↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
95/113

93

「おい、マイクス。お前さ、まだ諦めてないわけ?」


「当たり前だろう。俺の決心はそんな簡単なものではない。」


リアリスとダグラスのすぐ後ろを歩きながら、2人は小声で話し出す。


「あのな、お前が責任って言ってるとだな…逆効果だって何回も言ったろ?」


「責任だけではないよ。きちんとリアリス嬢の事も想っている。それにお前と決闘しなきゃならないんならするぞ。」


「それはリアがお前のプロポーズを受けたらな。」


するとマイクスは前を歩く2人をじっと見ていた。


「リアリス嬢と将軍の関係をお前は知ってるか?」


マイクスが2人を見ながらウォルフに聞く。


「俺もあんまり詳しくは知らないけど、リアの脚が治るまで手助けしてくださったらしいぞ?」


「ふーん」


マイクスは内心面白くなかった。

もし自分がメイド塔に自由に出入りできる立場なら、リアリスの手助けが出来たはずだからだ。


「それで、どうして将軍がリアリス嬢と街に行くんだ?」


「おお!それがさ、なんか今度の叙勲式のパートナーをしてくださるそうなんだ。」


「え?なんだって!」


思わず大きな声で叫んでしまったマイクス。

その声に前を歩く2人も振り返っていた。


ウォルフは何でもないとジェスチャーして

またみんな歩き出す。


マイクスは後ろからダグラスの背中を見ていた。


「パートナーって…いつそんな事になったんだよ…」


マイクスはダグラスに2歩も3歩も先に進まれている状況を知り、愕然とした。


この国では、何かのお祝いがある場合は

パートナーを連れて出席するのが慣わしだった。

既婚者であれば夫や妻を。

独身者であれば、家族などを連れて出席する場合が多い。


独身者が家族以外の異性をパートナーにした場合は

何らかの理由があるからだ。

例えば、恋人や婚約者などだった。

ダグラスは独身者なので、リアリスをパートナーに選んだ場合かなりの噂になるに違いない。


「なぁ、ウォルフ。将軍のパートナーって事は2人は恋人とかなのか?」


「はぁ?違うよ。」


ウォルフがマイクスの背中をポンと叩く。


「今回はリアも国王様からお祝いをいただくんだ。だから、将軍と出席しても問題ないんだよ。」


恋人や婚約者以外の独身者同士がパートナーになっても良いケースがある。

それはそれぞれがそのお祝いの主役である事。


今回は、ダグラスもリアリスもお祝いされる側という事なのでその稀なケースだとウォルフは言う。


「そうか…」


マイクスはウォルフの言葉に少し安心したが

ダグラスがリアリスを見る表情が心に引っかかっていたのだった。



「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき

ありがとうございます♪


作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و



ここ何日か、目の調子が悪く

執筆をお休みしております。

更新ができず申し訳ありません(涙)

目が回復しましたら、また執筆再開致しますので

しばらく更新が少なくなるかと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。