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TSしたら超絶美女になったので気ままにゆるふわで過ごします  作者: ワクワクプライズ


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第76話:流出した極秘データと、神々の新たなる聖遺物

都姫(とひめ)が大学のお手伝いを終え、天音(あまね)に連れられて約束の「生クリームトリプル盛りフレンチトースト」を求めてカフェテリアへ向かっていた、まさにその頃。


放課後の例のカラオケ店『カラオケ・マイルーム』の特大パーティールームには、明恭本部のいぬくん達と聖華支部と沙奈絵(さなえ)が集まり、緊急サミットが開かれていた。


そこへ、大学の部室で都姫のGカップの柔らかさに被弾して吹っ飛んでいた白鳥薫(しらとりかおる)から、大学の噂と情報が薫からファンクラブへと流れる形で電撃リークがもたらされた。


「緊急入電よ、本部、そして沙奈絵ちゃん!! 都姫ちゃんが私の大学のコスプレ部に潜入したわ! そこで……なんと冬のコミケにサークル看板娘として参戦することが正式に決定したのよおおおおっ!!」


「「「な、なんだってえええええええっ!?!?!?」」」


パーティールーム内に、鼓膜を破らんばかりの驚愕の大絶叫が響き渡った。


あの無自覚な女神が、ついに日本最大の聖戦「コミケ」という全国区の舞台へ出陣する。あまりの衝撃的な情報に、いぬくんはガタガタと震え、ツンデレ会長の沙奈絵も「冬コミ!? 如月さん、あんな男どもの巣窟みたいな場所にその暴力的なプロポーションを晒しに行くっていうのっ!?」と顔を真っ赤にして立ち上がった。


しかし、薫からのリークはそれだけでは終わらなかった。


「そして……これが大司祭たる私が命を賭けて確保した、本日の『聖遺物』よ!!」


ピコン、と全員のスマートフォンに一斉に通知が届く。画面を開いた瞬間、その場にいた全員の脳の処理が完全に消し飛んだ。


そこに添付されていたのは、冬コミの本番衣装とは別のただ試着した姿の写真だった。


コスプレ部の部員たちがサイズを測るためだけに用意した、本番用よりもさらに布少なく、スケスケなシースルー素材の実験用試着コスチュームに身を包んだ、如月都姫の写真一枚も流れてきたのだ。


薄すぎるスケスケの布地をはち切れんばかりに押し上げ、ムチッと溢れ出そうになっているB99のGカップの質量。そこから一気に絞られるW60のウエストラインと、お姉さん系の気怠げな表情、そして左目のすぐ下の艶っぽいホクロ。


「「「(ぶふっ……!!!!!!!(盛大な鼻血の音))」」」


次の瞬間、いぬくんをはじめとする幹部たちは尊さのあまりその場で白目を剥いてバタバタと床に崩れ落ち、沙奈絵も「ひゃ、ひゃあんっ!? 何よこれ、布が少なすぎてほとんど丸見えじゃないのよっ!!」とスマホを抱きしめて限界突破の赤面で悶絶した。


「全軍に告ぐ……っ! これより、冬のコミケにおける『如月都姫・絶対防衛遠征計画』を立案する……! 聖華支部とも合同で、全財産を注ぎ込んでビッグサイトの入場チケットと防衛網を確保するぞ……!」


いぬくんが涙と鼻血を流しながら血眼でキーボードを叩き、サミット会場は一瞬にして戦場へと変貌を遂げた。


当の発端である如月都姫は、そんな裏社会(ファンクラブ)の大狂乱など露ほども知らず、大学のカフェテリアで運ばれてきたプレミアムフレンチトーストを「はぐはぐ」と幸せそうに頬張り、生クリームを口元につけながらゆるふわに微笑んでいるのだった。


自らのスケスケ試着写真一枚で、二つの学園の信者たちを完全に鬼神へと変貌させてしまった都姫。


彼女の気ままなゆるふわ無双ライフは、冬の聖戦へのカウントダウンを刻みながら、さらに熱く、混沌の渦へと突き進んでいくのだった。


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