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夕方、リアリスとディアは執務室でメイド達から聞いたリクエストをまとめていた。
「袖が捲りやすくて汚れが目立たなくて…」
「その上可愛いデザイン!」
明日、洋品店に持って行く書類をまとめ仕事を終えるリアリスとディア。
メイド長補佐になった2人は、普通のメイドのような交代制ではなく毎日朝から夕方までの勤務になった。
仕事を終えたディアは自室でメイドの制服からお出かけ着に着替えていた。
今日は、ラッシュ団長とデートらしい。
「リアリス、一人で大丈夫?」
「大丈夫よ。一人でゆっくりしてるから、ディアもゆっくり楽しんで来てね。」
リアリスを一人残して出かけるのが気になるようで
一緒に行こうと何度も言われたが
付き合い始めの恋人の間に入って平気でいる自信はない。
リアリスは食堂で軽めの物をテイクアウトして
部屋で食べようと思っていた。
部屋から食堂までの道のりをゆっくり歩く。
夕方の王宮は静かだ。
ふと、廊下から庭に目がいく。
そういえば、あれからディ様にもお会いしてないわね。
少し立ち止まり庭を眺める。
ダグラス様もしばらく王宮を離れるって言っていたし
きっとみんな忙しいのね。
最近、リアリスも忙しかった。
王宮に来てから、色々な部署に行き
食中毒騒ぎで騎士団の食堂の手伝いもした。
倉庫から怪しい手紙の箱を見つけ、王太后殿下にも会った。
そして何より、ディアとラッシュ団長の事。
「一時はどうなるかと思ったけど、よかったわ。」
まだ王宮に来て間もないが、思い返すと様々な事が起きた。
そして、領地ではなかった出会いも。
ディとダグラスだ。
恋愛感情ではないが、何だか気になる。
ダグラスは王都に帰ったら会いに来ると言っていた。
「ダグラス様はいつお帰りになるのかしら…」
ふと口から出た言葉。
それを待っていたかのように、リアリスに向かって走ってくる人の姿が見えた。
「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき
ありがとうございます♪
作者のぎゆりです✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。
さて、最近出張などの激務で
わたくし風邪をひいてしまいました。
なので、更新が少しバラつきます。
申し訳ありません。




