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さて、未来の話をしよう

新年あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします


今更ながらサブタイにはたいして意味が無い時と微妙にある時がありますがまさに今回が前者に当たります



変な正義感ともなんとも言えぬ感情に駆られて二つ返事で1人にしないとは言ったけど彼女には家族がいたんだよな

さっき連絡した時女の人だったぽいし、男の俺が酔っ払ってる女の人を運んでくるってどうなんだろ


やべ、今更になって怖くなったぞ


彼女自身は酔いが少し覚めたのか真っ赤だった顔は少し青くいかにも体を壊しましたというふうに。しかし素が良いためか先程の雰囲気と打って変わってその少し寡黙で相手を立てるような雰囲気は大和撫子という言葉が今の彼女には相応しいだろう

気持ちが悪いのかそれともこれからのことが不安なのか足はカタカタと震え、手はさっきまでの図々しく背負わせていた態度とは正反対で小動物のように指先でちょこんと摘んでいた。


お互い、少なくても俺の方からは聞きたい事は俺の部屋の片付けられてない漫画程はあったのだが雰囲気のせいか、先程ならば聞けた様なことも聞くタイミングが掴めず沈黙を重ねている


「お姉さん あまり手をかけさせないで下さい」

スっとして静かではあるが芯がある美しくもあるがどこか機械的で冷たい声がロビーに通る

その時に僅かではあるが彼女(これからは分かりにくいだろうから姉と呼ぶ)の指先の力が少し強まった気がした


ロビーの扉から出てきた少女はこのマンションの風景に合わず着物を着付け黒くさらりというより艶やかな髪を腰までたなびかせやる気の無さそうな俗に言う黒いジト目でこちらを見つめていた


「それに誰ですか?この男は酒癖が悪い事は知っていましたけど男癖も悪いなんて考えてもいませんでしたよ。 もう少し男の趣味を良くした方がいいとおもいます」


「ううん、この人はそうぃぅ、、、」 蚊の鳴くような姉の声はすぐさま妹によってかき消される


「、、、私に歯向かうなんて珍しいですねお姉さん、そんなにお熱なのですか」


また姉の方は口を噤んでしまう 一応お姉さんと言ってる以上姉妹なのだろうけれども上下関係がしっかりとそこにはあり、家族特有の温かみがあまり感じられなかった


「ここで話すのも人の目がありますから部屋へ行きますよ?」


妹は姉の俺を摘んでない方の手を流れるような動作で取り、そのまま元いた場所へと向かっていく。 それに対して姉は達観した表情を浮かべそれでも何か救いを求めるかのような目で俺を見ている


「まっ、、待ってく「貴方もですよ、事情があるなら聞いてあげます」はい、、、」


ダメだ 恐らく年下である妹さんに絶対に刃向かえないようなオーラがある、今襲いかかったらマント被せられて体の真ん中辺りにありそうな秘孔疲れそうだわ


俺は覚悟を決めて重い足を引きずりながらあとに続いた


.............................................................................


さあ、やって参りました、このわたしめの初めての女の子の部屋!わーぱちぱちぱちぱち、、、えーはい、そうですね感想ですととても緊張しております。 緊張のあまり渡された座布団の上で正座をかましてますよ、ええ


「さっきから何を言ってるんですか? 貴方は」


「え?声に出てました?」


「はいっ思いっきり、とても賑やかな方ですね。

とりあえず一通りっと言ってもま、まあ?想像の通りですけどね」


あれ?意外にも震え声?案外話しやすい?


「それでは姉がお世話になりました。こんな時間ですしお詫びをしようにも今出来ることも限られておりますので今度何かしらさせていただきますね。 ほら、お姉さんもお礼言ってください」


「あ、ありがとうございました」


「それでは暗くなりますのでロビーまでお送りさせていただきますね」


と言って立ち上がろうとした妹の手を姉がとり、

「待って!!」っと今日1番の大きな声を出した


妹もそれに驚いたのかあまり開いてない目を精一杯見開いて姉の方を見つめている。 姉も自分が言った事が自分自身でも驚いているのかあたふたとした様子で口をパクパクとさせている


「あ、あの、暗いし夜だしもう遅いし話したい事あるし、泊まっていってもらったほうがいいんじゃ、、ないかって、、、」

それでも彼女は掠れたような声を出しながらそう言った


「お姉さん、何を言ってるか分かってます?」

冷たく、ただ冷たくその声は響いた


「分かってる! 分かってるのおかしい事言ってることぐらい!私だって変だと思ってるもんまだ出会って少しのしかも男の人にそんな事頼んでるのは!、だけど、、、もう、寂しくなりたくないの、一人ぼっちは嫌なの、おばあちゃんも良くしてくれたけど若いうちに死んじゃって中学生からほとんど一人暮らしだったし、、、私はまだあったことない両親のせいで今まで鈴には会えなかったしこのまま仲良くなれないままは嫌なの...」


最後には涙声で言ってることもメチャクチャでだけど彼女はさっきまでの弱々しい態度ではなくしっかりと言い放った


ぎ、ぎりぎり火曜日だよね?

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