俺は王族だ!!
「や、辞めてください!ごめんなさいごめんなさい」
「申し訳ございません。2度と逆らいません」
「ゆ、許してください。すみませんすみませんすみません!!」
結局皆んな最後には許しを乞うのに、何でバカな奴らは俺に逆らうんだ?自分じゃ何もできないくせに、最後は泣き落としと相場は決まっている。そんな奴らを許すはずは無いけどな!一度でも俺に逆らって来たんだからそれ相応の報いを受けさせてやる!
最初は俺の行く道を転んで塞いで来た奴が居たから、そいつの父親の職を無くしてやった。
ものすごく泣いてたな、あれは楽しかった。自分がどれだけの事をしたのかアイツは思い知っただろう。そして、自分の身分を知るには丁度良かっただろう。とってもいい事をした。
そうだ、逆恨みで俺を襲おうとして来た奴らも居たな、護衛に返り討ちにされ、最後は死刑だったな。アイツらは何がしたかったんだろうな?
俺は王族だ。最初からこの世で1番偉い存在、父も母も兄も俺には甘い。母に似てとても可愛い顔立ちなのもあるだろう。もう少しかっこ良い顔立ちでも良かったのにな……と、そこだけは不満に思う。何の不自由のない世界で育って来た俺だが、許せないものがある。それはこの俺に逆らう奴だ!父も母も兄でさえも俺の言う事は何でも聞いてくれるのに、俺に逆らう存在がいる!それも俺より身分が下のくせに!!それがどうしても俺の許せない事だ!
俺の歩く道を塞ぐ事もそうだし、俺のお気に入りのものと同じものを持っている奴、少しでも口答えして来る奴、大人でも子供でも関係ない、俺は王族だ何をしても良い。
ただ、いつも楽しいと思うのは一瞬で、すぐに退屈になる。オモチャはすぐに反抗を辞める。だから壊れない頑丈な新しいオモチャが欲しい………あーぁ、何処からか何か面白い事が降ってこないかな
そんな事を思ったからなのか、エドガーの頭上からはアデレイドが降って来たのであった。




