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46話:インドア派の登山


ミルフィをシルバに連れ拐われ無い様、必死に必死に彼女の腕を引っ張るラキュアで有ったが、大人の力には敵わずミルフィと一緒に宙へと投げ出され、刻印の無いラキュアはダークゲートへと吸い込まれてしまった。


シュウンシュウンシュウンシュウン!!

『め~が~ま~わ~る~ぅ~!!』


シュポン!!!ゴテン!!!

『ふぎゅ!!うぐぐ、痛いです…顔から放り出すなんて…って私、普通に生きてますね』


ダークゲートから放り出され顔から着地したラキュアは、自分の顔を両手で押さえながら生きている事を実感していた。


《あら、珍しいわね♪どうやって来たのかしら!?ライフストリーム…からじゃ無いみたいですわね》

『ふぇ!?』


ラキュアは後から聴こえる声に驚き振り向いた。


…あれ、何か見た事ある風景何ですが…違うと言えばお爺さんから綺麗なお姉さんに…


『あ、…初めまして…』

《貴女魔族ですのにお行儀が良いですわね!!》

《いや~私は人ぞ…》

《あーちょっと待っててね~今お茶を出しますので♪》

『あぁはぁ…』


…否定するタイミング逃しましたよ!!…ん、私はもう魔族なのかな!?…いや私の心は人族よ!!でも魔族を否定しても無駄な気がしてきました…


『はぁ…』

《どうしたの!?ため息何かついちゃって。はいこれ、どうぞ♪》カチャン

『いえ、その…ズズー…ふぅ…此処に居るって事は、私は死んでしまったのでしょうか』

《そんな事無いわよ~♪貴女は此処を通る権利があったから来たに過ぎないわ》

『権利!?私そんなモノ貰った覚えが…』

≪ふふ♪貴女を送った神様は何も教えて無いのね♪きっとそのつもりが無いからなのかもね♪≫


…なに、どういう事よ!!…


『そういうのは詳しくオナシャス!!』

《あら!!私ったら、ゲートの開通時間の事忘れていたわ!!》

『え?』

≪ほら急いで!!貴女はゲート開通者じゃないから閉じたら元の行先に出られないわよ?さぁさぁ≫


ラキュアの背後に回り両肩を押してゲートへと誘導する謎のお姉さん。背中を押されるラキュアは為すがままに移動させられて行く。


『えええ!!!?お茶出して置いてそれですかい!!』

≪ほら、ちゃんと前向いて?危ないわよ♪あ!!そうだわ!!あとこれ、私からの贈り物よ♪私の子じゃないから此処には来れないと思うけどね♪≫

『ちょちょちょ、何言ってるかさっぱりですよ!!』

《鞄に仕舞ったかしら?無くしたら大変よ?》

『え、あ、はい今仕舞います…』ガサゴソ

《よしよし♪それではしゅっぱ~つ♪》ドン!!

『え、あ、ちょ!!ふぇぇぇぇ!!!ゥグフ!!』


シュウンシュウンシュウンシュウン!!

『あ~れ~!!め~が~ま~わ~る~ぅ~!!』


謎のお姉さんに背中を強く押し出され、開きっぱなしのゲートへと再び吸い込まれたラキュア。そして次に目を開けた時には…



ひゅうぅぅぅん!!

『へっへっへっくしゅ!!!!!』ブフォ!!

「き、汚っ!!!」

「ラキュア様!!やっとお目覚めに!!」

「ミンチ位覚悟していたが…まさか無傷でゲートを潜り抜けるとは…これは一体…」


…うぅ、寒ッ!!…

『何ですかこの寒さは…一体何処へ連れて来たんですか…』

「どうやら雪山に来たみたいです…」

「まさか私の魔力が足りないとはね。どれだけ容量がデカいんだこの魔王は…」キリッ


思わぬアクシデントにシルバがミルフィを睨む


「ひぃぃ」


…え、それって私のせい?…


『み、ミルフィちゃんごめんね…その…』

「い、良いのですよラキュア様!!」

「良い訳ないでしょう!!凍え死んでしまう!!」

『あ、あのもう一度ゲートを使うのは?』

「それが出来たら何も困って居ない…」

『と言うと?』

「宝石に亀裂が入った…魔力が漏れてゲートを維持できない為使う事が出来ない…」

『…ご愁傷さまです…』

「他人事だと思って!!!」

『さーてミルフィちゃん、寒いよね?』

「オイ!!」

「あ、はい…それはとても…」

『ならこれを着ましょうか!!うんしょ!!うんしょ!!』シュポン!!

「こ、これは防寒具ですか!?」

『そだよ~メイビス用の服だけどミルフィちゃんなら大丈夫そうだね!!』

「ら、ラキュア様!!…うんしょ!!」バササ

『さてさて私もっと…うんしょ!!』バササ

「ね、ねぇそこのおチビさん。私の分も無かったりしないかしら…」

『え?一応有りますけど…』

「ほ、本当!!?なら!!」

『え~嫌ですよ!!だって私達を連れ去った敵ですよ?』

「チビッ子の癖に生意気言うじゃないか…立場と言うモノを分からせてやらなければ…」

『あれれ~魔力はもう無いんですよね?』

「舐めるなよッ!!武器も持たない子供二人など力ずくで無力化してやる!!」

『なら正当防衛と言う事で!!シュポン!!!てぃ!!』ゴツン!!

「フギィ!!な、ななにをした!!」

『はいミルフィちゃんもこれで』

「ふ、フライパン!!?…てぇーい!!」パコン!!」

「アウチ!!いい、一体何処から!!ゥぐ!!」

『その調子よミルフィちゃん!!え~い!!』バコン!!

「寒くて体が上手く動かせなッグフぁ!!」


ぽこすかぽこすか!!バコンバコン!!


凍える雪山の中、露出の多いシルバは、防寒具に身を包み武器を握る子供二人によって無力化されてしまった。


「ごうざんです、もうゆるじでぐだざい…こ、ここれいじょうは、こごえてじんでじまいまず…」カタカタカカタカタ

『フッフッフ!!アーッハッハッハ!!見よミルフィ君!!あのゴミ虫を!!』

「君!!?それにゴミ虫!?どうしちゃったのかなラキュア様…」

『まぁ私達に手を出さないと誓えるなら?生かしてあげた上で、服を渡してあげてもいいぞ?』

「ラキュア様…言い方が子供とは思えない程の嫌味ったらしいです…」

「ぐぬぬ…」

『仕方ないですね~ご飯も付けてあげますよ~』

「ら、ラキュア様!!食事も有るのですか!!」

「な、んだ…と…」

『見たところ手ぶらじゃ~ないですか~!!服だけ貸しても食べ物なければ死んでしまいますからね~!!ア~ハッハッハ!!』

「私の知るラキュア様は一体…」

「うぐぐ…ぢ、ぢが…い…まず…」

『な~に~!?良く聞こえませんでしたな~!!』

「ぢ、ぢいまずぅ!!わだぢは、でをだざないとぢがいまず!!

『ふむふむ!!よ~しよし良いであろう!!ミルフィ君、このソマリ用防寒具を彼女に着せてあげるが良い!!』

「か、畏まりましたラキュア様!!」


この日、エレメンタラーと言われた凄い魔法使いがラキュアの鬼畜な所業によって堕ちたのであった。そして程無くして…


じゅるじゅるじゅる

「た、助かりましたおチビさん…」

『おチビさん?』

「ック!!助かりましたラキュア様!!」

『なんだちゃんと言えるでは無いか!!』

「ラキュア様…そろそろこの辺で…」

『ミルフィちゃん駄目だよ~甘やかしちゃ。仮にも私達を攫った誘拐犯なんだからね!?犯罪だよ犯罪!!』

「それはそうですが…」

『んもう!!ミルフィちゃんは優しいんだから…仕方ないですね。でも私達に刃向かうのは絶対無しですよ?言っときますがこの大鎌は何でも斬れますからね?文字通り何でもです!!聖騎士の鎧や剣だって切ったんですからね?』

「っな!!!…分かりました…ラキュア…様…」

「あの~ラキュア様、私達はこれから…」

『戻りたくても戻れないですしね…道も方向も分りません…取りあえず寒いし暗いので、穴でも掘って寝ましょう?』

「あ、穴掘るんですか?」

「素手では少々厳しい気がするんですが…」

『フッフッフ!!私を舐めちゃいけませんよ?』シュポン!!


ラキュアは又してもポーチに手を当て、3つのシャベルを取り出した。


『早い事掘って明るくなるのを待ちましょ?』

「流石ですラキュア様!!」

「まさかあのポーチ…」

『下僕は黙って作業しましょうね』

「なっ!!げぼッ!!」

『命を拾われたのは何処の誰でしょうかね、本当なら凧殴りで野垂れ死にで凍結待った無しですよ?』

「ぐぬぬ!!私と言うモノが…」

『分かったら作業に取り掛かってくださいね?私も手伝うんだから文句言わないでください』

「分かりました…ラキュア…様…」グサッ!!ぽいッ!!


ラキュア達は雪を斜めに掘り起こし、ポーチから取り出した寝具をそれぞれに配った後、携帯食品を配り、速やかに眠りに付いた。翌日、真っ白な雪に反射する日差しがラキュアの顔を照らし、目覚める。


『眩しッ…んぐ…あれ、体が…』

「ラキュアしゃま~むにゃむにゃ…ぱく…」

『ひゃん!!ちょ、ミルフィちゃん耳を銜えないで!!と言うか起きて下さい!!私が起きれませんよ~!!』

「むにゃむにゃ…ん…はっ!!ラキュアしゃま!!」


…何ですかこの可愛い生き物は…呂律回ってないですよ…


『ミルフィちゃん…良いから離してください…私が起きれないです…脚もですよ…私は抱き枕じゃないんですからね』

「すすすみましぇん!!」

『ふぅ…全くミルフィちゃんは…どんだけフカフカで可愛いのよ』

「ふぇ?」

『何でもないですよ!!それと涎垂れてますよ…』

「ひゃい!!しゅみっません!!」じゅるり

『さて…お次は…』


グカァー!!グカァー!!


…うわぅ…なんて鼾なんですかね…美人が台無しですよこの人…


『下僕さん早く起きて下さい!!』

「ふぁ…お、おチビさんか…私はまだ魔力が足りなくて眠気が…」

『おチビさん?何いってるんですかねこの人は…ぴょこちゃん!!』


シュポン!!ゴツン!!


…≪朝からこんな事にノワールを使わないで欲しいぴょこよ!!≫…

…こんな事に使わないとぴょこちゃんの出番中々無いわよ!?…

…≪そのメタい発言はなんだぴょこ…それは仕方ない事だぴょこ…ノワールが自重しないとラキュアは独り言の悲しい女の子キャラになるぴょこ≫…

…ぴょこちゃんも大分メタいですね!!もう良いですよ!!…


「ら、ラキュア…様…おはよう…御座います…ぐふ」

『分かればよろしい』


…なんでこんなに呑気なんですかね…ここ雪山なんですが…


「ラキュア様の温もり毛布…」むぎゅぅ

『配った食品食べてすぐ行きますよ?良いですね?ミルフィちゃん』

「は、はいぃぃ!!」


ラキュア達は携帯食を貪りながら穴を出た。


「凄いです!!!昨日は暗くて分かりませんでしたが雪ってこんなに輝くんですね!!」

『ミルフィちゃんは雪初めてなんだね。都会っ子が初めて雪山に来た感じです』

「あれ?ラキュア様も確か…」


…アババ!!いかんいかん!!私ったら前世の記憶が!!…


『そそそうだったね!!スゴーイユキッテキレーイ!!!!』

「なんだろうこのチビ…ラキュア様の違和感は…」


…変な所を勘ぐらないで下さい…


「私達はどの方向に向かえば…」

「ゲートを出た先の方向が城へと向かって居る筈だ。その方角をひたすら歩けば…」

『え…それって…』

「この山を登ると言う事ですか!?」


ヒュゥゥゥゥン!!


絶望の冷めた風が吹く。


『だ、だったらゲートが有った反対側に引き返せばッ!!きっとハーバルまで戻れ…』


ヒュゥゥゥゥン!!


そしてまた…


『なんで山に囲まれてるのよー!!!!』


大自然に向かい、ついツッコミを入れてしまった。


「フゥ!!昇るしかないですね」

「ラキュア様…私不安になってきました…」

「因みにこの山からハーバルへ行くより、お城へ向かった方が近い筈ですよ」

『お城行き確定ですか…何だから乗り気に成れませんよ…』

「ラキュア様…いつまでも寒い土地に居るのは嫌でしょう…さぁ行きましょうか…」

「フッフッフ…待っててください陛下…今向かいますからね…」

「ラキュア様この人…」

『はいこれ、フライパンよ』

「は、はい!!」ニギィ

「ななな何でも無いで御座いますよラキュア様!!!!」


ラキュア達は雪山を昇り出した。しかしその足取りは重かった。


ゼェハァゼェハァ

『ここ、この歳で山登りとかキツイと思います…』

「この歳でもきついですラキュア様…」

「勿論この歳でもね…」


…何ですかこのインドア派な三人は…


『早くも詰みかけてるんですが…』

…《あ、そこ危ないぴょこ》…

『え?』


ズサササー!!

「きゃぁ!!穴が!!」

『ク、クレバス!?』

「なんだそれは!!」

『な、何でもないで御座るよ!!偶に穴が有るので気をつけてミルフィちゃん』

「は、はいぃ!!」ガクブル

…≪あ、その木の上危ないぴょこ≫…

『木の上!?』

「ふぇぇ!?」


ドサササー!!

「ブフォ!!」

「し、シルバさんが…」

『雪に埋もれましたね…さぁ行きましょう』

「ブォォォォ!!シュポン!!ちょっと―!!!助けて下さいよ!!」


シルバの頭と手が被さった雪の中から飛び出した。それはまるで雪だるまの様に…


『んもう…仕方ないですね…次は気を付けて下さいよ?』

「ラキュア様良く分かりましたね…」

「魔物でも居るのかと思ったわ」

『私にはわかりませんよ?ちょっと会話してきますね』

「え?」

「ふぇ?」


何を言っているのか分からない、と言った具合に首を傾げる二人。そしてそんな二人を置いて脳内会話を始め出だすラキュア


…ちょっとぴょこちゃん!!どういう事ですか!!…

…≪ノワールも今さっき気が付いたぴょこよ…≫…

…何がですか!!何のことですか!!…

…≪どうにもこの髪飾りは感知系の能力が付いているぴょこよ≫…

…髪飾りってこのぴょこぴょこバタフライの?…

…≪何だが分からないネーミングセンスだけどそれぴょこ。多分元の能力がノワールに反映したんだと思うぴょこ≫…

…元のと言うと…これ一応なんちゃって勇者シリーズのアクセサリーだったよね…それがぴょこちゃんに備わったって事ね?…

…≪恐らくぴょこ。あのカインって男の無詠唱障壁が備わったのと多分同じだぴょこ≫…

…と言う事はカインのあの能力は勇者シリーズの能力って訳だったのね…

…≪恐らくだぴょこ≫…

…ならこの感知スキルあれば慎重に行く必要無く成ってスムーズになるかしら?…

…≪任せてぴょこ。だからって突っ走ったら感知遅れるぴょこよ!!≫…

…分かったわ!!任せたよぴょこちゃん!!…

…≪一応言うけどノワールだぴょこよ…≫…


「長いですね…」

「偶に声が漏れて居るぞ…精神的に危ない子供だったのか…」

『聞こえてますよ!!終わりましたよ!!』

「ら、ラキュア様…先程は何を?考え事ですか?」

『ん~…どうも私の相棒に感知能力があるらしくてですね、この先の危険を回避して進めそうです。なのでテキパキ山を越えましょう!!』

「相棒ですか!?」

「まさかその歳で精霊を!?」


…≪精霊じゃないぴょこ!!≫…


『相棒が 精霊じゃないぞ とお怒りになられています…』

「なら何だと言うのですか!!」

『何なんですか?』


…≪大鎌だぴょこ♪≫…


『大鎌ですって』

「…」

「…」

「信じられるか~い!!」

『私もそう思います…兎に角、今は行きますよ…』

「ラキュア様がそう言うのであれば…」

「なら感知は頼みましたよ!!」


正体が何だか分からない相棒の力を借りて、ラキュア達は山越えを目指す。その足取りはとても軽くなった。


もぐもぐ


「ふむ、まさかこんな小さなポーチがアイテムボックスだとはね。その歳で入手しているなんて驚いたよ」

「便利そうですよね…私も欲しいです」

『ミルフィちゃん、アイテムボックスはとても危険なのですよ!!それはそれは持っているだけで命を狙われてしまうのだとか』

「ひぃい…それは困りますね…」

『なので持っている人はその事を隠し慎重に扱わなければいけないのですよ!!』

「…」

「…」

『な、なんですかその間は…』

「チビ…ラキュア様は自分がして居る事に気が付いてないのでしょうかね」

「随分公けにそのポーチ出して居る様に思えました…」

『んは!!私とした事が!!』

「シルバさんに狙われますよ?」

「フッフッフ!!そのポーチを奪い、食料危機から逃れれば私はこんな奴等の言いなりになど!!てぇぇい!!」ササ!!


シュポン!!


『フ!!甘いですね!!まるで何処ぞの盗賊ですよ全く!!』

「凄いですラキュア様!!一瞬でポーチが消えました!!」

『ドヤァぁ!!』

「な、何て事だ!!まさか…」

『さてさて、お仕置きがまだ足りて無い様ですね!!ミルフィちゃん!!フライパンを持ちたまえ!!』シュポン!!

「はいっ!!」

「ひぃぃ!!それだけは御許しを!!」

『もう遅ーい!!』


ぽこすかぽこすかパコンパコン!!


こうしてシルバの夜は物理的な意味で速やかに眠りに付いたのであった。


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