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王都の街には沢山のお店があった。
リアリス達が向かっているのは、王都でも衣料品店それも高級衣料品店が建ち並ぶ区画だった。
これはマズイ事になりました。
ここは高級ブティックが並ぶ通りじゃない!
リアリスはダグラスにはお店の紹介だけしてもらうつもりだった。元々、王都の貴族向けのブティックでは紹介がないとなかなか売ってもらえないのだ。
紹介だけしてもらい支払いは自分でと思っていたリアリスだったが、まさかこんな高級店だとは思わなかった。
「さぁ、着きましたよ。」
ダグラスは店のドアを開けてくれた。
ダグラスにエスコートされ入った店は、この一画でも更に高級なお店だったのだ。
「いらっしゃいませ」
お店の店員と思われる女性が恭しく頭を下げる。
そして、チラッとリアリスを見た。
それはあくまでもさりげなくだったが、一瞬にしてリアリスの全身をチェックしたかのようだった。
「ダグラス・クォーツです。」
ダグラスがそれだけ言うと、待ってましたと言わんばかりに
店員はニッコリと微笑みを深くした。
「お待ちしておりました。お部屋にご案内させて頂きます。」
店員はお店の2階へリアリス達を案内する。
「すでにお待ちになっております。どうぞ。」
???
すでに?
リアリスは店員の言葉に疑問を抱いた。
すでに何が待っているというのか??
店員がノックをすると中から女性の声が聞こえた。
「失礼致します。ダグラス様がお見えになりました。」
リアリスは再びダグラスにエスコートされ部屋に入ると
こじんまりとしているが豪華な内装の部屋だった。
そして、真ん中にあるソファには上品そうな女性が2人。
「待っていたのよー!」
緊張する間もなく、その女性のうち1人がリアリスの手を取りソファに座らせる。
「あ、はい。ええと…」
リアリスが戸惑っていると、ダグラスが横から言った。
「リアリス嬢、こちらは私の姉です。こちらは上の姉のソフィア。そして、こちらは下の姉のマリナです。」
ダグラスに紹介されると2人はニッコリと微笑んでくれた。
「こちらはリアリス・ハミルトン男爵令嬢です。そして、こちらはリアリス嬢の兄上のウォルフ・ハミルトン殿、そのご友人のマイクス・ポートマン殿です。」
「初めまして、今日は妹の晴れの姿にお力を添えていただけるとお聞きしましてご一緒させていただきます。」
ウォルフは普段とは全く違う話し方で2人に挨拶をした。
その姿にリアリスは少し驚いた。
お兄様ってちゃんとお話できるのね…
意外だわ。
「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき
ありがとうございます♪
作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و
続いている目の不調が少し良くなりました。
原因は目の使いすぎ(笑)
普段から目を使う仕事が多いので
職業柄たまに不調が出ます。
お医者様には
目を使いすぎないように!と言われてますが
そう言われても…使うものー。
ずっと閉じてるわけに行かないですしね(笑)
もう少ししたら復活しますので
皆様よろしくお願い致します!




