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リアリスは朝からメイド長の執務室で書類を確認していた。


メイド長補佐に配属が決まり

最初に与えられたのは王宮のメイドに支給される制服の見直しだった。


「メイド服の冬服を今年から新しくしたいの。今まで王宮でお付き合いのあった洋品店は高かったので、リアリスさんが新しい取引先を探してちょうだい。」


メイド長からの指示で、今までのメイド服の経費を確認するリアリス。


「これは高いわね…。」


リアリスが見ても分かるほどのぼったくり具合だった。


王宮には100人近いメイドがいる。

1人辺りの値段を抑えれば大きな経費削減になる。

今まで領地で質素倹約を重んじて来たリアリスには、こういう無駄遣いは許せなかった。


とりあえず、リアリスは明日から街の主な洋品店に出向き

メイド服の見積りを集める事にした。

それを一旦集めて、仕上がりとデザインと値段を考慮して決めるというやり方に決めた。


いわゆるコンペだ。


メイド長にこの事を報告した所、大変喜んでくれた。


「さすが、リアリスさんだわ!そのまま進めてちょうだい。それと、メイド達からデザインのリクエストも聞いて欲しいわ。機能的でないといけないですからね。」


リアリスは早速ディアと共に

食堂で休憩中のメイド達からリクエストを取る事にした。


「そうね…私は水を使う事が多いから袖が捲りやすい物がいいわ。」


「私は、汚れが目立たないのがいい!毎日お洗濯出来ないもの。」


ほとんどのメイド達は友好的にリアリス達にリクエストをしてくれた。

しかし中には、リアリス達がいきなりメイド長補佐に抜擢されたのをよく思わないメイドもいる。

リアリス達が行くと知らんぷりするメイドもいた。


リアリスは仕事だからと気にしていなかったが、ディアに嫌がらせを言うメイドには腹が立った。


「本当に騎士団の団長様と結婚出来ると思ったるのかしらね。」


「お付き合いしてるなんて、思い込みなんじゃないの?(笑)」


わざとディアに聞こえるように言うメイド達。

ごく一部のメイドはこうした陰口を立てていた。


リアリスが思わずそちらに行こうとすると、ディアがリアリスを止める。


「私は平気よ。だって、あんなのただの嫉妬でしょ?私は気にしないから。」


そうなのだ。

ただの嫉妬なのだ。

だからと言って聞こえるように陰口を言うのはどうなんだろう?

ディアも平気だとは言っているが、いい気はしないだろう。


リアリスは、これ以上何かあったら許さないと心の中で言った。



「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき

ありがとうございます♪



作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و



メイド服。

日本でもメイド喫茶が大流行したので

メイド服と言うものはよく知られていますよね。

ドンキとかに行くといっぱい売ってますし。

ハロウィンの時期とか凄いですよね(笑)


わたくしもコロナ前は

ハロウィンで仮装してパーティーに繰り出しておりました。

うちの夫婦、コスプレでパーティーするの

大好きなんですよ(笑)

ヘンテコ夫婦なんです。


昔、六本木にあったハンバーガーSHOPで

ハロウィンメイクを旦那さんに施しておりましたら

隣にいた若い女子達に声をかけられまして。


「お姉さん!すごいですね!かっこいい!」と。


女子達はナースだったので

わたくし思い切り血まみれにしてやりました(笑)

もちろんメイクでね。



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