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ダンジョン代行 なんでも屋におまかせ!〜俺のダンジョンはまだないので他人のダンジョンで活動します〜  作者: トーヤ


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ストーカーに用事はねぇ

累計PV15,000PV突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)


「あの女の依頼なんて、まっぴらごめんだ!!断ってくれ」


(すばる)義兄(にい)頼むよ。


「大丈夫、もう断ったから」


よかった…。


「ただな、その直後からうちのって言うかリッカの悪評がネットで拡散されてるんだ」


はぁ!?

俺を名指しで攻撃だと?

ネットで!?

ネットで俺の事、晒しやがったのか!?


「警察には連絡しておいた、けどどこまで対処してくれるのか…」


昴義兄のせいではないよ。


「あのクソアマ、ぶっ殺すか?」

「リッカ!人殺しはダメよ」


姉貴に止められる。

そりゃそうだ。


「社会的に抹殺してやろうかと」

「それならいいわ」


いいんだ?

なら、どうしてやろうかな?


うちの顧客に探偵さんがいたな。

しかもタイミングよく明日が依頼の日じゃないか?


「あの女の周辺を洗ってもらおうかな?」


と言ったら、全員に賛成された。

よし、そうしよう。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



翌日、ダンジョンで依頼をこなした後に、


「オダさん、探偵事務所に依頼をするにどうすればいいですかね?」


そう尋ねてみた。


「珍しいですね、リッカくんがそんなこと言うなんて、僕でよければ今聞きますよ?」

「いいんですか?」


オダさんが頷いてくれたので、話してみる。



3年くらい前に依頼者が自称彼女として振る舞いだしたこと。

紛失防止タグや盗聴器、発信機などを荷物に入れられていたこと。

外出すると必ず付き纏われること。

警察には届けたこと。

ここ1年くらいは何もなかったこと。

いきなりまた依頼を出して来て、断ったらネットに俺の悪評をばら撒いているらしいこと。



「その女を調べて欲しいってことでいいですか?」


オダさんが確認してくれる。


「はい。2度と俺にちょっかいをかけてこないようにしたいので」


オダさんは頷いて、見ていたスマホを俺に見せてくれた。


「リッカくんの名前入りで拡散されてますね…わかりました。1週間ください。出来るだけ調べますんで」

「お願いします」


あのクソアマ、絶対許さねぇからな。



1週間後、オダさんから渡された資料は分厚かった。


内容はかなりひどかった。


チンピラと同棲していること。

家賃を滞納していること。

借金まみれなこと。

昼間は派遣の仕事をしていること。

夜はキャバクラで働いていること。

親からは絶縁されていること。

俺に金をたかる気だったらしいこと。


そして、色々都合がいいことに、クソアマが住んでるマンションの不動産屋の代表が俺の顧客なんだよな。


依頼の時に、ちょっと悩んでますって顔して行ったら、


「何かあった?相談に乗るよ?」


って、言ってくれた不動産屋の代表のカネコさん。


「いや、おさまってたストーカー被害が復活してさ…なんかネットに悪評ばら撒かれてるみたいなんだよ」

「えっ?大丈夫なの?雪野くんカッコいいからなぁ」


ってしみじみ言われたけど、俺カッコよくないぞ?


「カネコさんが管理してるマンションとかでそういうことないの?」


強引に話を持って行ってしまおう。


「ストーカー被害にあってるとかって話は聞いたことがないかな」


マンションのセキュリティは、しっかりしてるってことかな?


「それならよかったよね。でも被害者じゃなくて加害者がいたら嫌だよね」


いるんだけどね?


「そっちの方が嫌だな」

「だよね。俺のストーカーはどうもこの辺のマンションにいるらしいんだよ。カネコさんのところに来るのを見られてたのかなぁ?」


カネコさんの表情が固まった。


「この辺のマンションなのか?」

「らしいんだよ」

「ってことは、俺のところで管理してる可能性が高いな…マンションの名前とかわかるか?」


知ってるけど、知らないふりするよ。


「それはわからないんだ。知りたくもないしね」

「そりゃそうか。じゃあそのストーカーの名前は?」

「それを言うのはどうなの?」


躊躇いをみせておくよ。


「いや、雪野くんはネットに晒されてんだろ?」


俺に名前言うくらい大したことじゃないだろ?って、カネコさんが言う。

そう言ってくれるように会話を持って行ったんだけどね。


「そうか、そうだよな。…ツシマシノブって女の人」

「マジかよ」


カネコさんが頭を抱えた。


「知ってるの?」

「うちで管理してるマンションに住んでる。しかも家賃を滞納してやがる」

「ホントに!?」


カネコさんは頷いて、アゴを指でスリスリしている。


「よし、立ち退き勧告しよう。ストーカー加害者にいられるのも気に食わないし、家賃滞納してんだから、追い出されても文句は言えないはずだ」


俺の知り合いの不動産屋に部屋を貸さないように連絡するぜ。

そう言って、色々なところへ連絡を入れ出した。


カネコさん?

俺の思惑通りで嬉しいけど、ダンジョンはどうするの?

ちょっと待てと?

了解です。



他には働いている派遣先の人事担当も俺の顧客だったりする。


アベさんにもカネコさんと同じように、ストーカー被害にあってること。

そのストーカーにネットで悪評をばら撒かれてること。


アベさんの会社に派遣で働いてる人らしいけど、情報漏洩とか大丈夫?って聞いてみたら、

同じように名前を聞かれて、躊躇ったフリをしたら、

会社の信用に関わるから教えてくれってお願いされたので、ツシマシノブだと教える。


今月末で契約期間終わるから更新はしないと言っていた。


派遣元の支店長も俺の顧客だから、もちろん同じようにストーカーの話から、それがツシマシノブだと話したのは、当たり前だろ?


さすがにキャバクラに顧客はいねぇな。

って思ってたら、オダさんがキャバクラもクビになるように何かしてくれたらしい。


サービスだよって笑ってたけど。


ちゃんと信頼関係作って来てよかったよ。


とりあえずストーカーに用事はねぇんだよな。

即刻消えてくれ。

あと警察の人、俺のばら撒かれた悪評なんとかしてくれよ。

これって、訴えていい案件?

俺の人権侵害だろ?

名誉毀損とかじゃねぇの?

精神的苦痛とかもだよな?

なんでも屋の妨害でもあるだろ?


俺の顧客に弁護士さんもいたな。

よし、相談してみよう。

慰謝料もぎ取ってくれないかなぁ?

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。


引き続き他の作品共々よろしくお願いします!


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― 新着の感想 ―
(# ゜◇゜)p ストーカーは滅びろ!慈悲も情けも無い! リッカさんの接客態度が人徳となって、凄い繋りになってたのには納得。 早い・丁寧・仕事キッチリ!なのは、人柄にも表れてるもんねぇ。 ツシ・マ…
感想一覧
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