表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/79

神託の悲劇【深層】


今日は年に一度行われる神聖な【叡知の義】の行事です。


と言っても行事関連は当事者に対して1度であり神殿関係者は1日一回を3日かけて行われています。

王族様、貴族様、平民と貧民に分けて行事が成されていますの。


そして今日はその三日が行われます。

【叡知の義】とは5歳になった子供達に属性を司る精霊を宿す儀式と言われています。

そしてそれを精霊降ろしとも呼ばれています。

この精霊降ろしでは魔力を溜めた聖杯に触ってもらう事で、大気中にいる微精霊達がその者の潜在的な魔力に誘われ光を放ちます。その光がその子が使える魔法と言う訳ですね。


光が強いほど得意な属性となります。伝承には【精霊に愛された者】には意志が人や物に宿るとも云われています。大賢者様はその1人らしいです。


さて、そんな【叡知の義】ですが今日は平民や貧民の子供達が出番の日なのです。と、言っても多少裕福でなければ受けれない為、人数はそれほど多くないのです。平民貧民と言う事もあり、余程の関係者も来ません。


そんな中、身なりの整った親子が行事に参加されていました。参加日を間違えたのでは?思いになられる方も居る様ですが、間違えた訳で無く【訳あり】と言う事情が殆どなのです。


そして今、そんな訳あり親子の可愛らしい女の子の順番が来ました。


見習い巫女に呼ばれ祭壇に立ち聖杯に手を掲げました。


目に見える大きめの精霊に子供達が声を上げました。勿論それは私達もです。

これ程の精霊をこの三日目で見れる何て思いませんでしたもの。

少女を囲む様に飛び回る 白と黒、赤と青 黄と緑 それらが見習い巫女にやどしました。


脳裏語りかける様に響く神殿を中心とし近くに居た者にはみな、御告げが聞こえたと言う。


<< 汝 理 無情 理 生 新 運命 絶望 王 幸 降 >>


<< 汝 外 無情 理 死 生 運命 希望 王 暮 降 >>


…沈黙走る…そして祭壇には見習い巫女と少女が倒れていた…


幸い、平民と貧民の行事は興味を持つお偉いさんや貴族方が居ません。見習い達の教育実習を目的とし、任せる場と成っていた為です。

そして平民貧民が【ソレ】が何だったのかを知る権利も持ち合わせて居ませんでした。


【神託】とは王族が取り持つ神聖な儀式だから…親子達は異変に気が付いても異常には思わなかったのでしょう。これが 貴族と平民の差 なのだろうと、そう思うだけです。


私は倒れた女の子を抱き、母親の元へ預けました。

そして状況をはぐらかし待ってて貰う事にし、神殿を飛び出した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


私は【ティルミア・イブリー・ルシフェイル】娘の大事な儀式の為に王都まで来た魔族ですわ。

本来なら自由を許されないのですが、条件や規約により入城が許可去れました。


滞在中は夫は駆り出される事になり娘と二人だけの寝泊まりです。それが条件の一つだと聞かされました。そして奴隷堕ちであるか無い…魔族は角を折られ続け再生が出来なく成る事で人族より弱い存在となってしまいます。


そう、私には角も無ければ魔力も殆ど無い弱い魔族なのです。そんな私だからこそ許可が降りたのでしょうね。


今のはね…私の 人生 への皮肉よ。どうにもなら無かった私の肉体と心のね。


でもね、だからこそ貴方に会えた…私を助け…私を愛し…私と結び、私と貴方の娘が出来た。あれほど辛い生からこんなにも素敵な事が起きるなんて、誰も予想しませんよ?フフ 私…本当に幸せなんです…


娘の晴れ舞台は、私が貴方に聞かせてあげるわ。










































神なんて滅べばイイ、


何故って?判らないの?私にこの仕打ちをした悪趣味な神だからですよ!? 


私の娘が起きないの 


抱えて、逃げて、乗り寄せて、揺られて、揺られて、揺られて!!逃げて!!追われて 追われて 追われて、追われて、追われて!!


でも起きないの!!覚まさないの!!何故…神託?ふざけないで!!娘はまだ5歳なの!!此れから私より幸せに成らなくちゃいけないの…ソレなのに…どうしてこんなにも罰を与えるの!? 


私が何をしたって言うの!!


私から奪ってそんなに楽しいか!


この面みるのがそんなに楽しいか!!


糞みたいな人生を幸せに思えたのに!!……………。


奪うなら私の命にしてよ…お願い…最後だけでいいの…【ラキュア(私達の子供)】を護る力を下さ…い



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


御守りが突然光りました。

その光からは蝶が生まれ天に昇って行ったわ。

不思議な光景でした。蝶は白と黒の羽で羽ばたくのだもの。

すると何処からか声がしたわ。

貴様の肉体を寄越せば望みを叶えてやる と。

私は今いる窮地を思い出したわ、同意するしか無かった。

すると蝶が何かとお話しをしていたの。そこから蝶の羽を持つ妖精さんが現れ、

妖精さんは別の何かとお話しして…それは言いました。

血に混じる先祖の御使いとし、あなたに守る力を。

そう言って天使は羽を授け妖精は私に溶け込みました。


私をよんだ気まぐれな神に感謝し怨みなさい。


指差す先の蝶は大鎌へと変わった。


私は体に戻れなかった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


止まらない…やめて…もう来ないで…


お願いあなた…逃げて…


そんな顔しないで…


アルカード…


私もよ…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


<<<<<<<<<<<<<<<< >>>>>>>>>>>>>>>>


……皆ここに居るわ………不思議……

……最後に会えてよかった…フフ……

………いつまでも…愛してるわ………


<<<<<<<<<<<<<<<< >>>>>>>>>>>>>>>>


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



わたしはかみさまにいわれました

いきてもしんでもきみはしあわせになれないって

だからわたしはめざめないことにしました

ごめんなさいままにはこまらせちゃうけど

わたしはみっつめのせんたくをえらびます


   理から外れたとき

   新しく生まれかわり

   幸せに暮らせるだろう


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


何処でぶっ込むか悩んだのですが結局最後に成りました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ