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メイド長は2人に隣国レイブローが攻め入って来るという話をした。
実は2人ともその事は既に知っていたが、口外してはいけないと言われている手前ただ黙って聞いていた。
「先程、各部署の長が集められて報告を受けました。王国軍の出陣は2日後。王宮内も慌ただしくなると思うので、お二人にも話しておいた方がいいとおもいましてね。こういう時は、王宮内も手薄になりますから、各部署でしっかりと自衛しなくてはなりませんから。」
「あの、自衛というのは特にどんな事をするのですか?」
「いい質問ですね、リアリスさん。まずは、明日から外出は基本的に禁止になります。どうしても外出しなくてはならない場合は、騎士団にお願いして護衛をしていただく事になります。」
リアリスとディアは頷いた。
「それから王宮に出入りしている商人の方々にも厳しいチェックをします。出入りは王宮の門までにして内部には入れないように。ですので、王宮で使うものなどはまとめて注文してしてください。」
「あの、私たち明日制服の事で街に出る予定だったのですが…延期した方がよいでしょうか?」
「うーん…そうでしたね…どうしようかしら。」
メイド長は目をつぶって考えている。
「では、私から騎士団の方に聞いてみますので護衛していただけるようなら行って来てください。今、騎士団も忙しいだろうから護衛に人をさけるか分からないわね。」
「分かりました。」
リアリスはダグラスに、ディアはラッシュにくれぐれも外出は気をつけてと言われていたので、公に護衛をお願い出来るのならありがたい。
「おそらく明日には王宮内でこの事は発表になると思います。もしかしたら多少混乱があるかもしれませんが、王都が危なくなる可能性は低いですからくれぐれも大騒ぎしないようにしてくださいね。」
「分かりました。」
メイド長が帰った後、リアリスとディアはベッドに腰掛け話し出した。
「実はね…」
先に切り出したのはリアリスだった。
「さっきのメイド長様のお話、私知っていたの。」
リアリスがそう言うと、ディアも言った。
「実は私も。」
「そうなの?団長様から?」
「ええ。」
ディアは頷いた。
「リアリスはダグラス様から?」
リアリスはディアに言われてドキッとした。
顔には出していないつもりだったが少し出てしまっていたらしい。
「そうなのね。ダグラス様がリアリスに…。でも、ダグラス様は戦場に行くのでしょう?心配だわね。」
「ええ…」
リアリスが小さく答えた後、部屋にはしばし沈黙が続いた。
「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき
ありがとうございます♪
作者のぎゆりですଘ(੭ˊ꒳ˋ)੭✧
いつもありがとうございます。
最近、風邪をひいてから
またちょっと体調を崩しておりまして
更新がバラバラになると思いますが
何卒よろしくお願い致します。




