空飛ぶキラキラだー!
12日目…
ソラ「んんぅー。おはよー。」
ソラ「て、また僕だけかー。」
ソラです。べっそうに来て12日目、再びお日様が昇った時間に起きたよ!
まだお母さんとお父さんの返事がないから、紙に書かれた通りに一日を過ごすぞー!
ソラ「お手洗いお手洗いー。お顔ごしごしー!」
起きてすぐに顔とお手手を洗って、掛けているタオルへしっかりと拭き取るよ。
んで、次はお楽しみのごはんタイム!
ソラ「いただきまーーす!んんんー♪」
ソラ「ハムもパンも美味しくて幸せぇーー♪えへへ。」
テーブルに置かれていた大きな生ハムとふわふわのパンを少しずつもぐもぐ!
しっかりかんで、味わって、僕のノド奥へスーッと入って行く動きに慣れてきたぞ。
あ、でも…
ソラ「…やっぱり食べ足りないなー。紙に書かれた通りにやってるけど…」
ソラ「べっそうに来て3日の時に冷蔵庫のごはん全部食べちゃったし…。もうちょっとごはん食べたいよー。お母さん。お父さん。」
今日の僕のお腹かなりぐーぐーと鳴ってる。
実はこれでも本当に足りないの。ごはんは貴重って書いてあっても僕のお腹のぐーぐー音は正直モノだー。
ソラ「探してみよ。別のごはーん。あるかなー。うーん。」
なんとかないかとキッチンの下にある小さな戸へと歩んで、ガチャリガチャリと何かお腹が膨れそうな別のごはんがないか探した。
ソラ「こういう時どうすればいいかな?紙にはこれ以上書かれてないし。流石にお水だけじゃ満足に…あ!」
そんな僕の目の前に、
【ソラへ。もしごはんが食べ足りなかった時、このお父さんお手製の虹色飴を食べなさい。一口でお腹が満たされるぞ。】
ソラ「わぁぁぁ。きれい…!【虹色のアメ】だー!」
ソラ「ありがとうお父さん!大好きー!!じゃぁ早速一口!!あん!!」
透明の大きな瓶に入っていた虹色のぐるぐるアメ!
かつお父さんのお手紙付きを見た僕は思わずバンザーイと両手をあげて、早速フタを開けた僕は虹色のアメを一つ口の中に入れた。
おお!そのお味はまさに!
ソラ「わぁ!なめればなめるほど色んな味が出てくるーー!!」
ソラ「りんご!パイン!みかん!メロンに、ブルーベリー!そしてモモ味ぃーー!!」
ソラ「美味しーーー!美味しーーーーーーい!!うん!!お父さんが書いた通りだったよーー!!」
僕好物のたくさんの果物の味がたくさん押し寄せるように入ってきて、さっきまで食べ足りなかった僕のお腹の音が鳴り止み満足感に満たされちゃった!すごい!流石お菓子のお仕事をしてるお父さん!!
ソラ「よーし!お腹いっぱい!!このままいくぞー!」
ソラ「お薬ー!歯みがきー!洗濯ーー!!」
さぁ、テンションハイになった僕は誰にも止められないぞーー!!
ソラ「うん!今日も良い天気ーー!!あ、でも曇が多めかな?」
ソラ「ま、晴れだし大丈夫!大丈夫!洗濯洗濯ーー!!」
朝のべっそう内でやる事をやった僕は今日干す洗濯物入りのバケツを外の中庭へと持っていって、昨日干して乾いた服とタオルを空のバケツへと入れて、持ってきた今日干す分の洗濯物をゴシゴシと蛇口から出るお水とお母さんお手製の石鹸でピカピカに洗った。
ソラ「ううーん!良い匂い!!これを干してー…」
洗い終えたピカピカの濡れた洗濯物を物干し竿へと干す…そんな時だった。
ソラ「!わ!!スゴッ!!」
ふと大きなエンジン音と一緒に僕の頭上へ通る大きな影。
思わず見上げるとそこには!
ソラ「わーー!!空飛ぶキラキラだーーー!!きれーーーーーー!!」
それはもう大きな飛行機!
飛行機全体にかけて赤と黒のキラキラが至る所からモジャモジャと動くように輝いていて、僕は思わず上空の空飛ぶ宝石の光景にひたすら喜んじゃった!!
ソラ「がんばれーー!がんばれーーー!!空飛ぶキラキラーー!!もっともっとーー!!」
でもその空飛ぶキラキラは徐々に下がっていってるから、僕は落ちるなーー!!っと頑張って飛んでいるキラキラへと応援しちゃった!
その直後、
ソラ「え?」
頑張って空を飛んでいるキラキラへ、とても高い青空から地上の森へ真っ直ぐに刺さった一つの青い光。
ソラ「わぁ。爆発しちゃった。」
空飛ぶキラキラを青い光の柱が突いて、刺された空飛ぶキラキラは『ぎゃぉーん』と怪獣みたいな声をあげた途端爆発しちゃった。
せっかくの空飛ぶキラキラがー…
ソラ「頑張って飛んでたのにー。残念。」
僕は残念がる表情を浮かべた後、止めていたべっそう生活でやる事の続きをやりました。
ーーーーーー
その下では、
「まったく。今度は大型飛行型か。ったく、好き勝手に広げやがって。」
「奴らにとって住みやすい生存圏を最も多く得たいだけさ。」
「大迷惑だ。充分に地上の人工物を食い尽くしてるだろ。」
「だね。」
先ほど空飛ぶキラキラを空中で爆発させた犯人が森の上から見上げていて、一人はとても大きな背をした大人ともう一人も大きな大人がぶつくさとしていました。
と、その一人のとても大きな背をした大人が僕が住むべっそうへと目を向けて
「あの丘の上にある建物、誰か住んで居るのだろうか?」
「昨日よりも奴らの浸食範囲が広がっている。丘の上に住んで居るであろうの住民の安否は気になるが、生憎明日は大雨だ。」
「もしかしたら明日、いや、明後日にかけてあの丘の上にある建物まで一気に広がるかもな。」
「…とにかく明日の雨が止み次第朝一であそこに行ってみよう。今は、俺が蹴り潰した奴らの死骸で忌避物をなる早で作るぞ。」
「ああ。俺らが住むコミュニティを優先に守らないと。」
少し陽が差し込んだたった数秒だけ、その大きな背をした大人の素顔…
「奴らに喰い尽くされず無事に生きていればいいが…。」
とても大きなダークブルー色のでかコート、黒いバンダナを頭部に被り、後ろ髪のモジャモジャな毛先をまとめ、着ているコート内の黒いベストの内側から透けて見えるとてもマッチョな身体をした褐色肌の外人?大人さんが、険しい表情で僕が住むべっそうへと見上げていました。
続く。
べっそう生活12日目!
今日は空飛ぶキラキラを目にしたよーー!!
でも変な光で爆発しちゃった。もっと飛んでほしかったのにー。




