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ちょっと不気味なリーダーおじさんも来た!

17日目、



ソラ「んんー…ん。朝だー。」


ソラです。今日でべっそう生活17日目。

昨日寝坊しちゃったけど、同じことをしないと強く誓ってます!


ソラ「さて、一階に降りてー…わ。また別の赤いキラキラができてるー…。」


起きてすぐ下に降りたけど、また赤いキラキラが覆いかぶさるようにできちゃった。

今度はまさかの…


ソラ「わ。キッチンがもう使えない。歯みがきと顔ふきと手洗い、身体ふき、お湯を沸かすのもー…どうしよう。」


ソラ「うーん。うーん。考えろー。考えろー。」


昨日まで普通に使っていたキッチンが赤いキラキラで埋まる形で変わってしまい、べっそうでやるべきことがまた出来なくなった事に思わず両肩を落としちゃった。

僕はうーんと目を閉じて、あご下に手を当てて悩む・考える仕草を取った後、


ソラ「…そうだ!ニジおじさん達に相談しよう!」


ソラ「困ったら他の人に相談をかけてみなさいって、学校の先生とお父さんとお母さんが言ってたもん。」


ソラ「よーーし。」


僕は今日来るニジおじさん達に相談をするべく、取り敢えずいまできるべっそうのやる事のごはんを食べること、お薬を飲むこと、カレンダーに今日の日に丸を付けることをする!


ソラ「いただきまーす!…。…。…。」


ソラ「なんか今日の生ハム硬い。だんだんニオイも臭くなってる…。でも食べなきゃ。」


ソラ「お残しは、ダメ!」


僕はいつも通り生ハムを少しずつ食べて、昨日より硬く感じるハムとパンの食感を口の中で感じたけど、これは元々お父さんとお母さんが用意してくれたごはんだもん。絶対に食べるぞ。

そしてお薬は、


ソラ「コップに入っているお水はこれで最後かー。」


ソラ「次の日からはごはんと一緒に…いや、お父さんが作ってくれた虹色のアメと一緒に噛んで飲み込も。そうすれば以外に苦くないかも!よし。んん。」


今入っている赤く染まった水入りのコップはこれで最後で、僕はごはん食べた後のお薬三つ分を赤いお水と一緒に飲み干した。



ーーーーーーー



ごはんをすませた僕はスケッチブックを持ってべっそうの外へと出た後、



ソラ「うん!今日もたくさんのキラキラが見れてうれしい!!」


ソラ「僕もニジおじさん達と同じように料理したいなー。僕もキッチンに立って実際に作ってみたいよー。」


僕はべっそうから少し離れた見晴らしの良い丘へと移動して、そこから見える赤と黒のキラキラが広がる森と山々のとってもキレイな風景を見て自然に笑顔を浮かべた。

僕は早速スケッチブックを開いて、手に持ったクレヨンでキラキラの風景の絵を描き始める。


ソラ「うん!うん!今日もいい景色ーー!!やっぱ僕だけ見れるこのキラキラが本当に特別!!」


と、


「そうだねぇ〜。毎日宝石のように輝いて、さぞ高々気分に優越へ浸るものよォ〜。」


ソラ「そうそう!此処から見下ろすだけで、ずっとてっぺんにいる感が出るもん!」


「分かる分かるゥ〜。分かるよォ〜。自分が今いる人類の中で頂点だと思わず思っちゃうんだよねェ〜〜。」


ソラ「うんうん!!だからこそ僕はー…え?」


「…。」


ソラ「…。」


「…。」


ソラ&隣に座っている謎おじさん「「…。」」


キラキラ風景のお絵描き中に僕の会話にスルッと入ってきた謎の誰かさん。

僕は謎の誰か…おじさんの声がするすぐ近くの隣へと顔だけ横へ向けた時、


「ヤッホォ〜。初めましてぇ〜だねぇ〜〜。ソラくーん。」


ソラ「?誰?変なおじさん?」


僕と一緒に座って顔だけ向けていた別のおじさんがいつのまにか居て、そのおじさん…お猿さんみたいなお顔をしてる黄色いシャツと暗い緑色のコートを着たニジおじさんと同じぐらいの大きな背をした人が、僕へ笑顔を浮かべながら軽く手を振って話しかけてきた。

すると僕の言葉を聞いたそのおじさんは、


「変って…。ちょっと初対面の人に失礼だよォ君ィ〜。」


「アッシはニジ君達が住んでる【コミュニティのリーダー】なんだけどねぇ〜。」


ソラ「え!?ニジおじさん達のリーダーさん、だったの!?ご、ごめんなさい。」


ちょっとムッとした表情を浮かべたのをみた僕は、そのおじさんのニジおじさん達と関わっている人だった事で急いでそのリーダーおじさんへと振り返って頭を何度も下げて謝りました。

するとそのリーダーおじさんはムッとした表情から元の笑顔へと戻って、


「いいのいいのォ〜。大丈夫大丈夫ゥ〜。ま、いきなり声をかけられたら当然の反応でしょうがァ〜。」


「アッシは元々温厚だし全く怒らんほうよォ〜。子供相手に大人気ない事せんから安心しなさい。」


ムラクモ「アッシはムラクモ。ニジ君達からソラ君の事情聞いてるからねぇ〜。後アッシらコミュニティに当分先まで食べていける食料を分け与えてくれてありがとォ〜ねぇ。お陰で助かったよォ〜。」


ソラ「いいえ!僕も人助けできてとてもうれしい!!」


ムラクモ「そうかそうかァ〜。本当に良い子ちゃんじゃなーい。よしよしぃ〜。」


ソラ「えへへー。」


僕はリーダーおじさんの名前を聞いて、僕が昨日までニジおじさん達へした事をとても良い事だと褒められて、僕はそのままムラクモおじさんに頭をよしよしと両手で撫でてくれた!

うれしい!とてもうれしーい!!良いことすると本当に正しい行動をしたと思う!!


ちょっと時間が経った後、


カイド「おおムラクモ、もう着いとんたのか。」


ムラクモ「ある程度事を成したから早ーーーく来ただけよォ〜。」


ムラクモ「お一人生活しているソラ君の様子を見たかったからねぇ〜。」


カイドおじいちゃんがべっそうにやってきて、僕はふと昨日まで来ていたニジおじさんとリクトお兄さんが居ない事に話しかける。


ソラ「あれ?ニジおじさんとリクトお兄さんは?」


と、すぐにカイドおじいちゃんとムラクモおじさんが教えてくれました。


ムラクモ「ああ。彼らはねぇ〜。今遠出のとこに行って探索させてるのォ〜。簡単に言えば別の物資探しという意味の遠征だねぇ〜。」


カイド「あの若もん共は体力バチクソあるから、バンバンといろんなとこにこき使…いや行かせてブラック企業もドン引きな24時間業務兼残業代ナッシングにバリバリと働かせるもんじゃぁ。」


カイド「お陰でワシらのコミュニティは若もん二人が命懸けで持ち帰ってきた社畜ヨシ物資で、少しずつ設備が整ってきたからなぁ。ぬはははははははははは!!」


ムラクモ「ははは…まぁ冒険だよォ〜。ボ〜ケン。そう捉えてちょ〜だいねェ〜。」


ソラ「そうなんだ。じゃぁいつ会えるの?ニジおじさんとリクトお兄さん。」


なんとニジおじさんとリクトお兄さんはムラクモおじさん達が住む場所の為にごはんなどを探す冒険をしていると聞いて、僕は完全に冒険のお仕事をしているニジおじさんとリクトお兄さんの姿をふと想像して目を輝かせちゃった。



ーーーーーーーー



そうして時間がある程度経ってお日様がだいだい色へと変わった時、


ムラクモ「ふむ。ソラ君が住む家の中までキラキラが入っちゃったかァ〜。オッケェ〜。歯磨きと身体の清潔はとても大事よォ〜。」


カイド「一旦小僧の居場所から離れて、ワシらのコミュニティ内で入浴と着替えと歯磨きやった方がええと思うが…。」


カイド「此処から一歩も離れるワケには、今の小僧にゃぁアカンじゃろう?」


僕は多分一番良い誘いを聞いたけど、お母さんとお父さんの約束を破るワケにはいかない。

此処を守らないと行けないもん。約束は必ず守らなきゃ。

例えニジおじさん達でも僕とお母さんとお父さん以外の人は、絶対にべっそうの中に入れちゃダメだから。


ソラ「…うん。ごめんなさい。お父さんとお母さんが帰ってくるまで僕は離れられないの。」


ムラクモ「なら入浴セットをアッシらが物理的方で持って来るかねぇ。」


カイド「小僧。替えの服とタオルはあるか?」


ソラ「ううん。今着ている服しかないもん。干してた洗濯物全部キラキラになっちゃったから。」


ムラクモ「だよねぇ〜。じゃぁ【アマノ婆さん】に子供服を至急作って貰おうかァ〜。」


カイド「うむ。タオルもいくつか持って来るわい。あと歯磨きセットも。」


ソラ「お願いします。」


ムラクモ「いいんだよォ〜。アッシらからもお礼をせんとねぇ〜。」


カイド「はははははははは!ちょっとした事で縁が瞬く間にできるとは、こんな時代でも我が人生めちゃおもろ!ウケるゥ!!がはははははははは!!」


僕の困ったことを相談した時、ムラクモおじさん達は快く引き受けてくれた!

本当にありがとう!!これで洗濯…ううん、お風呂と歯磨き問題はなんとかなりそう!


カイド「ああそうじゃ。小僧。ちょっとワシらから伝える事がある。よう聞けい。」


ソラ「なーに?カイドおじいちゃん?」


と、二人が帰る前に僕へもう一つのお願い事を聞きました。

それこそ、


カイド「最近食料を狙う盗人共がこの周辺に出たと他のコミュニティから通達が来た。」


カイド「明日からは遅い起床で構わん。ワシらが来るまでしっかりと戸締りするんじゃ。」


ムラクモ「彼らは武器を持ってコミュニティを襲撃、集団をもって力ずくで盗むと聞いたからねぇ〜。だもんでウチらが来るまで別荘内に居なさい。」


ムラクモ「何がなんでも、絶対に開けない。話しかけられても応えない事。オッケェ〜?」


ソラ「わ、分かった!大丈夫!!べっそうの中にいる間は鍵かけてるよ!ニジおじさん達が来るまで中で待ってるね!」


ムラクモ「よしよし。なら大丈夫だねぇ〜。本当にえらい子だねぇ〜。」


カイド「うむうむ!よく出来た子じゃあ。ぬははははは!」


僕は二人へがんばると意気込むちょっとした仕草で応え、二人の姿が見えなくなるまで見送った。


ソラ「大丈夫。いつものように過ごすだけ。」


ソラ「べっそうの中にいる間は絶対に鍵掛けてるから大丈夫。うん!全然大丈夫!!」


そう言いつつ、僕はベッドへと滑り込んで今日の日記をつけた後ぐーぐータイムに入った。

しかし明日、一人だけ住む僕にとってとても大変な目にあうことも知らずに…。



続く。

べっそう生活17日目!


今日ニジおじさん達が住んでいる場所のリーダーさんと会った!

元々お医者さんだったんだってムラクモのおじさん。身長はニジおじさんと同じ。お歳が58だって。

てかニジおじさんのお歳35なんだ。リクトお兄さんのお歳は22。カイドおじいちゃんが言うにニジおじさんのお歳でもまだまだとても若いって。

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