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第27話:一学期の終わりと、約束の季節(夏休み突入!)
ジリジリと照りつける太陽が、校庭のアスファルトを熱く揺らしている。
体育館で行われた一学期の終業式を終え、都姫たちは再び教室に戻ってきていた。
担任の先生が教壇に立ち、通知表を配りながら「おいお前ら、夏休みだからってハメ外しすぎるなよ」と定番の注意を与えるが、クラスメイトたちの耳には全く入っていなかった。全員の関心は、この長い休みを「我がクラスの女神」とどう過ごすか、の一点に尽きていた。
「――よし、ホームルームは以上! 解散!」
先生が教室を出た瞬間、教室内は一気に夏休みの解放感に包まれた。
「うおおお! ついに夏休みだああああ!!」
「都姫ちゃん! 夏休みは何するの? やっぱりバイト?」
クラスの男女が都姫の席に殺到する。
「うん、お姉ちゃんにシフトいっぱい入れられてるから、基本はメイド喫茶かな。みんなも暑いから、涼みに遊びにきてね」
都姫がコテンと首を傾げてゆるふわに微笑むと、男子たちは「毎日通います!」と財布を握りしめて熱い誓いを立てるのだった。波乱に満ちた、しかし最高に充実した都姫の「女子高生としての一学期」が幕を閉じ、さらに熱い約束の季節――夏休みが幕を開けた。




