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『十二都刀戦(じゅうにととうせん)』  作者: じょんどぅ


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第六巻・第一章 再臨の影



### 再臨の影


北区の戦いから数週間――都市は日常を取り戻しつつあった。

倒壊したビルは修復され、道路も通行可能になり、人々の生活は徐々に戻っていた。


だが、都市の片隅には微かな異変があった。

重力のわずかな歪み、光の揺らぎ、地下空間に忍び込む黒い影――

黒幕はまだ諦めていなかった。


「春日、都市全域のセンサーに微弱な波動を検知」

渋谷が端末を操作しながら告げる。

「微弱……だが、刀の力の残滓か?それとも別の何かか」

欠番・春日は刀を握り直し、都市全域の重力・光・空間を再び巡らせる。


仲間たちも警戒を強化し、都市防衛の準備を整える。

「今回は北区戦の経験を活かす。分散と連携を最優先だ」

赤い光の余波は弱まったが、黒幕の新たな策動はまだ見えない。

都市全域の防衛網を張り巡らせ、未知の刀の波動を監視することが最優先となる。


その時、都市の遠隔地で微細な爆発が発生。

「……やはり、動き始めたか」

赤い光の残滓が再び揺れ、黒幕の影が都市の奥深くから蠢く。


欠番・春日と仲間たちは、北区戦の経験を武器に、再び都市全域を舞台にした戦いへの準備を進める。

刀の力、都市の制御、仲間たちとの連携――

すべてが次なる戦いの鍵となるのだ。


「次の戦い……絶対に勝つ」

握りしめた刀が微かに光を帯びる。

都市の夜明けを背に、欠番・春日と仲間たちは、再び黒幕の影に立ち向かう覚悟を固めた。


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