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TSしたら超絶美女になったので気ままにゆるふわで過ごします  作者: ワクワクプライズ


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第14話:勝利の女神と奇跡のチア(球技大会本番)

挿絵を追加しました。

いよいよ迎えた球技大会当日。雲一つない秋晴れの中、校庭や体育館からは生徒たちの熱い声援が響き渡っていた。


都姫が出場する女子ドッジボールは、全種目の大トリを飾る最後の種目。そのため、前半戦のバレーやバスケ、サッカーの時間、都姫はクラスの仲間たちの応援に回ることになっていたのだが――。


「お、都姫ちゃん……本当にそれ着て応援してくれるの……!?」


体育館の隅で、クラスの女子たちが赤面しながら都姫を見上げていた。


そこに立っていたのは、クラスの女子から「どうしても!」と懇願されて着替えた、赤と白を基調としたミニスカ仕様のチアガール衣装に身を包んだ如月都姫(きさらぎ とひめ)だった。


ウルフカットの銀髪をポニーテールに結び、手にきらきら光るポンポンを持ったその姿は、完全にプロの球団の勝利の女神か、あるいは二次元から飛び出してきたアイドルのそれだった。


何より、B99のGカップがチア衣装のタイトな胸元を限界まで押し上げ、そこからキュッと引き締まったW60のウエスト、さらにミニスカートからは長身のすらりとした生脚が伸びている。左目のホクロが持つ大人っぽい色気と、チアコスの健康的で元気な可愛さが融合し、もはや凶器と言えるレベルのビジュアルに仕上がっていた。


「うん、みんながこれで応援してほしいって言うから。……ちょっとスースーして恥ずかしいけど、応援がんばるね」


都姫が照れくさそうにゆるふわに微笑み、ポンポンを小さく振る。

挿絵(By みてみん)

「「「(かわ、可愛すぎる……!!!)」」」


その瞬間、体育館やコート周辺にいた我がクラスの男子、女子、そして他クラスのギャラリーまでもが、あまりの神々しさに一斉に胸を押さえて悶絶した。噂の「メイド服の女神」が今度はチアコスで現れたのだ。瞬く間に他クラスから「D組に本物の天使がいる」と生徒たちが押し寄せ、コートの周りは黒山の人だかりとなった。


そして、試合に出場しているクラスメイトたちへの効果は劇的だった。


「みんなー、がんばってー!」


都姫がコートサイドから鈴を転がしたような美声で声援を送り、ジャンプしながらポンポンを振る。そのたびに、彼女の豊かな胸が健気に、かつ激しく上下に揺れ動く。


その姿を見たクラスの男子(バスケ・サッカー担当)の脳内から、未知の脳内物質が大量に分泌された。


「うおおおおおおおお! 都姫ちゃんが俺たちを応援してくれてるぞおおお!」


「負けられねえ! 男を見せる時だ!!」


都姫のチア応援によってクラスの士気は限界突破。男子たちは「力が漲る、何でもできる気がする!」と、文字通りゾンビのように執念深く、かつ獅子の如き猛攻を見せ、他クラスを次々と圧倒していった。女子バレーのメンバーも「都姫ちゃんに良いところ見せる!」と、神がかったレシーブを連発。


都姫が笑顔でポンポンを振るだけで、味方の攻撃力と防御力が3倍になるという、まさにチア無双状態である。


結果、前半の種目はすべて都姫のクラスが勝利、または上位進出という大躍進を遂げた。


疲れ果てた男子たちが「都姫ちゃん……俺、やったよ……」と息も絶え絶えに駆け寄ると、都姫は「みんなすごかったね、お疲れ様」と、冷たいスポーツドリンクをゆるふわな笑顔で手渡していく。その優しさに、男子たちは「もう今死んでも悔いはない」と涙を流して拝むのだった。


こうして学校全体を完全に魅了し、クラスの士気を最高潮に高めた都姫。


いよいよ球技大会は、彼女自身が出場する最終種目、女子ドッジボールの時間を迎えようとしていた。

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