Secret Episode ④ スマタードラゴン
2020.2
ケツ勇者番外編の予定だったが、オチが閃かずボツ
「はっ! ココは!? あれ!? 魔王を倒した筈なのに何故俺は魔王城の前に居るんだ!?」
「何言っているの? 裏ボスに行くためにロードしたんじゃなの」
「勇者殿、お約束でござるぞ?」
「あれぇ!? 何で皆そんなにすんなり受け入れられるの!? あと僧侶が辛辣で俺泣きそう!!」
―――と、言う訳で裏ボスの居るダンジョンへとやって来た勇者一行。終盤の色違いなモンスター達を退け、何とか裏ボスへと辿り着いた。
「……アレが……裏ボスなのか?」
「何やら朽ちたドラゴンのようでござるが……」
「腐っても裏ボスよ。油断しないで!」
四人は恐る恐る裏ボスへと近付いた。
「……我はスマタードラゴン。この世の創始者であり、終焉を呼ぶ者でもある」
その身体は腐敗し、所々骨が見えている巨大なドラゴンは静かに口を開いた。
「つまり……神様的な存在ってこと?」
「な、なんと……!!」
「でもボロボロなのは何でなの?」
「……我は腐っている」
「うん、それは見た感じ直ぐ分かるわ」
「腐敗しきっているでござる」
「力衰えても未だ我に叶う者なし。せいぜい我を楽しませてみろ……!」
「来るわ!!」
「勇者殿! ケツを借りるでござるよ!!」
──ズボッ!
「な、なんと濃厚なプレイ!! 其方達はそのように親密な仲なのか!?」
スマタードラゴンは勇者のケツに手を入れアイテムを弄る戦士を見て頬を染めた。
「いやいや、いつもの事でござるよ」
「そうね、日常茶飯事ね」
「!? なんと日常的にそのようなプレイを!?」
「皆やってるわよ? コイツのケツのせいで雰囲気が台無しよ!」
「はいはい、俺が悪いんですよ……」
戦士がケツから手を抜くと、そこには賢者の石コロが握られていた。
「!!!!!!」
スマタードラゴンは驚き戸惑っている!
「あ、久々に真面な反応を見た気がするぞ」
「そうでござるか?」
「仕方ないじゃない。そこにアイテムが入ってるんだから……」
「……我は腐っている!!」
「だからそれは知ってるわよ」
スマタードラゴンは激しく尾を振り回し勇者に襲い掛かった!
「勇者殿危ないでござる!」
ケツをしまう勇者を庇うように、戦士が尾を盾で受け止める!




