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光属性が多い世界で光属性になりました  作者: はじめ


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いじめかっこ悪いぜ!!

(ふぅ〜偉い目にあった〜)


 倒れた子達の方がな!!とツッコミたくなる。が、ツッコんでくれる人はここには誰も居ないのだ。そして、少なからずショックを受け、傷心のアデレイドはトボトボと学校の中をサボりながら歩いていた。そして何気なく窓の外を見ると、5〜6人の生徒が1人の生徒に向かい攻撃魔法を放っているのを見てしまったのだ。


(い、い、いじめ!?絶対にダメ!!ってか攻撃魔法って怪我しちゃうじゃん!)


 衝動的にアデレイドは2階の窓からジャンプして飛び降りた。ストンっとかっこよく着地したかったのだが、ドサッっと、いじめている男の子達の内の1人の上に落ちてしまった。


「うわぁぁあ!何だお前!!」

「だ、誰だ!!」

「エ、エドガー様、だ、だいじょうぶですか??」

「なっ、ど、どーしよー」

「に、逃げようぜ」


 どうやらアデレイドはいじめっ子エドガーの上に落ちてしまったらしい。アデレイドの下敷きになったエドガーは完全に延びていた。アデレイドはここまでするつもりは無かったのでエドガーには悪い事をしたが、いじめっ子に引くわけにはいかなかった。


「あなた達!いじめかっこ悪いわよ!!そんな事をしてたらいつかあなた達にもこういう悪い事が返ってくるんだからね!!もうしちゃダメよ!!」


 キッと睨みつけ指を刺して怒鳴りつけた…………が、可愛いアデレイドが言っても怖くはない。子猫が威嚇している様にしかならなかったのであった。しかし、このいじめっ子達はアデレイドと同じ歳くらいの(うぶ)な男子達だった。この年頃の男子は女子に、こんな事を言われたら反発したくなるものなのだ!!


「うっ(かわいい……)お、俺たちに逆らうな」

「「「「そ、そうだそうだ!!」」」」


 全員が顔を真っ赤にし、今にも倒れたくなる気持ちを抑えて必死に抵抗してくる。そして、肝心ないじめられていた子はと言うと、隙をみてサッサと逃げていた。最悪である。こうして、5対1(1人は物理的に倒し、アデレイドの後ろで倒れている)の構図になった。


「あの、なんでいじめなんてするの?かっこ悪いし、先生に見つかったら罰を受けるんじゃ無いの?だからもう辞めた方がいいと思うよ?」


 なんとか諭してみようとするが、男の子達は笑い出した。何がおかしいのか分からないアデレイドはムッとする。すると男の子達が話し始めた。


「俺らはエドガー様の友達なんだよ!」

「エドガー様がしたいと思った事をさせるのが俺達の役目なんだよ」

「エドガー様に逆らえる奴なんていないに決まってるだろ〜」

「だから俺たちは何やっても怒られないし罰せられないんだ」

「お前はエドガー様に酷い事したから後でどんな目にあっても知らないからなぁ〜、せっかく可愛いのにざーーんねん」


「「「「「ははははははは〜」」」」」


 最後に〆と言わんばかりに大笑いされた。これに対してアデレイドはカチンときた。さっきからこの気絶しているエドガーが偉いから全部許されるみたいな空気。こんな卑怯な奴らに高笑いされて完全にプッツンときたのである。


「あのねぇ…………私を怖くないって思ってるかもしれないけど、あなた達くらい平気で倒せるわよ?まぁ、この延びてるエドガー?がいなきゃ何もできないあなた達にはそもそもの話私は倒せないでしょうけどね」


 不敵な笑みを浮かべ人差し指をクイクイとかかって来いという様に挑発する。流石にいくら可愛すぎる女の子であってもカチンときた5人は一斉にアデレイドに飛びかかってきた。


(女の子1人に5人同時に襲いかかって来るなんて、、やっぱりコイツら卑怯者ね…………まじ許さん)


 アデレイドは呆れすぎて無表情になっていた。美形の無表情とは本当に怖いものなのだ。5人が一瞬怯んだがその隙をついてアデレイドは眩い光を放った。要は目眩しをしたのだ。魔法は使わないと言ったが、バレなきゃ良いのだ。後でライトを使ったとか何とか言えば良いと思ったのと、男の子達を怪我させずに無力化するには目眩し程度が丁度良いと思ったからである。


 案の定「目が…………目が、、」とのたうち回る5人。アデレイドはため息を吐き


「もうこんな事は辞めなさいよ()()()()()()!!」


 と捨て台詞を吐きその場を去った。悔しがる声を背に次の授業こそは気絶されない様に目立たずに授業を受けようと考える。もうすっかり男子達の事は頭の中から綺麗さっぱり忘れていた。そして次の教室にワクワクした気持ちで向かっていくのだった。

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