次なる刃
### 次なる刃
北区の街に、平穏が戻った。
倒壊したビルは修復され、道路も通行可能となり、人々は少しずつ日常を取り戻す。
だが、赤い光の余韻は都市の片隅に微かに残っていた。
「春日……今回も危なかったな」
仲間たちが笑顔を見せる。
「いや、俺だけじゃない。みんながいたから都市を守れたんだ」
欠番・春日として、都市全域を統率し、刀の暴走を抑えた成果がここにある。
北区決戦――未知の刀の覚醒、黒幕分身の襲撃、都市全域戦。
すべてを経て、仲間たちの絆は強まり、都市統率の技量も飛躍的に向上した。
しかし、その裏で、黒幕は新たな策を練っていた。
「……刀の力、まだ使い切っていない」
微かに残る刀の波動と、都市の重力・空間・光の歪みを観察する黒幕。
その視線は、北区の戦いの余波を利用し、新たな都市戦の計画を密かに進めている。
「次は……どこで戦うことになるのか」
春日は刀を握り直し、都市の夜明けを見つめる。
仲間たちと共に戦う覚悟、都市全域を統率する決意――
すべては次なる戦いへの布石だ。
静寂の街に、微かに刀の光が揺れる。
北区の戦いは終わったが、刀の物語はまだ続く――
次なる刃、新たな都市戦、そして黒幕の影。
第五巻は、戦いの総括と、次巻への序章として幕を閉じる。
仲間たちの絆、欠番・春日の覚悟、都市全域戦の経験――
すべてが、次なる戦いに繋がる力となるのだ。
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