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昨晩のメイド塔での事件は、あっという間に王宮に知れ渡った。
やはりスパイがいたという事実に王宮は震え上がる。
王宮内は引き続き厳戒態勢のままだった。
リアリスが医務室から自室に戻ったのは、その日の夕方。
医者から毎日通うことを条件に許可が降りた。
「リアリス、ゆっくり休んでね。絶対ウロウロしちゃダメよ?」
様子を見に来たディアが念を押して仕事に向かう。
部屋に残ったリアリスは窓の外を見た。
普段から気が強くしっかりしたリアリスだったが、昨日の事を思い出すと少し怖かった。
しかし、戦場に出ているダグラスやディの事を思うと
2人の事の方が心配になった。
「お2人は大丈夫かしら…どうか無事に帰って来てください。」
リアリスは、見る事のできない2人の姿を思い胸の前で手を組んで祈った。
ダグラスはデラルージュの部隊と無事に合流し、選抜隊だけを率いて密かに岩山の国境付近に向かっていた。
王宮を出る時にダグラスが率いた軍隊の数より大幅に少ない。
夜の間に岩山に到着する為に小回りのきく人数になっていた。
「将軍、そろそろ馬を休ませませんと。」
副将軍の声にダグラスは頷いた。
「では、今日はこの辺で休憩だ。明け方日が昇る前に出発するから今のうちに休んでおけ!」
ダグラスの命令で素早くテントを張る部下達。
ダグラスの精鋭部隊は日頃からこう言った訓練を受けている為、動きに無駄がない。
人目につきにくくする為、最小限のテントと焚き火をおこす。
火は遠くからも見える為、沢山の焚き火をおこすわけにはいかない。
一つの焚き火で隊員の食事を作るのも精鋭部隊の仕事だ。
ダグラスはデラルージュと合流した時、幹部数人だけを集めた会議でこれからの作戦を確認した。
「殿下、おそらく正面の敵は明後日グランパリエに侵略して来ると思われます。私はその前に岩山に辿り着き配置につきます。」
「ああ、こちらは真正面からぶつかるよ。おそらくこちら側の敵はさほど強くはないだろう…なんせ寄せ集めの兵だからな。問題は将軍の方か。」
ダグラスは頷いた。
「はい、こちらは先日見た所1000人ほどかと。おそらく鍛えた軍隊だと思われます。」
「半分の人数で大丈夫なのか?」
「そこはご心配なく。私にお任せを。」
ダグラスを見たデラルージュは不敵に微笑んだ。
「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき
ありがとうございます♪
作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و
皆さんは七草粥を食べた事がありますか?
そして、毎年食べますか?
私は食べません…一度食べた事があるのですが
スッゴイ不味かった想い出が(笑)
元々、実家では七草粥を食べる習慣がなかったので
慣れていないっていうのも理由だと思うんですがね。
これからも食べる事はない…かな。




