稿している『幼馴染の境界線』もよろしくお願いします!
20時過ぎの内海家。夕飯を食べ終えた3人はソファーに腰かけ聡と美波が広島駅で購入してきたお土産「メープルもみじフィナンシェ」を紅茶と一緒に頂いていた。
「この噛んだ時にさくっとする食感と、濃厚なメープルのコクと香りがマッチしてとてもおいしいわ」
お土産は美鈴さんに好評であった。
(やはりこの親子は味の好みまで似てるんだな)
美鈴の隣では満面の笑みを浮かべて幸せそうにお土産をほおばっている美波がいた。
「美波は今回の御朱印を集める旅行はどうだった?」
不意に話を振られた美波は食べることに集中していたため一瞬驚いた様子を見せたがすぐに美鈴の方を見て笑顔で答えた。
「とっても楽しかったよ。御朱印ってそれぞれの神社で雰囲気が違っていてそれを見るのも楽しいし、色んな美味しいものも食べれたからね。それに……さとしさんとも一緒だったから余計に楽しかったかな」
そう言いながら少し耳を赤くしてさとしの方を上目遣いに見た。
「そんなに楽しいんだったら私も御朱印集め始めてみようかしら。なんかこのままだと私だけ仲間外れみたいで寂しいし」
「いいと思いますよ。御朱印集めは結構歩きますし健康にもいいですから。それに日頃行かないようなところへも足を運べて、色んな街の風景が見られて楽しいですよ。そして何よりその土地のおいしいグルメに出会えますしね!」
「なら次はこの3人でどこかにお出かけしようよ!」
美波の提案遺すぐに同意する美鈴であった。
「それはいいわね。ちなみにさとしさんは次はどのあたりをねらっているの?」
「実は8月か9月ごろに夏休みをとって、そろそろ神社がたくさんある京都辺りに行ってみようかなって考えているんですよ」
さとしが次の計画を話すと、美波がそれに飛びついてきた。
「私も京都行きたいです!お母さんも一緒に連れて行ってもらおうよ」
「そうね!さとしさんさえ嫌でなければ京都の旅行に同行させてもらえないかしら」
さとしは躊躇することなく同意した。
「構わないですよ。ただ結構歩くと思うので、動きやすい格好で来てくださいね」
ここで美波からの提案で、グループラインの作成をして、この3人を登録することが決定した。
ここで問題が一つ発生した、グループ名をどうすのかである。
ここでそれぞれから案が発表された。
①さとしと愉快な仲間たち(美鈴)
②美味しいもの発見隊(美波)
③御朱印集めグループ(さとし)
「美鈴さんの愉快な仲間たちっていうのはどうかと……」
「それを言うならさとしさんのやつはひねりがなさ過ぎてつまらないです」
と美波が指摘した。
それに対して美鈴が正論で美波の案の問題点を指摘する。
「美波、あなたのなんて御朱印の御の字もないじゃないの」
悩んでしまう3人であった。
そこでさとしがいい案を思いつく。
「これなんてどうでしょう?御朱印集めとグルメ探索を一緒にした「食いしん坊の参拝隊」なんて名前は?」
「「それだ!」」
やはり息ぴったりな親子であった。
こうしてできた3人組が、今後どのような旅を繰り広げていくのかは、まだ誰にもわからない。ただ一つだけ言えるのは、この3人であれば笑いの絶えない旅になることだけは容易に想像できた。
第1章をお読みいただきありがとうございました。
第2章以降に関しましては皆様の反応を見て考えたいと思います。(第2章は京都編になります)
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