中の人、アクションゲームについて思いを馳せる
※ 今回のお話には、多数のアクションゲームが出てきます。物語の進行にはあまり関係がないので、ご興味ない方は読み飛ばしてください。
アクションゲームって、色々あるよね、というだけの回です。
ゲームのタイトルは伏せてあります。
やってみたい、と思われた方は、ぜひ検索してみてください。
辿りつけなかった方は、作者にコッソリ聞いてみてくださいね。
なお、ここに記されているゲームの雑感は、あくまで登場人物であるところの『俺』の所感であり、作者本人のものではないので、あしからずご了承ください。
アクションゲーム、と一口に言っても、様々ある。
家庭用ゲーム機での超初期では、ストーリーは申し訳程度に存在し、どこまで点数を稼げるのかを競うようなゲームが主流だった。
そこから、段々とストーリーにも力を入れたものが登場してきて、独特の世界観でシリーズ化したものも、多く出た。
また、発売当時『次世代機』と言われた、1990年代後半に登場したゲーム機以降、新しいゲーム機が世に出る度に、『超美麗グラフィック』だとか、『大容量』だとか、『3D』だとか言った、ゲーム性そのものだけでなく、見た目や性能を重視したものも、登場してきた。
遊び方も様々で、一人で延々と攻略するものもあれば、協力して行うもの、対戦するもの、多人数でワイワイやるものまで存在する。
それぞれ、どのようなゲームがあるか、レトロゲーム、いわゆる『レゲー』から順に、代表的なものと、俺が好んでやっていたものについて、述べていこう。
まずは、レトロゲーム。
一人プレイで、ひたすら点数を稼ぐことを目的とするようなものから。
なんといっても、風船で空飛ぶおっさんのゲームだろう。
おっさんが風船につかまって飛んでいく。
いってしまえば、それだけのゲーム。
なんだそりゃ、って感じだが、障害物が出てきたり、得点が増えるアイテムがあったりして、意外と面白い。
地味に対戦・協力モードもある。
これは、障害物を破壊したり、直接的に攻撃して排除する手段がないことから、『避けゲー』とも言える。
他にも、アーケードなどで大流行した、点数を稼ぐゲームがある。
オバケが行き交う迷路を進んで行きながら、道に落ちているアイテムを回収するゲームだ。
一時的にオバケを倒せるようにもなれるので、それで高得点を狙える。
後は、ドアを開けたり閉めたりしながら追っ手を掻い潜り、絵画を回収していくゲーム。
当初はドロボウを主人公とするはずが、大人の事情により、『警官』ということにされた、ちょっと複雑な経緯のあるゲーム。
ゲーム性は、どうみてもドロボウだが。
それから、レトロゲームでも協力プレイで楽しめるものがある。
一人用でもできるが、二人プレイもできる、優れモノだ。
俺がハマって、子どもの頃、近所の友だちを呼んではよくやっていたのは、床のパネルをめくるゲームだ。
パネルをめくって、敵を壁に押し付けて倒す。
一応、要約すればそれだけのゲーム。
しかし、これがめちゃくちゃ奥深い。
床のパネルをめくると、パネルが色々と変化する。
点数が増えるものもあれば、床全体のパネルをめくるもの、一列めくるもの、乗って飛んでいくもの(その間は無敵になり、敵を倒せる)、めくりすぎるとそれ以上めくれなくなるものなどなど、バリエーション豊かだ。
敵もバリエーションに富んでいて、パネルをめくってもジャンプして避けてくるものや、分裂するもの、こちらの動きを真似するものなどなど、今から考えても、完成度の高いゲームだ。
しかも、ステージ毎に制限時間はないものの、一定時間を過ぎると敵がハイパー化して動きが速くなり、能力も強化される。
一例を挙げれば、真上にジャンプしていたのが近付きながらジャンプしてくるようになったり、壁を壊せるようになったりしてくる。
こうなると、ほぼ勝ち目はない。
全く勝てないわけでもないのが、面白いところだ。
ストーリー性や、世界観がしっかりしていて、シリーズ化したもの。
代表的なのと、ややマニアックなヤツを紹介しよう。
どちらも、直接的に敵を攻撃し、ボスなどを撃破していくものだ。
代表的な方は、ロボットが主人公で、敵のロボットの技をコピーして使える、というものだ。
それぞれの技に相性があったりして、これもまた奥深い。
とあるボスが何回やっても倒せない、といって、大手動画投稿サイトに歌やらアニメーションやらがアップされたこともある。
ややマニアックな方は、忍者が主人公だ。
邪神を倒す為、忍者が孤軍奮闘する。
基本攻撃は刀。
そして、炎波の術や、手裏剣も使える。
ただ、このゲームの最大のウリだと俺が思っているのは、壁蹴りだ。
この忍者、壁にはりつけるのである。
あまつさえはりついた壁を蹴って、跳び上がれる。
そうしてどこまでも登っていけるのだ。
これぞ忍者。
まさに忍者。
否、NINJA。
特に、幅の狭い壁と壁の間を、左右にリズミカルに登っていくのが最高に気持ちいい。
もうちょっと時代が進んで、スーパーなゲーム機が出てくると、色モノのアクションゲームも出てきた。
ミミズが主人公のやつとか。
スライムが主人公のやつもある。
魔法でスライムにされてしまった王子が、がんばるっていう。
壁を這い上ったり、鉄球を身体に取り込んで吐き出したり、結構面白い。
スピード感と爽快感を堪能する、超速ハリネズミも有名だ。
相手の技をコピーする、っていう観点で、なんでも吸い込む謎生物のゲームもあったな。
これもけっこうシリーズ化して、ピンボールやゴルフライクなゲームも出たっけ。
星型のパチモンみたいなやつもいたなぁ。
世界を股にかける、ジャケットを着た大泥棒なんかも、アクションゲームになっている。
江戸時代の大泥棒を主人公に据えて、シリーズ化しててミニゲームが充実してる協力型アクションゲームもある。
当初は小判を投げたりしていたのが、シリーズが進むにつれてからくり人形が仲間になり、くのいちが仲間になり、それぞれのキャラクターを駆使して謎解きをしながら攻略していったり、果てには巨大ロボに搭乗して宇宙に進出したりと、謎方向に進化していったゲームだ。
割と操作性が良く、お手軽でプレイしやすい。
俺が一番ハマったアクションゲームは、神様が石像に宿って、悪魔と戦うゲームだ。
当時の技術では、どこかぎこちない動きになりがちなアクションを逆手に取り、「石像だから動きが鈍い」という設定で乗り切ったゲームだ。
神様は、下界の人間を導き、神の奇跡で救いながら、時には石像に宿って魔物を排除していく。
育成パートとアクションパートに分かれているゲームで、隠しモードでアクションパートのみを立て続けに攻略していくモードもある。
敵側は空をビュンビュン飛んだり、派手な魔法をぶっぱなしたりしてくるのに、こっちはぎこちない石像の動きで斬りかかるだけ。
でもそれがいい。
その制限された動きの中で、華麗にかわし、倒していく、玄人好みのゲームなのだ。
バリバリ動くアクションゲームというより、安全地帯を把握していく、覚えゲーっていう感じかな。
そんな、数あるアクションゲームの中でも、黎明期からトップを独走しているのが、ヒゲのオッサンブラザーズだ。
カメ一族にさらわれたお姫様をヒゲのオッサンが救うというもので、基本は、避けゲーだ。
といっても、ブロックの上に乗っている敵を下から叩いたり、踏んづけたり、火の玉を投げつけたり、フライングボディプレスをかましたり、マントではたいたり、ハンマー投げつけたり、食べたりと、けっこうやらかしている。
今、目の前に展開しているこの状況、どうやら剣は無効だったようだが、踏んづけることはできた。
とすれば、火の玉なんかも有効かもしれない。
何が有効で、何が無効か。
試しながら、切り抜けてやる。




