表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョン代行 なんでも屋におまかせ!〜俺のダンジョンはまだないので他人のダンジョンで活動します〜  作者: トーヤ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
25/44

貝ダンジョン

ブックマーク50突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)


「リッカ、今日ってなんか予定とかあるか?」


そう(すばる)義兄(にい)に声をかけられたのは、ダンジョン代行の依頼もなかったから、休みにしようか、誰かのダンジョンに潜らせてもらおうか考えていた時だった。


「別に予定とかはないけど?」


なんか緊急の依頼とか入ったのかな?


「うちのお袋のダンジョンに行ってくれないか?」

(こずえ)おばちゃん?」


昴義兄のお母さんだけど、うちの母さんともママ友で、子供の頃から可愛がってもらってたんだ。


「面倒なら断っていいぞ?」


いやいや、なんで断るの前提なんだよ?


「アラートとか出たんじゃないの?」


昴義兄は首を横に振った。

えっ?違うの?


「違うんだよ。貝が食べたいから獲ってきてって」


えぇー?

でもいいよなぁ。

食べたいからってダンジョンで獲れるのって羨ましいよな?


「あれ?でもいつもは梢おばちゃん自分で行ってるんだよな?」


うちに依頼とか来たことないし。


「いや、いつもは姉貴が潜ってるんだよ」


琉璃(るり)さんは、昴義兄のお姉さんで、バリバリのキャリアウーマン。

パンツスーツを着こなして、長い黒髪をなびかせて颯爽(さっそう)と歩く姿はめっちゃカッコいいぞ。


「琉璃さんが?今日は?」

「出張で海外に行ってるんだと」


おー!

カッケーな!


「なら、北斗(ほくと)は?」

「今日は、なんでも屋のバイトで群馬に行ってる」


あーそうだった。

俺は【転移】スキルがあるけど、他のバイトメンバーは電車とかで移動しないとダメだったんだよな。


帰ってくるのは、夜か明日になるか。

北斗も当てにならないんだな。


「じゃあ、代わりに貝のドロップを獲ってくればいいのか?」

「いいのか?面倒だろ?」

「大丈夫だよ。久しぶりに梢おばちゃんにも会いたいし」

「すまんな。リッカが行くことを連絡しておくから」


んじゃ、行って来ますか!



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「こんにちは!リッカです」

「リッカちゃん、いらっしゃい!!」


梢おばちゃん、全然変わってないな。

上がって上がって!

と、引っ張られる。

この感じも懐かしいな。


「リッカちゃん。ごめんなさいね。昴からリッカちゃんが来てくれるって聞いて驚いちゃったわ」


昴に頼んだのにって。


「昴義兄、ちょっと忙しいんだよね」


だから俺で我慢してよって言ったら、むしろリッカちゃんで嬉しいわって、喜ばれた。

よくわからんが、俺でもいいなら良かったけど。

昴義兄に会いたかったんじゃないのか?って思ってたんだけど、なんか違うみたいだな。


「梢おばちゃんのダンジョンの貝が欲しいって聞いて来たんだけど?」

「そうなのよ。ホタテが食べたくなってね」


ホタテが獲れんのか!


「どこの階層にいるかわかる?」


梢おばちゃんは、困った顔をして、


「いつも琉璃に任せっきりだから、よくわからないのよ」


おっとそう来たか。


「それなら順番に倒しながらホタテ探してくるよ」

「お願いしてもいい?」

「もちろん」

「ありがとう。お願いね」


俺は扉を開けてもらって、貝ダンジョンに入った。



海だな。

浜辺だな。

うん、貝ダンジョンだから海だとは思ってたからいいんだけど。


デカいカニがいるな。

【鑑定】したら、アーマークラブになってるから、魔物だよな。

こいつ倒したら、カニとかドロップしたりすんの?


とりあえず倒してみっか!


兄貴謹製のミスリル剣でサクッと斬ってみる。

マジか。

そう来たかー。


魔石とハマグリがドロップしたぞ。

カニを倒したら、ハマグリ…。

ってことは何を倒したら、ホタテがドロップするんだ?


これは片っ端から倒していくしかねぇな。


1階層ではカニしか出なかった。

全部ハマグリ…。


次だ次!

2階層では、海からデカいトビウオが飛んで襲って来た。

アローフィッシュっていうらしい。

トビウオじゃないんかい!

反射的に斬ったら、貝がドロップした。

一瞬ホタテか!?と思ったんだけど、【鑑定】をしてみたら、アコヤ貝だった。

しかもアコヤ貝(真珠入り)になっていた。

貝ダンジョンは、真珠もドロップすんのかよ!


次の階層を目指す間にも、アローフィッシュに狙われ続けて、その度にアコヤ貝(真珠入り)がドロップした。

梢おばちゃん、実は金持ちなのでは!?


3階層で、膝から崩れ落ちるところだった。

何アレ。

2メートルくらいのホタテ貝に手足がついてる魔物が待ち構えていたよ。


【鑑定】したら、ビッグスキャロップ。

デカいホタテ。

そのまんまじゃねぇかよ。

ミスリル剣で斬ったら、案の定ホタテがドロップした。


よし、後はビッグスキャロップを倒せばいいだけだな。


初めてのダンジョンだから、どこに何がいるのかわからなくて、タイマーは2時間でセットした。


時間はまだまだあるからな?

たくさんホタテを手に入れようじゃないか!


それから時間まで、俺は手足のついたシュールなデカいホタテを狩り続けた。

大量だぜ!



「ただいま!ホタテたくさん獲れたよ」


台所に出して欲しいと言われたので、出したらものすごい驚かれた。


「こんなに!?」


あれ?多すぎた?

やり過ぎだったか?


「こんなにいらなかった?」


だったらごめんなさい。


「こんなにあるなんて嬉しいわ!琉璃は5個くらいしか獲ってくれないから」


そうなのか?

余計なことしたか?


「あとさ、ホタテじゃないんだけど、ハマグリも獲れたんだ」

「本当に!?ハマグリも出してくれる?」


俺は言われた通りに、ホタテの横に出す。


「まぁ!!!こんなに!?おばちゃんハマグリも好きなのよ!」


それは良かったけど、まだあるんだけど…。


「それでさ、他にもあるんだけど…」

「えっ?まだあるの?」


俺は頷いて、


「真珠入りのアコヤ貝があるんだけど」


梢おばちゃんが固まった。


「リッカちゃん?今なんて?」

「真珠入りのアコヤ貝があるんだけど」


もう一度言ってみる。


「えぇぇぇぇぇーーー!?真珠!?」


この驚き方ってことは、今まで出たことがない?


「どうしますか?」

「どうって?」


頭回ってないかな?


「魔石みたいに買取して、お金をもらうか。買取に出さないで自分でアクセサリーとかに加工してもらうとか?」


梢おばちゃんは、少し考えて、


「昴とリッカちゃんのところで、買取ってしてくれるの?」

「もちろんですよ」

「それなら買取してくれる?」

「いいんですか?」

「いいわよ。そのお金で美味しいものを食べるわ!」


ある意味潔いな。

梢おばちゃんらしいけど。


「わかりました。アコヤ貝と魔石は買取でいいですか?」

「お願いね」

「了解です」


俺は、アコヤ貝と魔石を持ち帰り、昴義兄に買取をお願いした。


サイズも揃っていて、数もそこそこあったから良い金額で買取してもらえたみたいだ。


梢おばちゃんよかったね。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。


引き続き他の作品共々よろしくお願いします!


生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる

https://ncode.syosetu.com/n4334li/


大賢者リオールは楽しみたい!

https://ncode.syosetu.com/n6058kb/


ようこそ!ダンジョンへ!

https://ncode.syosetu.com/n3468kt/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
(*`・◇・´)つ 『貝が貝採り』以外は、作者様の暇潰し用ファンサービスです。 暇潰しネタは倉庫に しまってあるので、お題に合わせたのを掘り出しますよ~♪ (↑ リアルざまぁ倉庫はあるけど、芸能関係…
更新ありがとうございます。 つい、『貝が貝採りしてませんか?』と思ってしまうのは、大阪人の悲しい習性……!  (↑ 絵画専門の買い取り業者のローカルCMネタ) アコヤ貝は、意外と美味しいですよ♪ …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ