第三話 人には裏があります。
これまだ過去編なんだよね。
いつ終わんだよ!
すみません、早く今を書きたい。
がんばります!
没落Aランクパーティー?
そういや俺がいたパーティーだったなー
そういえばあいつらどうしてるかな?
「二ヶ月まで、調子良かったあのパーティーだよな?」
俺が抜けたのも二ヶ月だったな…
偶然だよな?
確かに俺が抜けたあのパーティーに出来ることはほぼない。
自分の実力は、ほぼないくせに威張ってた元リーダー。
魔法使いとして入ったのに、魔法全然使えないやつ。
他は印象薄いからあんま覚えてない。
違うわ、二人が印象強すぎて他が目立ってなかっただけか。
まあ、まともっちゃまともだけど実力がダメなやつは多かった気がするな。
偶然だよな?(2回目)
「ジンのパーティーはこっからずるずる下がってくだけだな!」
あいつらのことかよ。
それにしても、俺がいなくなった瞬間これかよ。
「なににやけてんだ?お前」
ん?店長が話しかけて来た。
俺がにやけてる?
なんで?にやける理由なんてどこにも…
もしかして、没落してることににやけてる?
いやいや、そんな性格悪くないと思うんだけど。
確かめに行こう。追放されよう。
「お前が新しく入るやつか?」
いきなりお前呼びかいな。
まあ、確かめるんだったら嫌なやつの方がいいか。
何ヶ月かかるかな?
店長に超長期間休暇もらうって言ったけど遅くなったら殺される。
というか、一回やめればよかったか
とりあえずここで俺がすること、それはなめられることだ。
「よ、よろしくお願いします!」
「おー、とりあえずお前はサポートだけしてればいいから」
ダメだ、今すぐこいつぶん殴りたい。
我慢だ、追放された後まで。
「あ、よろしくー」
お、こっちはまともそうだな。
まともというか親しみやすい?
いいやついたらいたで後がかわいそうになってくるから殴りたいくらいがちょうどいいんだろうね。
こうして、我慢し続けること五ヶ月…
最悪だ、リーダー以外がいいやつで追放されたくない。
けど、リーダーの自室に呼ばれてる。
これは、追放パターンだね。
嫌だーまだあいつらと居たい。
けど、しょうがないか。
無視するなんて出来ない。
殴られる、蹴られる、あいつらに慰められる。
あ、最後のだけいいかも。
けど、ダサい姿を見せることになる。
覚悟を決めて、入るしかない。
ドアを開けるとみんないた。
なんだ、みんないるなら違う…
「カゲ、お前を追放する」
「へ?」
ちょ待って、素が出た。
え、あんなに優しくしてくれた人も俺の追放を望んでいると?
「なんで?俺はちゃんと役に立ってたはずだろ!」
俺はリーダーにいったつもりだったけど、予想外の人物から答えが返ってきた。
「役に立ってるっていった?冗談もほどほどにしてよ」
え、最初から最後まで親しみやすくて優しくしてくれたあの子からだった。
もう誰も信じたくない。
いや、これでいいんだよ。
「そうかよ、じゃあ出て行くよ」
「あーさっさと出てけよ!」
いいんだ、これでなにも残らないまま確かめられるんだ。
むしろ喜ぶべきなんだよ。
そうして、俺は2回目の追放を体験した。
「ごめんね、カゲくん、」
後ろで小さく謝る少女の言葉に気づかず。
あー、終わった。
明日からは酒場で働きながら、噂を待つだけだな。
そう、考えると酒場で働いたのはいい選択だったかもしれないな。
酒場なら情報の山と言っても過言ではない。
ふふ、とても楽しみだ…
家までが妙に遠い。
足取りが悪いのか?
自分で思ってる以上にショックだったんかな。
まあ、いっか。
速く我が天使のもとへ帰ろう。
自然に出てきた涙を拭き俺は走った。
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