第29話:青い海、白い砂浜、みんなで海へGO!
夏休みも中盤に差し掛かったある週末。都姫はクラスの男女グループ総勢10人ほどと一緒に、チャーターしたミニバンに乗って近県の有名な海水浴場へとやってきていた。
「うおおおおお! 海だあああああ!!!」
男子たちが砂浜へと駆け出す中、女子用の更衣室から、ついに「その瞬間」が訪れた。
「みんな、お待たせー」
海の家からトボトボと歩いてきた都姫の姿を見た瞬間、ビーチにいたクラスメイトだけでなく、周囲の一般客、さらにはナンパ目的のチャラ男たちまで、その場の数百人が文字通り『静止』した。
都姫が身にまとっていたのは、姉に強制的に選ばされた、大人っぽい黒のビキニだった。
隠しきれるはずもないB99のGカップが、水着の布地を限界まで押し広げて強烈な存在感を放っている。そこから急激に絞られるW60のウエスト、そしてH71の美しいヒップラインから伸びる、モデル顔負けの長い生脚。ウルフカットの銀髪を潮風に揺らし、左目のホクロを覗かせて微笑む彼女は、さながら降臨した海の女神そのものだった。
「お、都姫ちゃん……それ、歩く大量破壊兵器だよ……」
クラスの男子たちは、直視していいものか分からず、全員が顔を真っ赤にしてパニックに陥っていた。
「え? ちょっと恥かしいけど、お姉ちゃんがこれが一番似合うって言うから。……ねえ、みんなで泳ごう?」
都姫は周りの狂乱などどこ吹く風で、楽しそうに波打ち際へと駆けていく。走るたびに、彼女の豊かな胸が重力に逆らうように激しく、かつ美しく揺れ動き、それを見た男子たちの視線は完全に釘付けになった。
その後、ビーチバレーでは持ち前の天才的な運動神経で大無双し、泳ぎ疲れたら砂浜で美味しそうにカキ氷を頬張る都姫。
夏の太陽よりも眩しい彼女の美貌とプロポーションに、クラスメイトたちは終始圧倒されっぱなしだったが、最高に贅沢で、忘れられない夏の思い出を刻み込んでいくのだった。




