↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
86/113

85

恥ずかしさで顔を覆っているリアリスの姿を見た時は、胸が張り裂けそうだった。


「殿下?どうされました?」


母である王妃に挨拶を済ませ、急いでメイド塔に向かっていたデラルージュはその光景を見ながら固まっていた。


何故、クォーツ将軍がリアリスちゃんを…

しかもお姫様抱っこだと?!

どう言う事なんだ…あの2人、知り合いだったのか?


頭の中で様々な事がぐるぐると回り出す。

デラルージュは反対の廊下から2人の姿を見送るしか出来なかった。


しかし、次に気づいた時

デラルージュは無意識に2人を追っていた。

後ろから側近達から追いかけてくる。


「殿下!メイド塔に行かれるのではないのですか?」


「いや、今変わった。」


デラルージュは2人の姿を見据えたまま、隠密のように後を追って行く。

すると、到着したのは医務室だった。


「医務室?」


何故、医務室に?

医務室…お姫様抱っこ…クォーツ将軍…。


ブツブツと独り言を言うデラルージュ。

すると一つの結果が出た。


「そうか!リアリスちゃん体調が悪いのか!そうか!それでたまたま通りかかったクォーツ将軍が手を貸して…!そうか!そうだな!」


勘違いした結果を頭の中で生み出したデラルージュは

しばらく医務室の前でダグラスが出てくるのを待とうと思った。

しかし、一向に出て来ない。


「どうしたんだろう…まさか!何かあったのか?」


デラルージュはとっさに医務室のドアをノックして中に入って行った。


開けた時、姿を見せたのが王太子だった為

医務室の職員は全員固まっていた。


「あ、あの…殿下。どうなされましたか?」


1人の医者がデラルージュに話しかける。


「今ここに、クォーツ将軍が入って来たと思うのだが。」


「あ、はい!クォーツ将軍ですね!あちらの部屋におります。」


医者が指を指したのは処置室だった。

そこは怪我をしたり簡単な手術をしたりする部屋で

少し具合が悪いくらいでは使われない部屋だった。


デラルージュに嫌な緊張が走る。


まさか!怪我をしたのか?


デラルージュは無意識に処置室のドアを勢いよく開けた。


「リアリスちゃん!」


すると、そこにはクォーツ将軍が。

そして、椅子に座って処置を受けているリアリスがいた。


デラルージュは駆け寄りリアリスの前に行く。


「リアリスちゃん!怪我をしたのか!」


あまりの急な出来事にポカンとデラルージュを見ているリアリス。

そして、ダグラスや処置をしていた医者も同じ様子だった。


「どうしたんだ!はっ!腕に!腕に怪我をしているじゃないか!何で!どうして!」


デラルージュは目の前の光景がショックだったのか

周りのことなど目に入ってないないようだ。

この場面で自分が来てしまったら、この後どうなるかさえも分からないデラルージュであった。



「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき

ありがとうございます♪


作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و


今日の夜ごはんは

知人が送ってくれた「ほっけ」。

顔くらいの大きさですよ(笑)

びっくりだな!おい!


そして、おいしい!


美味しくて困る!!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。