69
その頃、グランパリエとレイブローが通常行き来をする国境付近の見張り台では静かにそして慌ただしく動きがあった。
すぐ様、王宮のデラルージュの元へ伝言が走る。
デラルージュの手元に届けられた1つの書簡。
それを見たデラルージュは書簡を置き、集まった本隊の各部隊の隊長に言った。
「国境付近でレイブローの軍隊を発見した。ただちに本隊は出発する!!」
デラルージュは本隊の出発を国王に告げ、自らも出発の支度に急ぐ。
本隊の司令室に向かう途中、メイド達が目に入った。
「そう言えば、リアリスちゃんにずっと会えてないや。元気にしてるかな…。」
ちょっとでも顔を見ておこうとデラルージュは思ったが、今の自分にそんな時間はないと気づき司令室の机で素早く筆をとる。
そして、その手紙を丁寧に封筒にいれ蝋で封を閉じた。
「すまないが、これをメイド塔のメイド長の執務室に届けてくれ。宛名は書いてあるからメイド長なら分かる。」
受け取った側近の1人が手紙を受け取り、足早に部屋を出て行った。
「これでよし!さて、戦いに行くとするか。」
デラルージュは司令室を出て行った。
一方、ダグラスにも国境からの書簡が届いていた。
ダグラスは一通り読み終えると、書簡を副将軍に渡す。
副将軍も書簡を読み終え、ダグラスの隣に立った。
「いよいよですな。」
「ああ、抜かりなく最初の目的地まで行くぞ。」
「はっ!」
ダグラスが率いる軍隊は止まらずに最初の目的地と言われる場所を目指した。
そこでデラルージュ率いる本隊と合流する事になっているのだ。
「うまくかかってくれよ。」
ダグラスはぽつりと呟いた。
「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき
ありがとうございます♪
作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و
昨日の朝3時〜今日の朝3時まで
起きておりました(笑)
はい、24時間起きてました…仕事です(汗)
今年の年末はとても忙しいです。
この何年かとっても暇な年末だったので
いきなり忙しくなると体力がついて行かない…
ありがたい事なんですがねぇ。
さて、今年は大晦日までお仕事のわたくし。
体調崩さないように頑張ります!




