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「それで今日はどこに行くんだ?」


ウォルフが1番後ろから聞く。


「制服を新しくするから、その交渉に行くのよ。」


「そうか…じゃあ、終わったら昼飯食いに木馬亭行こうぜ!」


「ダメよ、終わったらすぐ帰らなきゃ。メイド長様に寄り道しないように言われているの。」


「えー、何だよ…。リアと一緒に行けばタダになるのに。」


「お兄様!今は慎重になる時でしょ?やめてください。」


「わかったよ…」


ウォルフは口を尖らせてながら渋々着いて来たのだった。



4人はその後洋品店を何軒も周り、新しい制服について説明して周った。

レイブローが攻めてくるかもしれないという話は、王宮の中でしか聞かされていないので街はいつもと変わらない様子だった。

今まで決まったお店しか王宮の仕事が出来なかったが、今回のコンペ方式は大好評だった。

今まで制服を収めていたお店以外は…。


夕方になり、やっと全ての洋品店を周り終えたリアリス達。

騎士が2人も護衛してくれたお陰で何事もなく王宮に帰ることが出来た。


「マイクス様、お兄様、ありがとうございました。」


「騎士のお2人に護衛していただいて助かりましたわ。」


ディアがにっこり笑うとウォルフが言った。


「団長の大事な婚約者様ですから!お安い御用です。」


その言葉でディアは少し赤くなる。


「ラッシュ団長の事、よろしくお願い致します。」


マイクスもニコニコしながら言った。

するとウォルフがリアリスに向かって口を開く。


「リアは何かないのか?」


「何かって?何がですか?」


「だから!浮いた話とかないのかよー。」


ウォルフが呆れ顔で言う。


「ありません!お兄様こそ!順番的にはお兄様からですからね。」


するとマイクスが2人の間に入る。


「おいおい、ウォルフ!リアリス嬢には僕がいるだろう。」


「え?」


その言葉にディアが目を開く。


「クローディア嬢。僕は前からリアリス嬢とのお付き合いを望んだいるんですけどね?このお兄様が許してくれないんですよ。どう思いますか?」


「ええ!マイクス様!何言っているんですか。」


「僕は結構本気なんですけどねぇ。」


「おい!」


ウォルフがマイクスに大きな声で言った。


「マイクス!お前、本当に本当か?」


マイクスに詰め寄るウォルフ。


「ああ、僕は本気だよ?」


「マイクス様!」


するとマイクスはリアリスに向かってニッコリ笑う。


「そのときが来たら、僕はこのお兄様と決闘して許しをもらいますから。」


マイクスの謎の微笑みに困惑するリアリス。


「じゃ!行こうウォルフ!ラッシュ団長が待ってる。」


マイクスはリアリスとディアに手を振り駆け足で去って行った。

それを見たウォルフも駆け足で後を追いながら2人に手を振った。


残されたリアリスとディア。

ディアがリアリスに言った。


「これは…三角関係になりそうって事?」


リアリスはディアから目を逸らし困り果てた。


「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき

ありがとうございます♪


作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و



ただ今、出張中。

今いる場所は東京より寒いです…

東京より西にあるのに東京より寒い。

何故!!


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