チキンな俺と、、、
すみません、先週は体を壊してしまっていて、皆様もお気をつけください
悴んで来た手を擦り合わせ街灯に照らされた暗い夜の道を俺は一人で歩いていた
1時間ぐらい前彼女を背負って歩いていた道はこんなにも暗くこんなにも寒かったっけ
結局姉の方はあのまま泣きじゃくり子供のように寝てしまったようでとりあえずベッドまで運び、そのまま妹さんと気まづい雰囲気の中居たくはなかったのでさっさと帰ってしまったのだ
意気地無しと罵るがいいさ
でもそもそも初対面の人、しかも女の子の家には泊まれねーだろ? そういう事よ
「はぁ、どうせ背負うんだったらもう少し大きい子が良かったな」
誰にきかせるでもなくただ独り言を呟く。 実際他人に聞かれたらあまりよろしくはない内容だからな
まあ二度と会うことねーだろうし、いっか
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と思っていた時期が私にもありました
翌日の朝の登校直後、他の生徒達もまばらに集まりつつあるこの教室に彼女、、、の妹がいた
「なんです?その顔は?もしや私の事気付いていなかったのですか?」
心外だと、しかしその表情は動かさずに彼女は言った
「知るかよお前のことなんか、別のクラスの仲良くない女子の事なんて覚えてる訳ねーだろ?」
「...。 ほんとに知らないみたいですね。昨日の態度といい、世間知らずにも程がありますよ」
少し眉をひそめて呟きにも見た喋り方で話す。おれ、なんかこいつにしたっけ、、、
「自惚れんなよ? ほら、おい亮!こいつ知ってる?」
とりあえず隣の席で眠たげにスマホを弄ってる奴に声をかけてその高い鼻をへし折ってやることに決めた。 今からでもこいつのすました顔が慌て出すのを想像すると気持ちがいいぞ
「なんだよ、尊?うるせーな。 なに?こいつ? こいつは、、、なんでこいつがここにいんだよ!?
ごめ、いやすみません俺かんけーねーから」
肉食動物による危険を察知した小動物のように俺を置き去りに逃げ去ってしまう
「ほら、どうです?」
少し胸を張り誇った顔で彼女は得意げにこっちを見る、しかしその時に少し影が入ったのを俺は見てしまった。




