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「初めまして、マイクス・ポートマンです。ご一緒させて頂き光栄です。よろしくお願い致します。」
リアリスはまだ自分も挨拶をしていないと気づき慌てて
立ち上がる。
「初めまして、リアリス・ハミルトンと申します。この度はわたくしにお店をご紹介していただきましてありがとうございます。」
「まぁ!可愛らしいお嬢さんだわ!」
下の姉・マリナが嬉しそうに言った。
「そんな、とんでもないのよ?だってダグラスが連れて来たお嬢さんだもの!私たちはとっても嬉しいのよ?今日から私たちの事を本当の姉だと思ってね?ね?ね?」
マリナは身を乗り出してリアリスに話している。
それを見たダグラスは、慌ててマリナを制した。
「少し落ち着いてください姉上。リアリス嬢が驚いているではないですか。」
「そうですよ、マリナ。少し深呼吸しなさい。」
上の姉・ソフィアが落ち着いた口調で話し出した。
「リアリスさん、昨日ダグラスから貴方のドレスを見立てたいと相談されましてね。それならば、私たちが昔から懇意にしているこちらにお連れしようとなったのだけど…ほら見立てると言ってもダグラスでは分からないでしょう?私たちが貴方のドレスを選んで差し上げたいの。よろしいかしら?」
「え?お2人が見立ててくださるのですか?」
2人はええと頷いている。
「リアリス嬢、私は女性のドレスなどは全く分からないので。もし嫌でなければ姉達と相談してくださいますか?」
ダグラスはリアリスに目線を合わせて話しかけた。
「それはとても嬉しいですが、お手を煩わせてしまうのでないでしょうか。」
すると、マリナがまた身を乗り出し気味で言った。
「そんな事はないのよ!だって、貴方はダグラスと今度の叙勲式でパートナーになってくださるのでしょ?私たちは嬉しいのよ!」
リアリスは周りを見回してから小さく答えた。
「では、お言葉に甘えて…お願い致します。」
その言葉を待っていたかのようにマリナは立ち上がった。
「そうと決まれば、早速始めましょう?では、男性の皆様は別室に行ってくださいな。決まったらお呼びするわ!」
そう言いながら、マリナはダグラスとウォルフ、そしてマイクスを部屋から追い出した。
そして、すぐに何人もの店員がドレスを持って現れた。
その数は物凄い量だった。
「それでは、始めましょうか!こっちから順番に着てみてね?」
「これを順番に全部ですか?」
驚いて聞いてみるとマリナは答えた。
「そうよ!全部!」
隣では、ソフィアが真顔で頷いていた。
「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき
ありがとうございます♪
作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و
目の方は良くなりました!
また更新をぼちぼちしてまいりますので
よろしくお願い致します♪




